2017年7月14日金曜日

うつ病でのアーリーリタイア、セミリタイア

うつ病でのアーリーリタイア、セミリタイア


うつ病の発症から4年とちょっと経ちました。



直近では約2年間うつ病での休職復職を繰り返しています。今の気持ちはというと、この先もう働ける気がしない、というのが正直なところです。



所属している会社の制度ではまだあと3年間の休職が可能です。ですが、休んでいること自体が僕にとっては精神的な負荷として大きいのです。



正直なところ、これ以上の休職継続には限界を感じてもいます。


休職からのアーリーリタイア

今までの病歴


ここ4年間の僕の勤務と病歴はこんな感じです。
 ①うつ病休職 2ヶ月
  ↓
  ②復職勤務 18ヶ月間
  ↓ 
 ③うつ病で再休職、16ヶ月間
  ↓ 
  ④復職勤務 3ヶ月間
  ↓
 ⑤うつ病で再休職 7ヶ月間
  ↓ 
 ⑥退職(予定)

合計すると2年以上も休んでいることになります。


アーリーリタイア


会社の制度的には、まだまだ休職を続けることが出来ます。しかしこの9月末に退職、アーリーリタイアしてしまおうと思っています。毎日毎日、思いや考え方はブレまくっていますが、今日、この今の時点での結論は退職



誰の目に止まることのないこのブログを書き始めてまだ数日ですが、何かを文字にしてみようと打ち込み始めてみたら、今まで自分の中に溜まってきていたものがはっきりと見えてきたような気がしています。



退職の意思はまだ誰にも話していません。今これを書き始めて急に意思が固まってしまったようなそんな感じです。



でも今のこの時点での退職はやはり無謀でしょうか?体調が悪くても会社にしがみついていた方が得策でしょうか?



休職のまま会社に居座っている状態に耐えられない自分にとって、今退職を考えるのが唯一の選択肢のようにも思えます。



毎月の人事との面談ではパニック障害のような症状も出始めていて、辛くて辛くて仕方が無かったりもします。人事担当とは顔を見てまともに話も出来ない、そんな恥ずかしい状態なのです。



一般的なアーリーリタイア


アーリーリタイアというとかなり蓄えのある方の退職のような響きですね。アーリーリタイア、セミリタイアとうたっているブログを調べてみると、悠々自適な生活を綴られている方が本当に多い。



実にうらやましいです。僕の場合は病気リタイア。はははははっ。自分でも笑ってしまいます。経済的な面の保証はほとんど無いです。



でも今のこの辛い状態を続けていくよりは、きっぱりと会社との縁を切って細々と暮らしていく方がメンタル的に良いと本気でそう思っているのです。もしかしたらこれもうつ病渦中の思考かもしれませんが。



休職中の辛さ

会社から給料をもらいながら部屋でじっとしていました。特に行きたいところもないし、やりたいこともない。そんな気力などないのです。



その状態で月に2回、メンタルクリニックに通い、月に1回、会社の人事担当と面談に行くというおきまりのルーチン。なんと言うか、その3回のイベントに鎖をつながれているようで、ただただ、毎月、そのイベントの為だけにあるような自分




薬漬なので頭はボーっとしていて自分が自分でないような、よく分からない感覚がずっと続いています。休んでいる感じが全くしないのです。



だから休職をやめます
即ち会社を辞めます



一人暮らしの生活費


現在アパートで一人で暮らしています。既婚ですが別居中。ですので生活に必要な金額は多くて10万円程度。切り詰めていけば8万円程度も可能なのかもしれません。



現在51歳。年金がもらえる年までは後14年ほどありますが、退職金を食いつぶしていけば、なんとか生きていけるんじゃないか、という甘い考えも持っています。多分ムリだと思いますが。



うつ病で失業したらお先真っ暗なのか?働かずに質素な生活を続けていってはマズイのか?なんだかよく分からないのです。本当に途方にくれています。





おそらく知人の誰に尋ねても、働くべき、と答える気がします。だから誰にも聞きません。誰のアドバイスも受けないことにします。



アドバイスをもらうこと自体もキツイので、勝手に少しポジティブに考えてみようとかと思います。



安く住居を確保する


無職、無収入のまま生きていく上で最も大きいのが、住居の問題のような気がします。東京のアパートに住んでいれば毎年、70万円程度は出て行ってしまいます。でもこれはかなり安いアパートの話です。



東京でのひとり暮らしのアパート代の平均は7.5万円だそうです。7.5万円だと1年で90万円。平均的な環境を求めようとすれば90万円。10年も惰性で生きていれば1,000万円近くが住居費だけで出て行くことになります。



本当に恐ろしい話です。



でも、なのです。退職してしまえば、実はもう東京に住む必要もないのです。



だったらちょっと地方の方で中古の家を安く手に入れたらいいんじゃないか。そうすれば家賃はもう発生しない。




そこで半自給自足みたいな生活を送っていく。年間100万円くらいで暮らせるんじゃないだろうか。Bライフって言うのです。こういうの。



まだ全然リアリティに乏しいですが、病気の頭なりに少し良い方向に考えてみました。そして結構、楽しそうじゃないかとも思います。ざっくりですが、なんとかなる気がします。うん、元気が出てきた。



退職してから先のことが全く見えていませんが、とにかく会社は辞めます



26年間か。長いような短いような。



病気にならなければきっとこのまま定年まで、もしかしたその後も5年間、働き続けているのでしょうね。



お金の為でなく社会とつながっている為、とか言っちゃって。



でもいつかは辞めるのですよ。爺さんになってから会社を辞めて途方にくれるより、まだ50代の今、リタイヤしてしまう方がより良い余生がおくれるのじゃないかとも思ってます。



そんなテキトウなうつ病休職からのアーリーリタイヤですが、書いてみてとりあえずいろいろとスッキリしたところで、この先のことはこの後、ゆっくり考えていこうと思います。



良いのか悪いのか、今はまだ断言できませんが、とにかく逃げる準備を始めます
ふぅ~。





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うつ病での虚無感がアモキサンでやる気に



1 件のコメント:

  1. 私もうつ病みですのでお気持ちよくわかります。私の場合は休職なしで退職してしまい、市販の履歴書では経歴欄が全く足りないほど転職せざるを得ない状況になり、特に40歳代後半は寝たきりに近い状態でした。現在57歳で通院しながら仕事を続けています。極めて薄給ですが負荷の少ない仕事にありつけたので何とかやって行けています。
    東京での暮らしは住居費が大きなネックですね。その点では地方の暮らしが良いかもしれません。戸建て中古住宅は間取りが広すぎたり水回りの手直しが必要だったりするので、単身者向け中古マンションを手に入れる方が維持管理では良いと思います。地域にもよりますが、検索すれば300万円前後で入手できます。戸建ての庭で菜園をという考えは良いと思いますが、野菜類は旬の時期しか収穫できないものですので、年間を通して食卓に、というのであれば直販所で安く買った方がベターと思います。
    なお、地方は車社会で移動することが前提と考えてください。車の維持にかかる税金・保険・車検・燃料代が意外とかさむものです。そのあたりご考慮いただき、東京脱出を計画されてはいかがでしょうか。

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