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2020年8月31日月曜日

コンクリを練るか海に行くかの毎日

またブログの更新が滞ってしまいました。前回の更新が6月10日。そして今日はなんと8月31日。読んで頂いている方には、本当に申し訳ないかぎりです。なにとぞ、お許しを。



コンクリ作業


さてさて、この2ヶ月半なのですが、どんな風に生きていたかというと、実のところいたってシンプル。①コンクリを練り練りしているか、②海に行って泳いでいるか、この2択だけ(笑)。


階段は5月くらいから制作に入っていたのですが、枠まで作り上げた時点で、他のところに目移りしてしまって、コンクリを練っては倉庫や床、花壇、庭などをセッセと作っておりました。


階段制作の途中の記事はこちら→ ブロック、コンクリート、鉄芯で階段を自作DIY


ちなみに現在の階段はこんな感じ。


参考に丸太だったころはこんな感じでした。



非常に頑強に出来たので、家そのものよりも存在感があります(笑)。家の前を散歩で通る人には、「階段の家」などと呼ばれているかもしれませんぬ。あはははっ。



ちなみに、この家は土地が160平米もあるのですが、地面のほとんどが土です。だから雨が降れば靴底は常に泥だらけ


しかし階段をコンクリ化したことで、駐車場から玄関までは、靴底に土を付けずに行き来できるようになりました。なので、玄関の中も今は常に綺麗です。


階段ってとても重要。そしてとても気持ちがいい。


他にもコンクリ化した場所は沢山あるですが、また今度紹介します。階段から倉庫へのアプローチとか、倉庫内とか。






夏の海


さて、コンクリを練り練りしていなかった時についてなのですが、伊豆半島の方々で泳ぎまくっておりました。


昨年までは自宅から40分程度の場所のビーチに通っていたのですが、今年はコロナで閉鎖でした。ちなみに昨年の駐車券がこちら。8回も行ってました。




ここへは行けませんでしたが、別なビーチに行ってみる切っ掛けになったこともあって、結果、良かったのかも知れません。


ちなみに伊豆半島には40ヶ所以上の海水浴場があるらしいですが、今年は5ヶ所を制覇しています。どこも綺麗で素敵なビーチでした。写真を載せておきます。自分は写っていませんが。


①大瀬崎海水浴場



②御浜海水浴場



③弓ヶ浜



④妻良水上公園



⑤乗浜海水浴場




伊豆の海はどこも、とても綺麗です。こんな綺麗な海に1時間ちょっとで行けてしまうのは伊豆の山奥住みの特権かもしれません。そして空いている平日にお金をかけずに遊べてしまうのは無職の特権だなぁと感じます。


乗浜海水浴場の透明度は抜群ですよ。コロナが収束したら、可能なら是非、来年の夏にでも足を運んでみてください。おススメです。



このブログはまた再開しようと思います。ダラダラになってしまいますが、今後もお付き合い願えれば幸いです。



2019年2月28日木曜日

別荘での二拠点生活にはお金が掛る

別荘での二拠点生活にはお金が掛る



二拠点生活に憧れる方も多いかと思いますが、山奥の格安別荘をサブ的な生活の場にしてみた場合、それは成立するのかという点について自分なりの考えを紹介したいと思います。




中古の別荘は100万円を切る値段で売りにだされていることもあって、中には80万円で購入したというような記事を見かけることもあります。実際に不動産屋のホームページを覗いて見るとそんな値段で売りに出されているのでこれ自体はウソではないと思います。




ただ、安いからといって住むつもりもないのに購入するは、ちょっと待った!とも言っておきたいのです。つまり二拠点生活のようなイメージで手を出すのは要検討ということです。



まずお金の話なのですが、表示価格が80万円だとすれば、不動産屋の手数料に25万円ほど。実際には100万円は超えてしまいます。そしてガス、水道、電気、これらの基本料金で月額1万円弱、管理費で4,000円(合計で年間17万円)。



