2017年8月23日水曜日

ミニマリスト的な隠居一人暮らし

ミニマリスト的な隠居一人暮らし


所有物を最小限にする、いわゆるミニマリストの生活というものに最近傾倒し始めました。数か月後にはミニマリスト的な隠居一人暮らしに突入しようと考えております。



今のこのアパートへ引っ越してからの2年間で、実に多くのモノを買ってしまっています。別居を決めて突発的にアパートを契約してしまっているので、最初はほぼゼロの状態でした。



うつ病の症状も手伝ってか、何かを買ってみれば面白くなるかも、という安易な発想がものをどんどん増やしていきました。



故に、そのほとんどは今使っていない不要なものばかりです。


ミニマリストの生活



ミニマリスト


不要なモノばかりに囲まれた生活には終止符を打つことにしようと思っています。やってることは断舎利ですが、ミニマリストにはちょっとした哲学があるという気もしているのです。



モノを究極まで処分してしまって、それが無ければ自分の生活が成り立たないというところまで進めるところ。本来無一物という感じかもしれません。実際にやってみると実に気持ちの良いものです。






迷ったら捨てる


物の手放し方のコツは手にとってみて迷ったら捨てるということだそうです。この指針はとても素晴らしいと感じています。どうしようか?っと迷ったら捨てちゃうんですから。



この指針に沿っていけば作業がどんどん進んでくれます。迷わず必要と思うものだけを残していけば良いのです。



先週から始めていますが、毎日大きなゴミ袋で3袋ほどを処分し続けています。あとは大物のソファとテーブルだけ。



隠居生活の大きな指針


これから先に予定している隠居生活も、このミニマリストの考え方を土台にしようと思っています。まず買わない。そして持たない



持たないことを基準にすると何が本当に必要なのか見えてくる気がします。洋服も家電も食材も本当に必要なものだけを置いておく。このことは結果的にお金のかからない生活に繋がのではとも期待しています。



事情があって1ヶ月10万円生活も実は怪しくなってきました。隠居生活にはそれほど資金に余裕がない感じです。おそらくは6~8万円のBライフ生活。



それでも生きていけるように、今の内から究極の質素な生活に慣れる準備をしておきたいと思っています。



人は習慣の生き物だと思います。買い続けていれば買うこともやめられないでしょうし、必要がなくても買うという行為で満足してしまったりもします。



こういうところを直すためにも、これからの指標のひとつに是非強固に組み込んでいくつもりです。



うつと無駄使いの悪循環

気分が落ち込んでうつうつとしていると、僕はその安直な解放の方法として無駄使いに走る傾向にあるようだと気が付きました。



そしてその無駄使いに後から気が付き、さらに気分が落ち込むという悪循環もあるように思えます。



ミニマリストの考えに乗ることで、うつの解消の仕方も見直していこうと思います。






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2017年8月6日日曜日

うつ病はめんどくさい気分とどう戦えばよいか

うつ病はめんどくさい気分とどう戦えばよいか



何もする気になれない時、起きることすらめんどくさい時、そんな時は誰にでもあるとは思います。けれど、もし全柄年中そんな気分だとしたら、うつ病を疑ってみても良いかもしれません。


