山奥一軒屋、別荘地生活のすすめ
今から約2年前、この山奥一軒屋の中古別荘を手に入れ貧乏一人くらしを始めてしまったわけなのですが、そこに至った背景には大きく
3つ理由がありました。
①うつ病を数年間患っていて都会からはもう離れたかったこと。
②どうせなら、できることなら、仕事もせずにのんびり暮らしたかったこと。
③別荘の視察の途中、偶然、心惹かれる物件に出会ってしまったこと。
元々は逃げ出したかったということなのですが、そんな心的状態の自分の背中を思いっきり押してくれる物件に出会ったということが最大の要因だったと今になってそう感じています。
この住処に出会うまでに5件ほど中古別荘を見てはいるのですが、実のところ
どこもピンとはこなかったのでした。
「こうでなければだめだ」なんていうよう強い要望はなかったのですが、
潜在意識的には
何か違うなぁという感覚はあったのかもしれません。
そのことを後から考えてみると、無意識には
いろいろな観点で山奥一軒屋の物件を見ていたのだと感じます。2年前の自分にとっても、現在の自分にとっても、ここは今、パーフェクトです。
もちろん欲を言えばきりがないのですが、そういう欲にも
解決手段は必ずあるもので、クリアしていくことの方がむしろ味わいがあったりするのかもしれません。
この周辺の別荘地には
何百件という空き物件があります。ですのでどんな要件でも満たしてくれる物件は必ずあると思います。
でも、もし伊豆周辺の山奥別荘で暮らしてみたいと考えている方がいたらキレイとか立派というような観点よりも「ピンとくる」という感覚の方が大事かなぁと思いますので、この点は是非少しだけ参考に。
まぁ住めば都だとは思うので、どうにでもなるかとは思いますが(笑)。
山奥一軒屋、別荘地生活のすすめ
タイトルの話をしたいと思います。僕のここでのダラダラ生活は不定期のこのブログに何度も書いております。
ですので今更でもあるし、
魅力的でもなんでもないと思う方の方が多いのではないかとも思ったりしますが、実際ここで生活している人間からすると、今一度、最高であると断言しておこうかと思います。
孤独が好きとか、人付き合いがしたくないとか、そんなちゃっちいことはどうでも良かったりするのです。一言でいうと「
自由に何でも出来る」ということ。
家も土地もすべて自由。そして周辺の土地も全て自由。自分のものではないですが、自由、自由。あははははっ。
そしてその逆もまた自由。
何もしないでい続けるという自由も手に入れてしまっております。
無職の自分はもちろんお金が尽きれば
働かざるを得なくなります。けれど今現在、少ない消費でなるべく
その期限を延ばしながら毎日を生きております。かなり楽しい毎日です。
胃が痛いような思いはここへ来てからは皆無だったし、台風で
断水10日間というような強制的な修行を受けたばかりではありますが、過ぎてしまえば、あれはあれで良い体験だったと思えます。
台風の
豪雨直撃を受けて、家周辺にある
土留めがいかに重要かということも認識できたし(土留めが十分でないと土砂が流れ出します)、その認識のもと、
腐食した丸太で作られていた部分の大半をブロックと鉄心、コンクリで強固な土留めに作り直したりもしています。この作業には1ヶ月くらいかかったかもしれません。
そんな作業も、業者にやってもらえばとも思いますが、多分、自分自身は面倒くさい気持ち半分、楽しい気持ち半分でやっているようです(お金が無いというのが本当のところですが...えへへへ)。
冒頭、この山奥別荘地へ移住した理由に「
逃げる」という表現を用いましたが、今はその感覚は非常に薄く「
好んで」やって来たという表現がしっくりくるように感じています。
逃げ出すことをこのブログで推奨していた時期もありましたが、今は「
好ましい方向へどうぞ」とお伝えしておきたいと思います。
そしてもし、僕と同じような方向性での選択を取られる方がいるならば、ふたつほどアドバイスしておきたいと思います。
一つ目は
縁を大切にということ。これは山奥に限ったことではありませんが、小さな縁を大事にしていくことが本当に良い結果につながるなぁとシミジミと思っていたりします。
もうひとつは、
発信。僕自身は大した内容のことは発信できていませんが、存在は少なからず誰かの目に止まってくれているとは感じています。
ブログの更新が続かなければツイートで。僕は今、ゆるくそんな感じです。
周囲に誰もいないような環境に生きているからこそ、
真に欲する人間関係が出来てくるのかもしれません。ですので
縁と発信は是非心がけてみることをおススメします。
たまには
山奥暮らしでのデメリットも書いてみたいと思うのですが、期待を裏切ってすみません。今のところ、ありません。
あ、ひとつだけあります。
冬はやっぱり寒いです。でも今年はもう大丈夫。自律神経の不調もここで暮らすようになって劇的に改善しました。
最後になりますが、山奥には意外にも
若い方が多く暮らしています。この家から一番近いご近所さんは40代前半。先週初めて山奥喫茶で直接お会いしたツイッターのフォロワーさんは50代前半。ウコッケイつながりのご夫婦も40代前半。
山奥の別荘地は決して姥捨て山ではないのですよ。念のため、念のため。
みんなまだ一般的には十分な余生がある年齢。それでも
のんびりと。そんな雰囲気もとても良い感じなのです。
今日の午後もまたのんびり過ごそうかと思います。
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