2017年11月28日火曜日

別荘地の土地の値段

別荘地の土地の値段


Bライフを始めるには安い土地か安い住居を手に入れる必要がありますが、いくらぐらいだったら買う気になりますか?このページでは別荘地の土地の値段について紹介したいと思います。


全て誰かの土地

前のページでも書きましたが、枯葉とか木材だとか、腐食して自然に帰ってくれる物は山の中に捨てていいとのことです。ただし別荘地はどの土地でも必ず誰かの所有地です。そう、ゴミを捨てちゃいましたが、そこも必ず誰かの所有地なのです。




土地の一区画(一筆というらしいです)はだいたい、80平米くらいのようですが、この間隔毎に誰かの名前で立て札が立っています。これは管理費を払ってますという証拠でもあり、その管理費はというと土地だけだと毎月1,000円くらい。



高くはないですが使わないのに、何十年も毎月1,000円を払い続けているってちょっともったいないですね。ですので使わないのならば売ってしまえば良いと思うのですが、その土地を売ったらいくらぐらいになると思いますか?これは場所によってかなり差があるようなのです。


土地の値段


急斜面、平地、北向き、南向き、等の条件でピンきりです。安いところは80平米で30万円くらいで手に入るんじゃないかと思います。たまに10万円なんて立て札が建っているところもあります。でも不動産屋のホームページを見てみると、だいたい60万円くらいしてます。


この10万円~60万円の開きのある土地の値段ですが、10万円の土地というのは前述した条件以外に、ものすごい条件が付いています。


それはモロに山林ということ。



土地の科目はもちろん山林ですが、不動産屋が手がけている土地は一応、木が切られていて家を建てようと思えば立てられそうな土地です。


しかし、10万円なんんていう立て札が立っている土地は自分で木を伐採することが前提になっています。


自分で倒木できれば良いですが、業者に頼めば、50万円くらいは掛ってしまいます。


と、いうことで結局60万円っくらいになってしまうのではないかと思います。


注意すべきこと

10万円の土地。確かに安いです。木々の伐採にお金が掛ったとしても安い。しかし、ここで注意しなくてはならないことがひとつあります。


接道義務というものがあります。


都市計画区域内では認定された道路に2m以上接していないと家が建てられません。 土地を視察しに行った時に、一見道路に見える道があった場合でも、この「認定」がされていない道路が時々あるため注意が必要です。


要は土地を手にいれても家が建てられないということ。それは小屋でも同じです。小屋を自力で建てる場合でも、許可が下りないところには建てられません。


この認定ですが、調べるには役場に行くことが必要です。
見掛けは立派な道路でも認定外ということもありますし、 ある地点から先は認定されてないというようなこともあります。


個人売買で10万円の土地を買った場合に起こりうる問題です。


ですので、土地を買う場合にはきちんと調査をしている地元の業者を利用した方がよいかもしれません。

初期のころの土地の値段

どこの別荘地でもそうだと思いますが、山が開拓されて道路、水道が整備され始めたころは、今では考えられないような値段だったそうです。


別荘地ブームとなった昭和の時代には一区画200万円、300万円がザラだったらしい。それらの土地が所有者が亡くなり遺産として相続され、使われずに放置されている状態が今です。実にもったいないです。



あと、別荘そのものが放置されているものもかなりあります。ボロ屋敷化していて人が住めないであろう廃墟がところどころに。DIYが好きな人であれば、そんな廃墟をタダ同然で手に入れて自分で修復していくというのもBライファーには良い方法かと思います。




僕も3、4回の別荘視察の中で多くのボロ屋敷を見てきましたが、土地、建物含めて、だいたい30~50万円です。あとは本人のやる気次第。自分でどこまでやれそうか、という点です。平地にゼロから自力で小屋を立てるよりは、はるかに労力は少ないと思います。



僕も非力ではありますが、自分の家の修復は自分でやっていくつもりです。掃除だけで体力の無さに驚いてしまったところではありますが.....。



格安別荘を求めてその内にBライフ仲間が増えてくることを密かに期待しています。



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