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2018年10月1日月曜日

浄化槽の汲み取りに掛かる金額に驚きが隠せない

浄化槽の汲み取りに掛かる金額に驚きが隠せない


この田舎暮らしの山奥の別荘には当然下水道などなく浄化槽によって排水処理が行われているのですが、この浄化槽、今まで見て見ぬ振りをしてきました。だってお金が掛るのが分かってますから~。



汲み取りに掛かる金額って想像できますか?なんだか恐ろしい....。




しかし、そうとも言っていられないので市の認可業者に連絡をとりました。定期的な検査と清掃に関して。本日担当者が来てくれて浄化槽の場所へ案内したのですが、それがここ。家の倉庫の部分。







コンパネの板で隠されています。業者の人がコンパネをどかしてみると、鉄のフタが5箇所出てきました。そして良く見ると腐食して穴だらけ。ピェ~。しかもフタを支えている枠も腐食していて人が乗ると底が抜けそう....。







前のオーナーはコンパネを乗せて見えないようにしていたのですね。そして僕には何も言わないという。まあありがちだな。しょうがない。



鉄のフタの交換

鉄のフタを交換するにも受け側の枠も腐食しているので、作り直さないとダメそう。だいたいどれくらい掛るか聞いてみると4,5万円だそうです。う~ん、困った。


すると業者の人から提案が。



穴が開いている部分は鉄用のパテで埋めてしまって、コンパネの変わりに鉄板を載せておけばよいのではないか、という。つまり人が歩いて事故がおこるようなことがなければ良いと。



これだと数千円で済む。はい、そうさせて頂きます。


浄化槽の状態

水質の検査。壁には前回清掃をした日時が貼ってあります。2011年7月。7年も前


汚泥の状態などを10項目程検査してもらいましたが、特に問題はなさそう。バクテリアを投入し水道水をホースで引っ張ってきて一通り洗浄して完了。本日は沈殿物の汲み取り作業はやりません。また後日。




浄化槽に関わる費用

年4回の定期点検10,800円。さらに清掃が年1回32,000円かかるとのこと。う~ん、Bライファーとしてはとてもじゃないですが、こんな高額な料金は払えません。そして払うつもりもありません。



「市の条例で決まっている」というのが決まり文句でした。でもここを別荘として所有している人達はそんな頻繁に清掃しているわけないのです。別荘使用なら5~10年に一度清掃をすれば済む程度という認識が僕にはありました。



業者に以下を提案

点検は市の条例で決まっている最低回数の3回(8,100円/年)にして下さい。4回の理由がわからないので。



清掃は前回が7年前で、それでも現在問題ないレベルということなので、5年に1回でお願いします。また5人用の浄化槽で1年に1回の清掃が必要なら僕は一人暮らしなので、その1/5、やはり5年に1度。これでお願いします。



ここでまた市の条例を持ち出してきましたが、僕は僕が生活する上で困らない状態を維持できればよいのですということを再度一度説明し、結果として了承



支払う料金をまとめると

毎年:8,100円
5年毎:32,000円


ということで1年間の費用に換算すると、14,500円。月額にすると1,200円 まあ良しといえる金額かと思います。



ちなみに比較の意味で元もと業者が提示していた金額年額で42,800円。これが14,500円になりました。



もちろん定期的な検査で清掃の必要があるほど汚れているという結果が出ればもう少し短いスパンで清掃してみてもよいと思いますが、なにしろ1年に1回というのはムダ、暴利です。必要な清掃はしますが無駄な清掃はやはりムダだと思うのです。



浄化槽の仕組み

ちなみに浄化槽とはこんな構造になっています。




一番右側の沈殿槽という箇所をくみ上げるのが清掃になります。



5人家族とと1人暮らしは同じではないのです。
自分の意思を明確にすることも時に大切。


ということでお金は大切に。
しっかし、毎年42,800円も浄化槽に払っている人っているんかいな?



さて、鉄のフタを直すパテ鉄板
これから買いに行くことにします。

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