2018年9月21日金曜日

別荘地の水道料金が倍以上に跳ね上がるというちょっと怖いお話

別荘地の水道料金


僕は現在、熱海から30分、三島から35分の伊豆の山奥にある某別荘地(もうバレているかもしれませんが)に住んでいるのですが、この別荘地の水道料金が来年度から倍に跳ね上がることになりました。


現在2,000円/月ですが、4,900円/月に変更になります。


少し硬い話ですが、今回はこの別荘地の水道事情について紹介しようと思います。



値上げ幅だけを見ると2.45倍。ですので普通では考えられない上昇値です。値上げというのは10%くらいを徐々に徐々に。ということでこれは単なる普通の値上げではないのです。



この別荘地の水道事業を守っていくための施策らしい、です。



別荘地には管理組合があるのですが、役員さん達が散々議論した末に導き出した結論であろうことは間違いないと思います。


僕のようにBライフ生活を目指している者にとっては月額2,900円の値上げは非常に痛いですが、自分自身の納得性を高めるためにもこの記事を書くことにしました。なお、このページに記載している各数字は組合の資料から引用しています。



別荘地の開発は1960年代

1960年と言えば50数年も前です。それに対して水道管の寿命ですが、これは40年らしいのです。もう寿命を過ぎているためあちらこちらで水漏れも起こっているということを最近知りました。


水漏れによって地中に垂れ流されている水量は全体の6割とも言われています。そしてこのまま保守をせずにいると地震などの災害がおこれば間違いなく全壊。




修繕積み立て

普通なら修繕積み立てのように計画的な積み立てをしてしかるべきです。マンションなどを購入すると立体駐車場やマンション本体を定期的にメンテしていくお金を当たり前のように徴収されていきますよね。しかし残念ながら、ここにはそういう考え方がなかったのです。



別荘地なのでおそらく、想像ですが、組合の役員さんといわれる方々もかなりの御年配。そしてもしかしたら当時は金持ちばかりで、壊れたら現金ポンで直せばいいでしょう、みたいな感覚だったのかもしれません。2,000万円くらいの別荘がごろごろころがっていた時代ですから。




組合役員が代替わりしてもその考えはずっと引き継がれてきたのでしょう。ですので今回の決定はまさに英断だと思います。組合役員さんが若返りしたとの話も聞いています。




未認可の水道事業

水道管の老朽化の問題もさることながら、なんとこの別荘地の水道事業は昭和の40数年ごろに認可更新の手続きを怠ったらしく、以降、未認可状態のまま40年以上運営されてきたらしいのです。でも別にいいじゃない?それでずっときたのだから、とも思いますよね?



未認可のままだと何が困るか

自然災害が起こったときに行政からの復興支援を受けられないらしい、のです。それは死活問題ですよね。老朽化が進み今にもぶっ壊れてしまいそうな状況。補修とあわせて認可もとっておくべき、というのはまともな判断だと思います。




補修に掛る総額

総額はなんと22億円!どひゃ~。そりゃそうですよね。ここは東京ドームが57個分も入ってしまう膨大な敷地面積を有しているのですから。でも2,900円の値上げくらいで22億円もまかなえるのかい!とも思いませんか。第二の疑問。


このカラクリは企業債らしいのです。伊豆の国市に水道事業を移管し、市が企業からお金を借りてそれを企業債として支払っていくという。毎年2,600万円。100年くらいの返済計画なのでしょうかね。気の長いお話です。


この補修に掛るお金2,600万円の他に維持管理費というのも計上されていて、そちらが700万円。合計3,300万円分を新たに徴収していこうというのが今回の値上げ分2,900円。


900世帯くらいあるので2,900円x12ヶ月x900世帯でだいたい3,300万円くらい。計算は合います。




他の地域の水道料金

ここは元々2,000円/月だったので安いなぁと感じていましたが、値上げされてもまだまだ他と比べて安いとのことです。水道料金の高い事業体のベスト5は以下。


夕張市 6,841円
深浦町 6,588円
羅臼町 6,340円
江差町 6,264円
上天草市6,264円



まあ夕張市なんて破産してしまった市ですからねぇ。そこを引き合いにだされても....。水道料金の高い地域というのは、多分ですが行政的なものが上手くいっていなかったところ、とも言えそうです。