めんどくさい気分


めんどくさい気分


僕のうつ病の初期症状はこのめんどくさい気分との戦いでした。全くやる気が出ない。症状の重かった時にはお風呂ですら入れませんでした。



頑張っても1週間に1回程度。頭の中にはあれこれとやるべきことが浮かぶのですが、行動に起せない。こんな状態が1,2ヶ月間続きました。



好きだったことがどうでもよくなる


以前好きだったこと、例えば、釣りに行くとか、サイクリングに行くとか、庭いじりをするとか。そんなことがどうでも良いという気分になってしまいます。



映画を見たり、本を読んだり、そんなことですら出来なくなります。うつ病って実はこれほど重い症状を抱えている病なのです。



はたから見れば、ただのナマケモノ。ですが本人はいたって真面目なのです。少しでも何かに取り組むべきだと意識の中では必死になっています。



でも動けない。結局、一日中ゴロゴロしていました。期間的には2ヶ月間くらいだったと思います。



しかし、このめんどくさい気分との戦いですが、処方された薬を飲んでいれば、徐々に克服できるようにもなってくるのです。



ある時期からは本も読めるようになります。散歩に出かけたり、ジョギングをしてみたり、ちょっとした活動も苦痛ではなくなっていきます。



ですので医師に処方された薬を飲んでゆっくり休むこと、これはとても大切なことです。時間が経てば必ず動けるようになるのですから。



動けるようになってから


いろいろと活動できるようになってたら、この後は復職に向けて生活のリズムを整えていくことになるのですが、こんどは、めんどくさいというレベルではなく、なんとなく憂鬱という気分に襲われるようになりました。



いろいろなことは出来るけれど、なんとも表現しがたい憂鬱な気分。特に朝方は酷くこの気分に襲われました。



この憂鬱な気分は僕の中に未だに存在しています。会社を退職して隠居暮らしを始めようと思っている状況にあってさえ、憂鬱な気分は出現します。



もちろん、僕はまだ抗うつ剤を飲んでいますので、完治したわけではありません。以前に比べて症状がかなり改善されてきた、そんな状態です。



憂鬱な気分

この憂鬱な気分なのですが、これから生きていくことにどんな意味があるのか、こんな、かなり根源的な領域で苦められます。



そんな答えのあるような無いような問に苦しめられてしまうのですが、最近はその解決方法はひとつしかないと思うようになりました。



それは、あれこれ考えるのを辞めること。



悩んでも考えても、一向に前に進まない問題もあります。そんな問題は一旦、いや永久に脇に置いてしまってもよいのではないか。自分の中にそんな感覚が芽生え始めています。



と言っても、言うことと行うこととは全く次元が違うということも分かっていたりします。考えるのを辞めることが出来れば、多分、今よりも楽しく生きられるはずです。



問題はそれが分かっているかどうかよりも、それができるかどうかなのですね。



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ミニマリスト的な隠居生活



2017年8月5日土曜日

うつ病での精神通院、その自立支援制度

うつ病での精神通院、その自立支援制度



うつ病などでメンタルクリニックなどの精神科を受診している方には自立支援制度という制度があるのをご存知でしょうか。



精神科にかかる受診料と薬代が1割負担で済む、市町村の支援制度です。医療費は通常、3割負担ですので、単純に1/3の金額になります。



僕は2週間に1回、受診していますが、受診料は470円。薬代が1,500円程度で済んでいます。


自立支援制度



既に29万円


現在までに4年間の通院をしていますが、この制度でいくらの補助を受けてきたか単純に計算してみると



3,000円x2回x12ヶ月x4年=28万8千円 になります。



結構大きな金額です。精神科の受診は数ヶ月で完了するケースは少なく、数年かかってしまうのがほとんどですので、是非活用すべき制度だと思います。



僕も通院して半年間ほどはこの制度を知りませんでした。





初回の手続き


手続きは結構めんどうではあります。次の①~③をやらなければなりません。


①市役所に行って申請書をもらう 
②診療機関で診断書を書いてもらう 
③再び市役所へ行って申請を行う。 


診断書をもらうのに1週間程度必要ですので全部でだいたい10日前後かかります。



うつ状態のひどい時にはかなりの重労働に感じます。書類も記入する項目が多くて嫌になってしまうかもしれませんが、医療費が1/3になるという恩恵が受けられますので、ここは頑張って申請することをおススメします。



また毎年更新が必要で市役所へ出向かなければならないのと、2年に1回は診断書が必要になります。いろいろと面倒ではあります。



でも今思えば29万円は本当に大きな金額に感じます。僕も自分がこれほど長く通院するとは思っていませんでしたが、自立支援の制度を使っていて本当に良かったと思っています。



