無意味なこと無駄なことが心を穏やかにしてくれる
ツイッターのフォロワーさんに触発されて砂団子を作ってみました。砂団子を作るなんて無意味なこと、無駄なことだと思うかもしれません。でも心を穏やかにしてくれる。
子供の頃、誰でも経験していると思いますが、砂場で作っていたあの砂団子。何のために作っているのかと子供達に聞いてみれば、たぶん楽しいから、それしかないと思います。
目的などなくて、ただなんか楽しい。丸くしたり硬くしたり。
終わったら取っておくこともあるかもしれませんが、ほとんどの場合、壊してお終い。
そんなよくわからない遊びを誰もが子供の時にやってきています。そしてそれは結構楽しかった記憶としてうっすらと残っているかもしれません。
どうでしょう。今、砂団子を作ってみては。
大人になった今、砂団子を作ってみても面白くはないと思います。丸めて固めて壊してお終い。そう、それで良いと思うのです。でもこういう無意味なことをやってみると、何かを感じるかもしれないのです。
僕の場合は壊さずにとっておきたくなりました。でも目的は無意味なことをやってみることにあったので、壊しました。
もう答えを言ってしまいましたが、砂団子を作るという意味のないこと、無意味なこと、無駄なこと、そういうことをやってみるということ、です。
僕らの日常には全てにおいて何らかの目的があります。
バスに乗るのも会社に行くため。会社に行くのも働くため。働くのもお金を得るため。お金を得るのも生活するため。食事をするのも食欲を満たすため。お風呂にはいるのも.....。
一日の全てが何らかの目的のためになされています。僕は今働いてはいませんが、本を読むのも、映画を観るのも、DIYをやるのも、やはり全てに目的があります。
ですので、目的のないこと。無意味なこと。そういうことを何かひとつやってみるというのは新たな意識を芽生えさせてくれるかもしれないのです。
僕は砂団子を作ってみて感じたことがありました。それは、無意味なことをやっていてもいいのだ、という感覚です。
人は常に意味ある何かを求めます。そして何もしていないと不安になったりもします。でも多分それは、今まで生きてきた生き方のクセなんじゃないかと思うのです。
特にうつ病で長期の休職をしている人などは、この焦燥感を強く感じると思います。何もしていない自分。何もできない自分。意味のない自分。
でもですね、良いのですよ。特に意味のあることをしなくても。
砂団子作りは、そんなことを教えてくれます。無意味な無価値な行為。そこに意味を求めなくても良いということ。ですので是非、やってみてください。
こころも落ち着くし、良い心境になるかと思います。
意味だけを追求することが人生でもなさそう
僕は今そんなふうに感じています。
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最近、哲学的になってきましたね。
返信削除今、図書館で借りた、ドン・ウィンズロウ著「サトリ」を読んでいます。関係ないですけど・・・。
こんばんは。哲学的でもないですけど(笑)。ツイッターを見てると、わりと焦りを感じている人が多いいなぁと感じたので書いてみました。僕自身は普通に生存していいます。「サトリ」には程遠い人間です(笑)。
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