うつ病休職からの脱サラだったらよかったけどね
うつ病休職中ですが退職に関する書類が会社から届きました。そして今日ついに退職届けに捺印をしてきました。いよいよ脱サラです。と言っても何の計画もないですが。
27年間働いてきた会社とのお別れとなる退職の契約書。こんな時、いろいろと思い出して感慨無量になったりするんでしょうが、何故か全くそんな気が起こりません。
むしろ、やっと休職から解放されるという安堵感の方が大きい。
休職中の思い
最後のうつ病休職は約2年間におよびました。この間ダラダラと休んではいましたが、本当に辛かったぁ。頭の中では早く復職したいという気持ちで一杯でした。
しかし一方で身体の方も心の方も、もうメチャクチャ。どうあがいても働けないという状態。なんだかとても情けなさ過ぎて、毎日、このまま今すぐ辞めちゃおうかという葛藤とずっと戦っていました。本当に悩み続けていた毎日だったように思います。
退職のパターン
会社に27年もいると既に多くの同僚が辞めていくのを見てきています。退職には3つのパターンあるのですが、この辞めかたによって保証内容がかなり違ってきます。
①どうしても嫌になり突発的に辞職する。
②年に2回の早期退職のタイミングで辞職する。
③会社が数年に一度実施する特別優遇制度に乗って辞職する。
この3つのパターンです。③は不定期なので脱サラを薄っすらと考えている人の多くが乗っかるパターンです。会社側にとってもそういう人を切ろうという施策です。
退職への後押し
6月になって③のパターン「特別退職」の募集がありそうだという情報を入手しました。退職する社員にとっては最も金銭的に優遇されるパターンです。
2年弱の間悩んでいた僕には非常に悩ましい情報でした。このまま休職を続けて復職できる見込みはあるのか。ないのならこのタイミングを逃してはいけないのではないか....。
そうこう悩んでいる内に、正式に募集が発表されたのでした。
特別退職の優遇措置
正式に発表された優遇措置は予想していた以上の内容でした。詳しくは書けませんが、僕が考えているこれからの隠居生活を具現化できそうな内容です。
退職理由も会社都合の扱い。失業保険は最大の330日間受け取ることができます。この優遇制度の内容を把握した時点でも随分と悩みましたが、悩みに悩んだあげく、今しかないと判断しました。
今、辞めます!
27年間の会社員生活
この27年間で、生産部門、海外部門、開発部門と3つの部門での業務に携わってきました。開発部門での業務は最も長く15年になります。
結構、楽しい会社員生活だったと思っています。最終的に病気にはなりましたが、会社のせいだとは全く思っていません。業務量やストレスを上手くコントロールできなかった自分のせいだと思ってます。
ですので、仕事で関わって頂いた多くのみなさんに、本当に心から感謝しています。今回、休職中の退職ということもあり職場での挨拶は出来ません。
このメッセージも届かないと分かりつつも、この場で深く御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
みなさんは自己実現に向けてこれからも頑張って下さい。
僕はお先に隠居させて頂きます。
以上です。
次の記事→ 一ヶ月6万円の隠居生活
関連記事
50代でセミリタイアしてしまった話
0 件のコメント:
コメントを投稿
*コメント欄は現在閉じさせて頂いております。申し訳ありません。
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。