何故支援の制度があるか


精神科を受診している方は、就業時間が制限されたり、休職をされたりする方が少なくありません。僕もこの4年間で2年間の休職をしています。



ですので普通に働けていた時に比べれば収入はかなり少なくなってしまいます。そういった就労面での補助を目的とした制度です。ですので申請を躊躇する必要は全くありません。



まだ申請していない方は、是非早めに申請することをお勧めします。




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2017年8月3日木曜日

とりあえず伊豆の賃貸住宅に住んでみようか

とりあえず伊豆の賃貸住宅に住んでみようか



この1ヶ月、働かない生活の拠点として田舎での一人暮らし用の別荘を探し回っていましたが、中々思うように進みません。その理由のひとつは視察に行くのに3時間以上かかってしまうという距離的な問題。




ネットで良い物件を見つけても、すぐに見に行くこともできないのです。体調の問題もあって、視察にいけるのは気力がある日に限られてしまいます。これも大きな課題です。



もうひとつは、短時間では物件の周辺環境までを見て回ることができないこと。1時間くらいの滞在では精々ご近所さんとお話をしたり、近くのスーパーまでどれくらい時間がかかるかを調べるくらいになってしまいます。


とりあえず伊豆に住む


そこで、なのですがとりあえず賃貸で伊豆に住んでしまうというのはどうかと考えています。伊豆に住んでしまえば、伊豆周辺の格安別荘の視察に気軽にいくことができます。



移住した先の賃貸住宅から何度も足を運んで、本当に買う価値のある物件か慎重に調べることができると思うのです。






賃貸物件


伊豆近辺の一戸建ての賃貸料金を調べてしました。やはり東京とは比べ物にならないほど安く、4~6万円が相場のようです。1年ほど賃貸に住んでも、総額80万円もかからない感じです。


こんな立派な家が家賃5万円です。




アパートならもっと安いですが、一応1年済むのであれば、ガーデニングをしたり、ペットも飼いたいと思っていたりもします。


賃貸の一軒家に住んでみるというのはメリットがかなり大きそうです。


無職という立場


家を借りる時点では、もう退職していて僕自身は無職です。会社に勤めていないと中々家は貸してくれないとの話もあります。



年収なんかも重要らしいのです。これはちょっと困りました。けれどケースバイケースという話もあります。要は大家さんに気に入ってもらえれば貸してもらえるとの話です。



まだ、ちょっと分からないことが多過ぎますが、一応、一年間は賃貸で伊豆に住みながら田舎暮らし。その地で格安別荘めぐりをしていくというのが理想的な感じです。



焦らず体調も気にしながらゆっくりと進めていければと思っています。



とりあえず希望は

・海から10分程度のところにある賃貸用の一軒家。

・そして家賃5万程度。

この2つの観点で探してくことにします。進展あれば、またブログに書きます。



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2017年8月1日火曜日

うつ病休職中の暇つぶし

うつ病休職中の暇つぶし


うつ病休職をしていた2年間、非常に暇でした。暇で暇で気が狂ってしまう程に暇でした。暇つぶしになることなど皆無




というよりも無気力、無関心の魔力の方が強くて、ネットで休職中の暇つぶしなどを調べてみたところで全く役に立たなかったりするのです。



例えばうつ病休職中での暇つぶしとして、ネット検索で出てくるのはこういうもの。
映画鑑賞、読書、スパ、筋トレ、資格・語学勉強、ゲーム、旅行....