イメージとしては100万円で購入して年間の維持費17万円程度で別荘を持つような形かと思います。お金を使わない生き方とは真逆にも感じられますね。



年間17万円の維持費は住むとすればBライフとしても成り立つ格安な住居なのですが、別荘として考えてみると決して安くはないと思うのです。



二拠点をもつことへの憧れはあると思いますが、使用頻度を考えてみれば、その所有が自分にあっているかどうかは明確にもなってきます。



例えば10年間使うとして年に5回ほど各2泊3日滞在するケースで考えてみると、



毎年10泊程使用することになると思うのですが、この場合、一泊あたりに換算してみた金額は、(100万円/10年間+17万円)/ 10泊 = 2万7千円




一泊が2万7千円にもなってしまいます。使用頻度をもっと上げて年10回(ほとんど毎月一度は使う)としてみても、1万3千円



年に10回別荘に来て20泊する。これだけ泊まってもまだ旅館に泊まる方が安いのです。旅館なら美味しい料理も沢山食べられますし。



もちろん週末に使うような頻度の高い用途であれば問題はないと思います。




複数人で所有したらどうか

では複数人、例えば3人ほどで別荘を所有したらどうでしょうか。1万3千円/3人 = 4千300円(一泊)。これで何とかペイしそうなギリギリのラインような感じかもしれません。ただ毎年20泊もするかどうかは少々疑問ではありますが。



実は僕がまだかなり元気だったころ、頻繁に伊豆へ釣りに来ていたのですが、その時、数人の仲間でこんなことを真剣に考えていた時期がありました。




しかしそのころでも年に5泊もすれば多い方で、金銭的にはまったくペイしないという結論になったことをよく覚えています。



複数での所有は自由度が下がる

それと、この山奥の別荘に暮らしてみて明確に分かったことなのですが、家を所有する目的ってただ寝泊りができるということではないと思うのです。



東京のアパートを窮屈に感じていた理由のひとつに、何一つ改造、改装してはいけないということがありました。



何ひとつやりたいように出来ない。それはアパートを退去するときは元の状態にもどさなければならないから。だから棚を一つ作る程度でも躊躇してしまいます。



ここはそれが完全に自由です。自分の好きなように改造して構いません。大きな穴を開けても良いし、ドアをぶち壊してもいい。場合によっては部屋を増設しちゃっても誰からも文句を言われることはありません。




こんな改造欲をかき立ててくれるのも格安中古別荘かと思います。そして実際、それはとても楽しい工程でもあるのです。


だからもし複数人で所有してしまうと、自分の好きなように、好き勝手に改造するなんてことも難しくなってしまうかもしれないのです。割と、いや、かなり窮屈な選択のように思えます。



長期不在にする問題点

山奥の別荘を本当に別荘として使用する場合、一番問題になると思われるのが湿度です。この湿度によってカビが発生します。僕が今住んでいるこの家は3年間ほど人が住んでいなかったと聞いています。



前のオーナーは近くのマンションに住んでいるので頻繁に来ていたようなのですが、とにかくカビ臭くてしかたがありませんでした。カビ臭さというのは1,2時間くらいの滞在ではなんとかなるものなのですが、一日中いると本当に気持ちが悪くなってしまうものです。




人はたいていの臭いには慣れてしまうものですが、カビ臭さには慣れることが出来ません。ですので始めの3ヶ月間くらいはこのカビ臭を取り除くための戦いとなりました。カビ臭さはカビそのものを取り除かない限り消えないのです。



ですので、数ヶ月に一度しか滞在しない場合、まず、必ずカビが発生します。そしてその臭いは数日滞在して掃除をしたくらいでは取れません。ですので自然と足も遠のいていってしまうのではないかとも思います。


カビ臭さを撃退した話はこちら→ 中古物件、古い別荘特有のカビ臭さの撃退方法


結論

そこで結論なのですが山奥の格安別荘を年数泊の使用頻度二拠点用手に入れることは辞めておいた方が良い、ということになります。



格安別荘は住んでこそだと思います。もしくは将来的に住む。住む予定がないのであれば、安いからといってうかつに手を出さないことをおススメします。



最適な二拠点の形

別荘を二拠点生活の対象にすることに関してはいささか否定的な内容になってしまいましたが、二拠点自体には僕も今だ憧れを持っています。



そこで一番良いと感じているのが1ヶ月単位で滞在できる簡易的な滞在スペースを確保すること。



ツィツターのフォロワーさんに、ぐっさんという方がいるのですが、この方が沖縄の那覇で開いている下宿屋は個室30,000円/月です。保証金、清掃代、光熱費等のよけいな費用は一切かからないとう優れモノ。一日換算では驚きの千円です!




