2020年4月29日水曜日

破損した給水管を修理、水のない生活から復活

破損した給水管を修理、水のない生活から復活


給水管が破損(自分で壊した...)した翌日、硬化型の強力パテと水漏れ用補修テープで給水管の補修作業を行いました。



こんな感じできりたんぽみたいにパテで破損個所を固めるという。



硬化剤が固まるまでに常温で24時間のようです。前日も風呂に入れず、トイレにも行けずでしたが、更に一日延長となります。(給水管を壊してしまった前回の話はこちら → 地中の水道管を壊してしまった。トホホな話。 )



硬化剤が固まるまでの時間、実はその間、ずっと考えこんでおりました。ブログに書き込んで頂いた沢山のコメントも参考にして...。



非常に不安...。不安。パテでは不安。



破損個所がパテで修復できているとして、それはいったいいつまで、もつのだろうか...。土の中に戻して、1か月後、半年後、1年後、いつかは、ダメになる。間違いなく。



土の中というのが非常に恐ろしい目に見えない場所だけに、少しずつ水が漏れ始め、気が付いたころには土砂が流れ出して階段が崩れる。そんな恐ろしい光景が頭の中を駆け巡ったのでした。



不安ならきちんとやろう


パテやテーピングではダメ!!。どう考えても不安。この先、そんな不安を抱えながら過ごすならば、面倒くさがらずに交換じゃ~、っということになりまして、給水管の交換初挑戦致しました。



こちらが硬化パテが固まった状態。一応破損個所は塞がれています。



しかし、切断!した!





破損個所を切断して新しい配管パイプをつなぎ合わせることにします。しかしどうやってつなぐのだろうか。左右のパイプに接手を付けるとして、一直線のパイプでは、はまる気がしない...。



ところが!素晴らしい方法があったのですよ。ネットで見つけたのですが。



切断した左右のパイプにコの字に配管パイプをつなぐという優れ技。



再びホームセンターへ。L字型のつなぎ部を4個、塩ビの配管2mを1本、塩ビ用接着用材をひとつ。合計で700円ほど。思っていたよりもかなり安かったです。




配管パイプを必要な長さに切断します。




必要な長さに切ったら、仮止めして接続。こんな感じで、直線ではなく、コの字型に接続。コの字なので配管パイプを無理に曲げずに差し込むことが出来ます。




あとは、本止め。配管パイプ側とL字型のつなぎの両方に接着剤を塗布して、おもいっきり押し込む。塩ビが溶けて頑丈に接続されるらしいです。接着用の溶剤はこれ。塩ビ専用。




30秒ほどで全く抜けなくなります。非常に簡単。



ただ配管パイプの長さは現物合わせで切っていったので、何度か失敗しました。短すぎたり長すぎたり。



そんな失敗作業も含めて、作業開始から1時間ほどで全行程を完了~!以外や以外、実に短時間。そして完全な接合という絶大な安心感



30分もすれば完全に接合されるそうですが、2時間ほど待ちました。そしていざ、水道の元栓をオープン!ジュジュ~という水音と共に水が供給されました。



肝心の交換部分はというと....



完璧です!完璧。



ただ、様子見は必要だと思うので2,3日は土をかけず、そのままにします。



久々にお風呂にも入りました。極楽、極楽。



階段のコンクリート化作業の出だしで思わぬトラブルに見舞われましたが、結果、良い勉強になりました。




明日からまた階段の制作に戻ろうと思います。めでたし、めでたし。


次の記事
ブロック、コンクリート、鉄芯で階段を自作DIY



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DIY作業のまとめ






2020年4月27日月曜日

地中の水道管を壊してしまった。トホホな話。

地中の水道管を壊してしまった。トホホな話。


今回は地中の水道管を壊してしまったというトホホなお話です。



何のことかと言うと、まずは、この家の玄関へ続く階段について。上から5段目までがコンクリートの階段。そこから下の十数段は自作の丸太階段になっております。



この丸太の階段は中古別荘を購入した時に、突貫作業で作った階段なのですが、かなり腐食も進行しております。見た目もイマイチ。( 2年前に丸太階段を作った話はこちら→ボロ別荘の崩れ落ちた階段を丸太でDIY )



そこでいよいよ、ブロックとセメント本格的な階段制作にチャレンジしようと、作業を始めてみたところから、今回の悲劇が始まります。昨日のことです。



丸太を抜いて、土を掘り起こして、ブロックを鉄棒で打ち込んで...。





この手の作業は何度もやっていることなので、かなり強引に堀り進めております。地中からは大きな石が出てくることもあるし、棒や空き缶が出てくることもあります。



そんな中、塩ビの管が出てきました。



また、こんなものを土の中に放置して!ぷんぷん!



というノリでした。大きなスコップゴリゴリっと下から上へ持ち上げたところ、ピシューっと水が噴き出たじゃありませんか!




あれれ?なんじゃこりゃ?なんで水が噴き出てくるの?