ちなみに4,900円/月という金額は20㎡の使用までで、以降の超過分は1㎡当たり320円になります。一人暮らしでは毎日がんがんに水を使ったとしても20㎡はいきません。



水道のありがたさ

小屋暮らしのBライファーさん達のブログをよく読んでいるのですが、水に関してはみなさん苦労しています。井戸を掘ったり、湧き水を汲みにいったり。井戸を掘って水が出ても水質が悪い場合には高額な浄水システムが必要だったりと、本当苦労されています。




ライフラインとして電気、ガス、水。この3つの中でどれが一番重要かと言えば、やはり水なのです。電気もガスも代替手段はありますから。水だけは運よく飲料に使える綺麗な水源がなければアウトなのです。



例えば一日10リットルの水を使う(風呂などは入らない)として、毎日10リットルを30分ほどかけて汲みに行かなければならないとしたら、それは本当に辛いと思います。金額にしたら30円分くらいです。だから水道って本当にありがたいものなのです。


それ故に、水道料金の値上げも、このありがたさを享受出来ていることを思えばなんとか我慢できたりもする気もします。


最近、ゴゴゴ~っという轟音がすることがあります。なんだろうかと思っていたら、もう水道管の補強工事が始まっているらしい。そうと分かるとこの轟音もなんだか頼もしく感じてくる。


自分一人では絶対に出来ないことをやってくれている。2.45倍もしかたのないことだと納得しています。

強引にまとめてみると

・水道料が勝手に2.45倍に上がりました。
・しかし別荘地に必要な費用だとも理解、納得。
・水道のありがたさも再認識。


別荘地への移住を検討している方は、水道料金とその歴史なども少し調べておいた方が良いかもです。また水道事業の民営化という世の中の流れも要注意ですね。


水道事業の民営化法案は7月に可決されてしまっているので、あとは見守るだけしか出来ませんが、海外での民営化の事例などを見ると料金は上がることはあっても下がることはなさそうですね。


ちなみにマニラで民営化されたときは水道料金がいきなり5倍になり、富裕層しか水道を使えなくなったらしいです。


今回のこの別荘地の事例は私営を公営化するものですが、日本全国での民営化の流れでも今回の事例と同様に水道管の補修費を上乗せしてくるはずですので、大変なことになりそうだ、ということは想像できますよね。


みなさんがお住みの地域でも近い将来、動きがあるかもしれません。今後、要注目ですよ。



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Bライフ小屋暮らしブログ--まとめ--

2018年9月18日火曜日

田舎暮らしの山野草、ミョウガの群生

田舎暮らしの山野草、ミョウガの群生


昨日は無残な畑の現状を紹介させてもらいましたが、今日は凄いお宝を発見しましたのでこちらを紹介。なんとミョウガの群生~。ウヒョ~。これぞ田舎暮らしの醍醐味。


これこれ!


自生のミョウガ


ミョウガ自体はそこらじゅうに生えているのだけど、芽の部分はどこにもないなぁと諦めていたところでした。時期があるんですね。自生するミョウガは今頃なんだ、多分。



食べきれないので5,6本を引き抜いて洗ってからタッパへ。さてさてどうしよう。ええぃ!ザルそば祭りの開催じゃ~。というこで、誰も来やしませんが、急遽ザルそば祭りとなりました。




ミョウガはこのバルコニーの下辺りのモサモサしているところとか





庭の山側の方とか




そんなところにワンサカ自生しております。一人で食べられる量ではないのでご近所におすそ分け、なぁんて、誰も住んでません。どうしたものでしょうか。ネットで調理の仕方でも探して毎日食べようか。せっかくだからそうします。



とりあえず、今日はザルそばの薬味として大量に頂くことにします。



そばを茹でるときはいつも迷います。1束にするか2束にするか。1.5束くらいが調度よいのだけでど、束ねている紐を解くとバラバラになって扱いにくいし...。ほんといつも悩みます。今日は2束いってみます。