僕自身はまだ行く機会がないのですが、いつか滞在させてもらいたいと思っています。



ホームページはこちら→沖縄下宿屋 うちげ 那覇店  (残念ながら現在は満室のようです = 人気があるということ)。



年に1~2ヶ月。こういう形での二拠点生活であればお金も掛らないし理想的だと思います。二拠点を考えている方は是非こんな形も一考を。



関連記事
別荘地の廃屋事情について考えてみた
働かないで生きる、お金を使わない生き方



次の記事→
急な傾斜地でも段々畑なら野菜を育てられる



2019年1月13日日曜日

いつもの山奥に帰ってきた

いつもの山奥に帰ってきた


朝、風呂に入ってなんだか気分が盛り上がってしまい、急遽東京の実家に顔を出しに行きました。江東区の実家で一泊。以前住んでいた八王子で一泊。八王子では昼間から友人と居酒屋で談笑。Bライファーにあるまじき散財。




しかし、なかなか楽しい時間でした。それでも時折襲ってくるナンとも言えない辛さ。東京へもどるのは今回で3回目なのにまだこんな症状が出てきます。潜在意識なのか、トラウマなのか、どよ~んとした気分になってしまうのは、もう治らないのかもしれません。



今回はデパスも睡眠剤も大量に服用しました。意識をうつろな状態にしてなんとか自分をごまかすという、イマイチな方法。東京へ行ってこんなことをしていて何か意味があるのだろうかという自問自答も.....。



今日、この山奥へもどってきたのですが、電車の窓から海が見え始めて、そして閑散とした函南駅に到着して自分のクルマに乗った瞬間、涙が。




なんなんだ~?僕は子供か!



田舎暮らしでの見慣れた道を走っている自分が嬉しくて涙がまたポトポトと。これは医者に行った方が良いかもしれませんね。三日程度でこんな感じになってしまうのは、やっぱりおかしいかもです。




理由はよくわからないのですが、この田舎が、この山奥が、好きなのだということでしょう。そう片付けてしまうのが一番簡単だし、あまり自分の心の底を詮索してもしょうがないのでね。多分闇は深いと思われますが。



折角出かけたのだから、旅行記的な視点でいろいろと書いてみたいとも思っていたのだけど、そういうのって何にも浮かばないのです。美味いもの食べましたぁ~!みたいなのが書けません...。ちゃんと食べてきましたが(笑)。



ということで、これからもこのブログは、この閉鎖された山奥の空間での生活がメインになります。それも貧乏なBライフを中心とした内容です。多分。



自由に生きる、と言い切ってはいますが、僕の場合、あちらこちらへ飛び回るのとはちょっと違うようです。そういうのをかえって不自由に感じてしまう人間のようなので。自由にゴロゴロします(笑)。



そうそう、電車の中の広告にFODというフジテレビ系のドラマの配信サービスを見つけました。先週Netflexの無料視聴期間の一ヶ月が来てしまったところなので、これには自分のアンテナがピピピっと反応。



先ほど早速、登録してみました。1ヶ月以内に解約すれば無料。ただし解約した日から観れなくなるとのことなのでギリギリ(2月12日)まで粘るつもりです。






ちなみにNetflexは登録後に即解約しても期日の1ヶ月までは無料で観続けることができます。何度かこのブログに書いてますがNetflexはおススメですよ。映画もドラマ(海外がメイン)も質と在庫量が違います。



さてさて、FODですが、こちらも超便利なのですが、というのも現在日本のテレビドラマってAmazonやNetflexではしょぼいものしか配信されていないからなのです。



