うつはまだ完治していないのかもしれない
冬の寒い時期にも冬季うつが顔を出さなかったっことで、もう、うつ病は過去のものになったかのような感覚になっていました。
そんな感覚が強くなってきたこともあって、このブログでもツイッターでも努めて元気な自分を見せたいたような気がします。
しかし、やはりまだ完治(寛解)はしていないのですね。
なんとも言えない重たい気分。どんよりとした気分に襲われることがあります。昨日は特にその感覚が強くて一日中横になっていました。
身体が重たくて何も出来ない感覚は、うつ病で休職を繰り返していた頃と同じ。誰かに何かを言われたとか、何か聞きたくないことを聞いてしまったとか、何か特別なことがあったわけでもなく、ただ全てが重たい。
友達が少しずつ増えてきて、ちょこちょこ出かけたりもして、わりと楽しく生きています。この地に来て、一番目指していた心静かな生活というのも味わえています。
それなのに気分が落ち込むこともあったりして、心の様子というのはわからないものだなぁとつくづく思います。
のんびり暮らしていれば常に心ものんびり出来るかと言うとそうでもなく、数年前がマイナス100だとすれば、今はマイナス20くらいという感覚です。
時々プラス50くらいに浮上しながら、そんな波の中を生きているような気がします。
ただこれは特別なことではなくて誰でもそうなのではないかとも思います。うつ病という病名が付いているために意識してしまっていることなのかもしれません。
「働く」という言葉に少し敏感なのも、うつの症状のひとつのような気もしてきました。働こうという人の意思を否定する必要など全く無いにも関わらず、そこに何か抵抗があって、まだ本当に自由になれていない自分がいるような気がします。
自由になる時間。その自由を満喫すれば良いだけなのに、変な理屈を捏ね回したりしてしまいます。こういう思考や態度は非常に不自由なのかもしれません。
考えてみれば、あれだけ酷かったうつの状態がキレイさっぱり消えてしまうなど幻想なのかもしれません。良い悪いを繰り返しながら良い方向へ進んでいく。これで良いのでしょうね。
ずっと元気だっただけに大きな落ち込みを体感して少し戸惑ってしまいました。しかし、こんな感覚でこれからも生きていこうと思います。
外は良い天気です。
まだ気分はイマイチですがワラビでも見つけながら、日の光を浴びて今日もゆっくり過ごそうと思います。
相変わらず、にんにく卵黄は毎日飲んでます。うつだけでなく自律神経への効果も実感できているので。でもまだうつの波はある。それは仕方がないこと。そういう意識でこれからも、少しずつ。
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