ミョウガと海苔とわさびで、こんな感じで頂くことにしました。





うん、美味しいです。取立てというのでしょうかね。香りが強いような気がします。
2束にするか迷いましたが、あっと言う間に間食。ご馳走様でした。



Bライフ視点から言及するとこんな感じでしょうか。

<今回の食事費>
そば2束  60円
そばつゆ 10円
のり   10円
みょうが  0円

合計  80円


総額もさることながら、0円の食材が入るとちょっとうれしくなります。



明日はミョウガの天ぷらに決まり。


そして周囲には、まだまだ何か財宝が眠っている予感。


以上、今日のお宝発見、についてでした。



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2018年9月17日月曜日

Bライフの失敗事例ー畑での自給自足

Bライフ田舎暮らしの失敗事例ー畑での自給自足


この山に移住する以前から半自給自足に憧れていました。働かない生活の基盤、Bライフ田舎暮らしのベースとなる畑



僕もこの地に小さな畑を確保(勝手に耕しただけですが)したわけのですが、猛烈な雑草の繁殖速度に負けてしまい、現在、放置状態になっています。



こちらは斜面を耕した当初の状態。



7月前半まではきゅうりが毎日収穫でき食べ飽きてしまったほどだったのですが、この時期あたりから草むしりを怠るようになり放置してしまいました。







そしてこのありさま。
もはや草むら。いや、小さな森。写真ではよく分からないかもしれませんが、きゅうりやピーマン、オクラなどのもちゃんと生えてます。ただ雑草の方が巨大なので見えません。




こんな草ボーボーの状態でも、大葉やオクラは現在でも収穫できているのですが、草を掻き分けながらの収穫で、もう畑これはではありません。



雑草をそのまま放置しながら野菜を育てる放置農法のようなものをテレビで観たことがあって、それはラクでいいなぁ、などとと思っていたら、このありさまです。



テレビのテキトーな放送を鵜呑みにしてはいけません。雑草と野菜では勝者は決まっております。ある時、爆発的に伸び、もはや人力ではどうにもならないであろうという絶望的な状態になります。学習しました。



このブログに野菜のことをあまり掲載していないのも、こんな理由からです。全ては自分の怠惰さ。何をやるにもコツコツと。しっかりやらないとダメですね~。




もう今年は諦めましたが、来年はきちんとした畑を維持できるように頑張ろうと思います。一人分の野菜を育てるには十分過ぎるほどの面積があります。



雑草が猛烈に育つのも肥沃な土地ゆえ。その恩恵を是非とも享受しようと思います。そのためには多少の努力は惜しんではいけないということなのでしょう。



ちいさなことからコツコツと
半自給自足生活はこの田舎暮らしブログのサブテーマにしようと思います。





来年の春ごろ、3月からは畑を開墾しなおして段々畑にします。言うは安し、行うは難しでが、ここに書けばきっとやります。そういうヤツです、僕は。あはははっ。



こうご期待。


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田舎暮らしの山野草、ミョウガの群生




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2018年9月16日日曜日

悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド

悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド



今日久々に悪夢を見ました。ものすごい恐怖と共に目覚めたのですが、この夢で自分というものが少し分かったような気がします。



悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド。いまだにそういうものが心のどこかに残っているのかもしれません。


会社で何も出来ず毎日毎日途方にくれているという夢。文字にするとまったく怖くなさそうですが、心の底から震えあがりました。




この山奥に住むようになってメンタル状態はとても良くなり、自分がうつ病で最も苦しんでいた時のことを思い出せなくもなっていました。苦しい時期があったこと、そしてその理由、勿論鮮明に記憶しています。


しかしそれは記憶という小説を読んでいるかのようで、事実としてそうだったと思っているだけのことです。



今日見た夢は、うつ病で最も苦しんでいた時の心の状態そのものでした。そこで分かったのです。僕が本当に恐れていたものが何かということを。



「プライド」でした。



会社員としてのプライド。うつ状態が続き何も出来なくなったこの時期、プライドはずたずたになりました。休職して復職、そこでまた何も出来ないという現実。もがいていた理由はプライドだったのです。今日、本当に今日、そのことに気が付きました。







今、この山の中で暮らす自分は、おそらくプライドという概念からは遠い存在になりつつあります。うつ状態から回復基調にあるのは自然の中にいるからというよりも、社会的なプライドに縛られなくなったからではないかと思います。



うつ状態で苦しんでいる方。もう一度よく自分自身を考えてみてください。自分を一番苦しめているのは他の誰でもなく、自分自身の小さなプライドなのかもしれないということを。



そしてそこには二つの解があるように思えます。ひとつはプライドを維持できるような結果を出し続けること。もうひとつは、プライドなどあまり意味のあることではないと悟ること。