しばらくは、何が何だか全くわかりませんでした。だって土の階段の下に水道管が配管されているなんて、全く想像もしていませんでしたから...。



しばらくすると噴き出る水の量がどんどん増してきて、土で出来ている階段が、ドロドロと流れ始めました。もうパニック。



これが何の水道管なのかは、この時点では、まだわかりませんでした。とにかく水が出ている。そこで、とりあえず家の水道の元栓を閉じてみました。それでも止まりません。



実のところ、水道に関しては家の元栓の位置しかしらず、よくわからない状態。



ただ、階段を下りた一番下の道路沿いの草むらに水道メーターがあることは知っていました。頭をよぎったのは、そのメーター横にある栓が本当の大元の栓ではないか、ということ。



そいつを閉めてみると、なんと、シューシュー噴き出ていた水が止まるじゃありませんか。と、いうことは、壊してしまった排水管は、僕の家の中に水を供給している排水管。確定!



どよ~ん...。



でも一応、水の吹き出しを止められたので、とりあえず心臓がバクバクするのは弱くなってきました。



そう、水は止まったのだから、ここから、なんとかすればいいのです。



自力で修理してみる

給水管は完全に割れてしまったわけではないので、エポキシ系の強力なパテ破損個所に塗って、乾いたら水回り用のテープでグルグル巻きにしてやればなんとかなるんじゃないだろうか。たぶん。たぶん大丈夫。



そう思って、急遽、ホームセンターに行き、修理用の材料を手に入れてきました。でも外はもう薄暗くて、昨日は作業が出来ませんでした。




と、いうことで翌日作業をすることにしたのですが、そこで問題がひとつ


直るまで家中の水が出ないということ。元栓を閉めているので当たり前なのですが、去年の10月、台風での10日間の断水、それと同じ状態になるという恐怖が脳裏をかすめたのでした。



風呂にも入れず、トイレにも行けない。結構悲惨な10日間でした。(台風で断水した時の辛かったの話はこちら → 山奥別荘地への台風の直撃 )



今回は、パテが完全に固まってテーピングをして、またパテを塗って...。おそらく48時間は水を止めておく必要があると思われます。



それだけやっても、少しでも漏れるようであれば業者に頼まないといけないかもしれません。



最短48時間、最長5日間くらいかも...。そんなことを考えながら昨夜は眠りにつきました。



日付は変わって翌日

昨日から一夜明けて、今日やれる作業をやり終えて、今、これを書いております。強力なパテを乾燥させて乾くまで24時間。強度的にも問題ないか、水がもれないかは、それは明日にならないとわかりません。



どうなることやら....。



何十年も前に建てられた別荘には、こんな落とし穴ないはずであろうところに配管がある、なんてこともあるので、自分で何か作業する方は注意してくださいね。



そんなことする人は、あまりいないとは思いますが(笑)。



そして、ただいま、トイレのことを思案中。畑でしちゃおうかぁ~。あはははっ。



以上、あまりにもアホな、トホホなお話でした。



ではまた。



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DIY作業のまとめ


関連記事
別荘地の水道料金が倍以上に跳ね上がるというちょっと怖いお話




2020年4月17日金曜日

傾斜した庭を整地DIY。バーベキューを快適に。

傾斜した庭を整地DIY。バーベキューを快適に。


50代でセミリタイアしてしまったshigeです。今日は傾斜地の庭の話になります。


この山奥の中古別荘には元々ワイルドな感じの庭が付いていて、そこでバーベキューをやっていたのですが、実のところ、あまり快適ではありませんでした。



前のオーナーが木を倒して整地したのだと思うのですが、傾斜が...傾斜がひどいのです。



僕は三半規管が発達しているかもしれません。斜めになっている地面を見ていたり、その上に立っていると、頭がクラクラしてきます。山の斜面を見る分には大丈夫なのですが、不思議です。



ですので、庭へ出る頻度も少しずつ少なくなってしまって、雑草だらけの荒れ果てた状態にもなりました。



ただ、遊びに来てくれる人がいれば、時折その荒れ果てた傾斜のひどい草むらの中でバーベキューをやる。そんな程度には使っていたという感じです。



傾斜地の整地をする


傾斜地の庭の整地にあたって、まず、全面にひかれている人口芝の撤去が必要でした。草の根も張り巡っていて、全くはがせない状態。実は少しだけ剥がす作業をしてみたことがあります。



でもこの作業だけでも大変で、やろうと思い立ってからやり始めるまで中々ふんぎりがつきませんでした。



人工芝の撤収で出たごみは、大袋で10袋以上。ちかれた....。



人口芝を撤去した後は、傾斜の上部から土を掘りだして、下部へ移植する作業なのですが、スコップでひたすらやるだけ。そしてやり続けること半年



上部と下部の高低差にすると80cm!くらい堀さげました。



数値を見てもよくわからないとは思いますが、ひたすら穴を掘り削りひたすら土を移動




やってもやっても平にならない、水平にならない、途方もない作業でしたが、彼女にもちょこちょこ手伝ってもらったことで、なんとかモチベーションが維持出来たのかもしれません。