なんか、なんかなぁ。



うつ病休職中にできないことばかりが出てくる気がします。Amazonで映画を観るなんて、とても簡単なことのように思うかもしれませんが、うつがひどい時には映画ですら観れません。



観たことのない映画は全く観る気になれず、過去に面白かった記憶のある映画をなんとか観る感じでした。映画を楽しめるのであれば、うつ病としては軽い方なのではとも思います。



そんな感じなので読書など論外。不可能です。買ってみては数ページ読んで付箋を挟んで。家の中にはそんな状態の本が沢山転がっています。読書は無理。



唯一、暇つぶしとして機能していたのは、スパに行くことぐらい。行くのは面倒くさいですが、行ってしまえばダラダラ、ゴロゴロ、焦燥感もあまりなく、半日くらいは過ごすことができました。



料金も600~700円くらいなのでスパだけは週に一回くらいは行ってました。特別楽しいわけではないです。本当に暇つぶし。




そんな無気力な生活を続けてきたにも関わらず、これから隠居生活を始めようと考えていたりもします。益々暇になってしまうこと間違いなしです。



でもですね、実は全然違うとも思っているのです。休職生活と隠居生活とは。


どれくらい暇に耐えられるか


休職の状態

休職の状態というのは会社に所属していて給与ももらっている状態です。そして必ずまた働き始めなければならないという将来が待っています。



このことはとてつもない重圧です。ストレスの話を以前に書きましたが、休んでいること自体がストレスになってしまうという状態です。だから暇つぶしなどというものを心も身体も受け付けてくれません



一方隠居は、というと、そういう重圧が一切ないのだろうと思っ勝手に思っています。世間の人からは後指を指されるかもしれませんが、本人さえその生活に満足していれば、実はそこに何も問題はないのです。



後は資金面を上手にやりくりさえできればノンストレスの生活を送ることができるのではないかと、今、まだ病気の頭ではあるのですが、そんな風に捉えています。



隠居生活での暇


僕はもう既に会社に退職届けを提出しています。退職期日こそまだ先ですが、実はもう既に隠居の気分なのです。何に気兼ねすることも無く自由気ままに、のんびりと生活をしています。



別荘地を視察にいったりネットで物件を探したりと、結構やることはあります。でもそういうことが無くても別に構いません。






精神的な焦り


うつ病休職状態では本を読んだり映画を観たりすることも中々出来ませんでした。精神的な焦りみたいなものがあって集中できない。



結果何をしていたかというと、とりあえず街に出てぶらぶらしていました。意味も無く街に出て、意味もない浪費を繰り返えす。病気のせいもあって不要なモノを結構買ってしまいました。まあ仕方のないことだとは思っています。





移住したら


近いうちに伊豆近辺の別荘を買おうと思ってますが、そこに住みだしたら、やりたい事は沢山出てくるような気がしています。家の修理畑の手入れ釣った魚の料理犬の散歩(飼いたいと思っています)、あと、わかりませんが、近所付き合いもあるかもしれません。



そして今まで通り、ツイッターでつぶやいたり、ブログを書いてみたり。お金をかけずに出来ることや、やるべき事はいくらでもあるような気がしています。



しかし、これは全て僕の勝手な想像ではあるのです。病気で休職していた期間をとても辛いものだと感じていた脳ミソが楽しい方向へ想像を膨らましている状態です。



でも、こんなことさえ全く考えられなかったのですから、物凄く大きな前進なのではないかと思っています。



色々と頂いたご意見


このブログにうつ病のことや退職、隠居のことなどを書くようになり、それらに対してのご意見を多々頂いています。



その中で最も多いのが、「まだ若いのに働かないなんてダメ」という意見です。



確かにプー太郎はダメな奴で、バリバリ働くことは美徳かもしれません。仕事を通しての方が自己実現を感じやすいのだとも思います。



でも皆一律にそうでしょうか。やりがいや生きがい、そういったものは仕事の中にしか存在しない?だとすると、それはそれでなんだか寂しいようにも思います。



いいのです。どう思われようと。
とりあえず僕は働かない生き方を選ぼうと思います。隠居生活の中にも生きがいは見出せるはず。



以降、もし僕が暇で暇で死にそうだ、なんて書いたらケチョンケチョンに貶してください。その可能性も大きいような気がしないでもないですが...。




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