田舎暮らしの夜の過ごし方
ここで暮らすようになってからシンプルな夜が好きになりました。田舎暮らしのこの山奥は昼間でもとても静かですが、夜になると完全な無音の世界になります。そして外は街頭の下以外は完全な暗闇の世界。
寒い夜もバルコニーに出てコーヒーを飲みます。誰もいない世界でただ一人。星空だけが広がるこの山奥で。働かない生き方を実践している割には少しだけ優雅。
田舎暮らしの夜
昨年の冬に泊まった時は、なんて寂しい田舎暮らしなのだろうかと、不安な気持ちになったのを覚えています。でも今は、そんな寂しい夜がとても心地良い。
身体が冷えてきたら、暖かくしている部屋の中へ戻ってソファに奥深く腰掛けて、そして静かにピアノの曲を聴いたりして。
曲名はわからなくても、聴く曲聴く曲がとても心地が良い。心の奥底まで入り込んでくる気がします。そんないつもの静かな夜。
ゆったりと流れる時間に本当に身を任せられるようになった今、この感覚を静かに味わっていたい。ずっと。
夜はただ睡眠剤を飲んで眠るためだけのもの。東京のアパートに住んでいたころは、そんな風に感じていたような気がします。今、ここでは夜の深さを味わえるようになりました。
寂しさという感覚。それは一体どういう感覚だったのだろうか。そんな感覚すら忘れてしまったような気がします。
自分で弾く下手くそなピアノ(シンセ)の音もとても心地良い。
読みかけの本をまた開いて。
眠くなったらベッドに入って。こんなシンプルないつもの夜。
そしてまた野鳥達に起される朝を向かえます。
今日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。
いやされました~
返信削除ただ、静けさの中で
自分自身であること
こんな良い心境になることがあります。そんな時間を大切にしていきたいと思っています。
削除コメントありがとうございます。