僕は後者を選んだようです。行動は少し極端でしたが。



人生がもし100年も続く長丁場だとしたら結果を出し続けなければならない状態はあまりに過酷と言えるかもしれません。




しかし自分自身の理解を深められれば、人生は少しだけラクになります。



山奥田舎暮らし、そしてBライフ。
これからより一層楽しめそうな気がしてきました。


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2018年9月15日土曜日

何でも美味く出きる魔法のナベ

何でも美味く出きる魔法のナベ



以前一度紹介したことがありますが、ホームセンターなどで売られているアイリスオーヤマの無加水ナベ。これで作るとどんな料理でも美味しくできてしまいます。


無加水ナベ


ナベなんてどれでも同じだ、と僕も思っていました。しかし明らかに違います。山奥田舎暮らしを始めてから自炊の頻度がかなり上がったので、本当にこのナベに感謝するようになりました。



肉でも野菜でも柔らかく仕上がります。今日はカレーを作りましたが、本格的なインドカレー風に出来ました。実に美味いです。スパイス好きなので、クミンシードやターメリック、コリアンダーなど、結構ふんだんに入れるのですが、売れそうな出来栄え(自分言うなって)。




実に良くできたのでナンも焼いてみました。150円で3枚分くらい作れる粉を売ってます。超簡単。カレー屋さんに行く気がしません(笑)。




食事にいくら掛っているのかは、あまり計算したことはないですが、自炊すれば多分大差ないので、何を作ってもBライフの食事だと思います。食事に関しては自炊イコールBライフ。こんな感覚。



実はラーメンが大好きなので、ここに移住してきてからも方々のラーメン屋を食べ歩きました。しかし全滅。東京のラーメン屋は本当に美味しくていつも感激してましたが、ここ周辺のラーメンは、う~む、と考えてしまう感じです。



5、6軒試してみて、これはもう味覚が違うのだろうと勝手に思ってしまったので、以降、ラーメンを外食で食べることはないと思います。静岡県伊豆の国市、ラーメンにて全滅。




東京の美味しいチェーン店さん、伊豆の国市にも進出してくださいよ。行列が出来ますよ、きっと。



ちょっと話を戻して無加水ナベ。
ダッチオーブンとしても、フライパンとしても、蒸し器としても使えます。


余った食材でちょちょっと。


手作りナン



都会暮らしの方にもおすすめですのでホームセンターに行くことがあったら手にとってみてくださいね。


自炊してみたくなりますよ。


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2018年9月14日金曜日

質素な貧乏暮らしでもソファは欲しいぞ

質素な貧乏暮らしでもソファは欲しいぞ



月6万円台のBライフ生活を目指してる自分ですが、贅沢にもソファなるものを買ってしまいました。リビングにテレビを壁掛けで設置してみたところ、Amazon Primeのビデオを観る頻度が上がってしまって寝転がる場所が必要になったからなのです。




Amazon Primeは年額3,900円。月に直すと325円。これで映画観放題、音楽聴き放題。宅配も翌日発送。こんなコスパの良いサービスは他に無いですよ、ほんと。家にいることが多い方は絶対に入っておくべきです。アレクサにも好きな音楽を終日かけてもらってます。



さて話を戻しますが、ソファ。寝転がる場所欲しさにAmazon、楽天、その他でいろいろと探しました。というのも、一つ難題がありまして、大きなものは部屋に運び込めないのです。玄関自体は大きいのですが玄関からリビングへ抜ける通路のドアがアコーデオン式で、目一杯広げても52cm幅のものまでしか通せないという驚愕の事実。





ソファの寸法は標準的に決まっていて、高さ70cm、奥行きも70cmくらいなのです。70cmの正方形は52cm幅の通路にはどうやっても通りそうにありません。って通るわけありません....。参った。



そこで組み立て式でなるべく梱包が小さいものを中心に探しました。やっと見つけたのがこれです。




梱包は
120x77x58cm(29kg)、77x67x58cm(20kg) の2つとなってました。でもこれは箱のサイズなので中身はもう少し小さいはず。52cmの通路を通すことが出きるか本当のところ分からなかったのですが、もうこれ以上考えるのが嫌になったので注文してしまいました。



もし通らなかった場合には、ドアを外す。
それでも通らなかったら....。アウト!



