2017年7月27日木曜日

メンタル疾患での勝手な断薬は危険

メンタル疾患での勝手な断薬は危険



うつ病というメンタル疾患を患ってから精神剤と睡眠剤を、もうかれこれ4年以上飲み続けています。どの薬も依存性が高く、飲み始めたら急には辞められなくなります。



僕は一度だけ、気まぐれで全ての服用を辞めてみたことがあります。医師に相談せずに勝手にやったことですが、この時は本当に酷い目にあいました。非常に危険な行為です。


勝手に断薬してはいけない




五日間の断薬


1年ほど前、精神剤を勝手に5日間辞めました。1,2日は全く変化なし。しかし5日目、とてつもない焦燥感、自己嫌悪、虚無感、そんなものに強襲されました。



生きていることの無意味さ、このまま消えてなくなりたいという強迫観念。言葉では表現できない程の恐怖を覚えました。とても恐ろしい出来事だったのです。



あわてて飲み始める


こんなに恐ろしい症状が出るとは思ってもみませんでした。あまりの怖さ、辛さに薬をいつもの倍、そして頓服として処方されている薬も倍、飲みました。しかし症状は治まりませんでした。



精神剤の類は数日間のみ続けなけないと効果は現れません。血中濃度がある程度まで上がらないと効かないそうです。知ってはいましたが効いてくれと願うしかありませんでした。



3日間寝込む


じっとりとした冷や汗。ズッシリと重い身体妄想だらけの思考。そんな状態で3日間寝込みました。嵐が去ってくれることをひたすら願い、ただ動かずに布団の中。ボーっとしながら、あえて何も考えずに時をつぶしました。



そして雲は徐々に晴れていきました。



この時は勝手な断薬が悪さをしていると判断して、速攻で服用を再開したため大きな問題を起すことなく、難を逃れたのですが一歩間違えば僕は今ここにいなかったかもしれません。



急な断薬は恐ろしい目に会います。
もし薬を飲まれている方がいたら必ず医師の指導の元で、徐々に減薬してください。



ちなみに僕は先週から医師の指導の元、減薬を始めています。
1年間かけてゼロにしていく予定です。



何事も焦らず、ゆっくり、ゆっくり。



先週からにんにく卵黄のサプリも飲み始めています。あまり期待していませんが、ちょっとでも良い方向へ向かってくれたらと思っています。



うつ状態の波をうまくコントロールできないし、自律神経の不調で体温調整の機能も壊れているようです。汗が出始めると止まりません。



こんな状態で減薬もなかなか進んではいかないとも思いますが、ひとつの大きな目標として1年後の断薬に向けて頑張っていこうと思っています。



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