途中、ぐちゃぐちゃで、まだまだ傾いている庭の状態で焚火やらバーベキューやらをやって遊んだりはしています。



ブロックでのバーベキューコンロ


暫定的に傾斜地面の上に適当に組んだバーベキューコンロだったのですが、周辺がある程度水平になってきたところで、きちんとした形に組みなおしました。



砂をひいて、水平がきちんと出るように土台を調整しながら、こんな風に組んでおります。









このコンロは焚火にも使えて土台に一段ブロックを入れればバーベキューにも使えるという優れものです。ブロック10数個、千円ちょっとで組んだコンロですが、使いやすくて気に入ってます。




傾斜の最下部を一段上げる


上部の土を掘り起こしただけでは水平を出すことが出来なかったため、傾斜の最下部にブロックを打ち、高さを確保してます。ブロックは水平出しをした後、杭を打ってコンクリを流して強固に。




上から見た全体像がこんな感じです。ちなみに左上に見える長椅子も自作です。




砂利20キロを10袋まいた状態です。全体を覆うにはあと20袋ほど必要かもしれません。作業はもうあと少し。あと少し。



放置していた庭


途方もない作業量が頭の中に浮かんでしまったため、結果として放置し続けた庭なのですが、ちょっとずつ作業してみたら、かなり快適なスペースが出来上がってしまった、という感じです。



半年はかなり長いですが、時間を気にせず気楽にマイペース。何もやらないよりはやった方が良いそんな軽い感じが良かったのかもしれません。

Before

After



ここでバーベキューをやりましょう!と、今現在は気軽には言えない混沌とした国内の状況にはありますが、来年はみんなで楽しくワイワイできたらいいなと思っております。



その時が来たら、ワイワイやりましょう。



みなさん、コロナには本当にお気を付けください。



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50代でセミリタイアしてしまった話

2020年4月8日水曜日

山奥の春は、やはり、わらびが美味しい

山奥の春は、やはり、わらびが美味しい



待ちに待った春がやってきました。


やはり山奥での田舎暮らしは春から夏にかけてが一番快適。そして楽しい。先月、ここでの生活の相棒だった、ぴよ子(烏骨鶏)が天に召されてしまい、自分でも、こんなにも動揺するかと思うぐらい、グラグラになりました。



でも今はここに2羽のつがいの烏骨鶏キーちゃん(♂、右側)とクーちゃん(♀、左側)がいてくれて、またいつもの生活を取り戻せております。




この2羽は、とっても仲が良くて、いつもべったり。畑で僕がミミズを見つけると、クーちゃん(♀)が全部食べてしまいます。



心優しいキーちゃん(♂)が、手にした獲物を全てクーちゃん(♀)に献上してしまうのです。決して自分では食べない、ものすごい紳士的なオスです。見習わなくては、ですね(笑)。




さてさて、春になりました。昨年も沢山食べましたが、「わらび」。またこの季節です。通常、わらびが出現し始めるのは3月上旬くらいからですが、ここは標高400メートルあるので1,2週間ズレます。




現在が全盛期。しかしならが僕は2週間も前から標高の低い場所へ散歩に出向いて、かなりの量をすでに食しております。



標高100メートルくらいの場所から、住んでいる400メートルの場所まで、陽が当たる場所には、かなりの確率で、わらびの生息地帯があります。



天ぷら煮物炊き込みなどにしたりもしますが、やはりシンプルな、お浸しが好きです。鰹節と少量の醤油だけをかけて、温かいご飯と一緒に。




わらびはスーパーでも買えますが、水煮になっているものと比べると、やはり風味が違います。とてもうまいです。



あまり食べすぎても良くないので、3日に1回くらい。ビニール袋を持って、たまにブラブラと。春っていいなぁと、初めに感じるのが、このわらびの出現。




そして畑。今年こそは、きちんと畑をやるぞ!っと気合が入っております。ここでの一人暮らしでの春はもう3回目なのですが、過去2回とも、怠惰な日常生活であったがゆえに畑は森と化し、トホホな状態となりました。



昨年は首の骨を痛めてほとんど手入れができずということもあったのですが...。だから今年は健康にも気を付けて、畑もきちんと手入れをしていきますよ。必ず!



今、下から一段目に男爵イモ小松菜、二段目にメイクイーンチンゲン菜が植わってます。三段目には各65円で買ってきたきゅうりミニトマトピーマン。4段目にはアスパラパクチー




まだ空きがあるので、何かしら、あと5,6個は苗を植えようと思ってます。



と、こんな感じで毎日、春を感じながら適度に身体も動かしのんびりと生きております。



都会ではいよいよ、ふんちゃら宣言がだされ、山奥で一人暮らし、田舎暮らしでのんびりしている自分としても、ちょっと怖い感じがしております。



みなさん、気を付けてくださいね。


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