三日後に配送されてきましたが、梱包を玄関で解いてひとつずつリビングへ運びました。クッションのような小物は当然OK。問題はボディ。




なんとラッキーなことに、ギリギリ通すことができました。ふぅ~。ドアを外すことは覚悟してはいましたが、結構面倒な作業なのでほっとしました。



さてさて、運んでしまえば後は楽勝。組み立てなんてあっと言うまです。



ということでリビングにソファを設置できました。色はホワイトにしました。




こんな感じで寝転がりながらAmazon Primeを観ております。DIYをやったり畑をやったり、山奥暮らし的な作業は置いておいて、ひたすらビデオ三昧。昨日までは「ジャックライアン」というCIA、テロものドラマを観てました。シーズン1は8話までしかなかったのであっと言う間に観終わってしまい、今とても悲しいです。もっと観たいです。



セコイ話ですが、一日換算にすると10円です。どんだけ映画を観ても10円。これって最強のBライフですよ、実は。あまり気付いている人がいないようなので言ってみました。



ソファへの投資もこの一日10円の趣味をより快適にするための初期投資。安いものです(と自分に言い聞かせてます)。



一日10円でビデオ観放題、音楽聴き放題という、この恐るべき事実。
NHKさんは大嫌いですがAmazonさんは大好きなのです。



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2018年9月13日木曜日

山奥の冬対策に二重窓。そのペンキ塗り。

山奥の冬対策に二重窓。そのペンキ塗り。


9月13日、今朝のこの部屋の気温は17℃でした。寒い。寒いです。一週間ほど前には海水浴をしていたはずなのに。いきなり50%オフ。34℃から17℃へ急降下。体調が崩れるわけです。



冬季うつの酷い自分は温度に非常に敏感でして、気温が下がると気分も確実に下がります。このままずっと寒いわけではないとは思いますが、必ずやって来る恐ろしい冬への対策をしなければっと、今日から準備をすることにしました。




現在寝室にしているのはこの部屋。壁の内部には全面に断熱材を埋め込み済みなので壁からの冷気は遮断できるはずですが、なんと言ってもL字型に設けられている面積の大きな窓が曲者。窓からの冷気をどうにかしなくてはならない。



以前、プチプチ君を貼ったことがありましたが、効果ゼロ。多少はあったかもしれませんが、極寒の冬に対しては無力でした。確実に冷気を遮断できる方法はひとつしかないのです。



二重窓。



そう、窓の内側にもう一つ窓を設ける。これしかない。しかし、窓を設置するとなるとものすごい費用がかかります。2箇所で20万円くらい?いやもう少し掛りそうです。即、却下。



ではどうするか。答えはひとつ。自作する。となります。



しかしガラスを扱うのは難易度が非常に高く、しかも材料費がかなり高額になります。そこでいろいろと調べた結果、ポリカボードが良いという結論になりました。透明で中に空気の層が入っている、こんなヤツ。





180x90のサイズで3,200円。これが3枚あれば継ぎはぎで何とか4面の窓ができます。



実は土台となるサッシの部分は元からあって、もともとの姿はこんな障子張りの部屋でした。障子は古臭いし機能性が全くないので早いうちに外して倉庫にしまっておいたのでした。




この障子の土台を使って枠をホワイトに装飾し、そこにポリカボードを密着させて機密性の高い二重窓にしようというのが計画です。


そこで今日は障子をぶち剥がしてペンキ塗り。明日から雨のようなので今日の内にペンキまで終えようと4枚分。




汚れやザラツキもあるので一応全面にサンダーがけをして綺麗にしてから塗装。でひたすら塗る塗る塗る。面ではないので結構大変で時間もそこそこかかります。





と、いうことで頑張った結果、4枚、完成~。





でも乾いてからもう一度軽く塗るつもりなのでもう一日かかります。


ホワイトにしただけで何か洋風に見えません?障子感が全くなくなりました。よしよし。


この後、前述のポリカボードを貼り付け隙間をテーピングすれば、多分、出来あがりになります。もう入手済みです。フィルムを剥がすと完全な透明になります。




出来上がりと設置状態はまた後日。
総予算、9,600円プラス、ペンキ代。


これで暖かい部屋で過ごせるようになれば安いものかな。


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