テレビ局も自前のドラマは自分のところの収益につなげたいわけで、良いものは他では配信しないのですね。



僕自身は、うつ病と命名される数年前からテレビは観られなくなっていたので、観ていないドラマは山のようにあります。今は楽しめますので、思う存分楽しみます。



部屋に構築したミニシアターも300%くらい活躍してくれています。



働かない生き方を選択してしまった自分にとって、外で活動できない冬は特に、このシアター生活が最高のお気に入り。外から見れば完璧なグウタラ生活ですが、中から見ても完璧なグウタラ生活です(笑)。



いいのです。
これが幸せなのですから。


こんなことをしながら日常を取り戻しにかかりましたが、見事に取り戻せたようです。今とても落ち着いていて良い気分です。


またいつものようにゆっくり過ごす生活にもどります。



次の記事
もう嫌だ。人生に疲れた。ずっとこう感じているなら


関連記事
働かないで生きる、お金を使わない生き方
にんにく卵黄がうつ病と自律神経に効果あり



2018年11月5日月曜日

山奥に住むと都会のに行くのが怖いし人込みが怖くなる

山奥に住むと都会のに行くのが怖いし人込みが怖くなる


うつ病の症状や焦燥感もほとんどなくなってきたため、実家に顔を出す目的で半年ぶりに東京へ行ってみることにしました。



この山奥の田舎へ移住してから初めての都会。でも本当に大丈夫だろうか。でも本当は都会に行くのが怖いし人込みが怖いと思っています。



普段はクルマで動き回っていますが、この地から電車で出かけるのも初めてのことです。かなりドキドキ。



とは言いながら東京の実家までは東海道線経由で3時間程。実のところたいした旅でもないのです。出不精になっていただけのことかもしれません。



実家に一泊だけして、後の数日、池袋や新宿あたりの安いホテルを転々としながら滞在してみようと思っていました。しかしたった一日で体調がとても悪くなってしまった....のです。




東京に滞在したのは30時間ほど。
夜になり新宿から高速バスで急遽、山奥へ帰宅しました。



特に行きたいところも行くべきところがあったわけなのですが、美味しいものでも食べたいと思っていました。



しかし何を食べても美味しく感じないのです。実際には多分美味しいはずだとは思いますが、味がよくわからなくなってしまいました。



人の多さと圧迫感のようなもので体調がおかしくなってしまったのかもしれません。



ホテルに泊まってゆっくりすれば良いのではとも思ったのですが、また翌朝に同じような感覚になるのでは、という不安感から滞在を取りやめました。



予想外のことでした。



東京に住んでいた時はこんなに息苦しく感じたことはなかったように思います。しかしとても辛い場所。今の自分には留まることが出来ませんでした。




この半年間は体調がとても良く、うつ病も、もしかしたらもう過去のものかもしれないと感じ始めていた矢先のことです。



頭が重くなり、肩も重くなり、身体全体から冷たい汗が吹き出てきました。以前頻繁に出ていた症状のひとつと同じ。



この後、気分がどんと落ちて動けなくなるのです。とても危険な前兆のようなものを感じたのでした。



まだ治ったわけではないのかもしれません。この山奥の環境の中にいて、毎日DIYやら何やら好きなことをやって過ごしているうちに調子が上向いていたということなのでしょう。



今朝、自分のほんわかとしたベットで目が覚め、ルーフバルコニーでコーヒーを飲みました。すると、おかしく感じていた体調が元に戻っていることにも気が付きました。




働かない生き方とかBライフとか言う以前に、純粋にここが好きなようなのです。気持ちが開放されるというのでしょうか。実にラク、快適そのものなのです。



東京に滞在した30時間。抗うつ剤も久しぶりに飲んでしまいました。直ぐには効かないとわかりつつも、以前の恐ろしい状態を思い出してしまったのです。にんにく卵黄もいつもの3倍の量を飲んでみました。



抗うつ剤を飲み続けながら都会に滞在するというのも実におかしなことですね



これでまた、しばらく都会に行くのが怖いと思い続けてしまうだろうし、人込みも怖いと思い続けてしまうと思います。





次回どこかへ行くとしたら、やはり自然の多い場所がいい。



もう52歳。でも、こうして自分自身のことが少しずつ分かっていくかもしれません。


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心地良く生きるために自分の感覚には素直でありたい



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