思いっきり自由に生き始めて2年目の年末
この山奥の別荘地に移住して思いっきり自由に生き始めてしまって2年。今、この年末に思うことを少しだけ紹介しようかと思います。
直近の5年間は自分の人生にとっておそらく最悪でかなりキツイ期間でした。うつ病やら、休職やら、別居やら、退職やら....。
そんなこともあって、ここでの2年間は、本当によく眠って、よく食べて、よく遊んで、あっと言う間に過ぎていった、そんな悠々自適な、自由に生きてると感じられる毎日にだったと思います。
ここに移住する以前は、何度も何度も最悪のシナリオなども頭の中を行ったり来たりしていました。本当に危なかったと今にして思います。
あれは苦しい時期にことだったのだと、自分の人生や自分の物事の捉え方を、かなり客観的に見ることができるようになっているのは、奇跡的なことなのではないかとも思います。
働きたくないという思いま今もまだ強いため、いまだ経済的な問題は解決できていないというのも事実です。でもそのことに関しては大した不安もなく、なんとかなるという感覚で生きられています。
この感覚自体も数年前の自分には絶対にありえなかったものだったのかもしれません。
1年間での出会い
暖かくなってきた時分、以前から気になっていた、山奥唯一の喫茶店に恐る恐る顔を出してみました。こんなところにある喫茶店なんて、なんかすごく閉鎖的に感じません?本当に恐る恐るでした。
写真はイメージ画像です。
でも間逆だったのです。とても心地良くて楽しくて、いつしか週末は必ず顔を出すようになってしまいました。このお店でママさんと出会えたことは自分の生活の大きな転機にもなったと感じます。
だってピヨ子と出会えたのですから。
こちらその当時のピヨ子です。今年の5月。
そして現在のピヨ子。ちなみに雄です(笑)。
ウコッケイを飼ってみない?というママさんからの執拗な問いかけ(すみません)に、いつしか「お願いします!」と言ってしまった自分。ママさんは有精卵から何羽も羽化させていて、その内の一番可愛い雛を頂ました。
ウコッケイは生後3~4ヶ月経たないと雌雄がわからないため、この時点では当然オスなんのかメスなのか、分かりませんでした。でも可愛いのでピヨ子と命名。
4ヵ月後、コケコッコ~!と雄たけびをあげるようになりましたが、いまだピヨ子と呼んでおります(笑)。
いずれ犬か猫を飼おうと思っていた自分が、今、室内でウコッケイと仲良く暮らしています。縁というのは実に面白いものです。そして実にありがたい。
テッシュペーパーでフンを拾い、落ちた羽を掃除機で吸う。終日こんなことを繰り返しています。でも大型の鳥がキッチンでもトイレでもバルコニーでも僕の行くところ行くところに付いてくる。すごく可愛いと思いませんか?本当に可愛いやつなのです。
ウコッケイつながりの友達も沢山できてしまって、勇気を出して踏み出した山奥喫茶店への一歩が僕の世界を大きく広げてくれました。そして幸せな気持ちにさせてくれました。この場で再度、お礼を言わせて頂きます。ありがとう。
彼女との出会い
一度このブログに書いていることなので、再度書くのは気が引けますが、僕にとっては大きな出来事ですので、また少しふれさせて頂こうかと思います。彼女は4月に遊びに来てくれたツイッターのフォロワーさんでした。
いつものパターンで庭でバーベキュー、バルコニーでコーヒー、いろいろと話をして楽しい時間を過ごさせて頂きました。いつもなら、ありがとね~っという軽い感じなのですが、この時は少し違った感覚を覚えました。また本当に会いたいなぁ。そう思ったのです。
自然もDIYも好きだと言う彼女の言葉に、手伝ってくれたらなぁという感覚もあって、その後も頻繁に遊びにきてもらうようになりました。そしていつの間にか、駐車場や玄関、裏庭...もう全面的に手伝ってもらっています。
冬場は毎年、冬季うつぎみになる自分ですが、今年の冬は大丈夫そうです。メンタルの支えにもなってくれていることにも本当に感謝しています。この誌面でも彼女には感謝を伝えておきたいと思います。ありがとう。
春も夏も秋も冬も
そんなこんなで、一年を通して自由に生きてしまって、楽しい時間がずっと続いてきたように思います。移住当初は、世を捨てて山奥一人暮らしと力んでいましたが、人と接することで開けたことの方が圧倒的に多いということも事実です。
人は自由を求めます。でも、自由を手にした瞬間、そんな自由につぶされてしまう人も多いんじゃないかという気がします。完全な孤立は自由であって自由ではないのかもしれません。
だからこれからもまた、来年もまた山奥に居ながらも人とのつながりは大切にしたいと思っています。このブログもツイッターも。
みなさん、来年もまた、よろしくお願い致します。
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