悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド
今日久々に悪夢を見ました。ものすごい恐怖と共に目覚めたのですが、この夢で自分というものが少し分かったような気がします。
悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド。いまだにそういうものが心のどこかに残っているのかもしれません。
会社で何も出来ず毎日毎日途方にくれているという夢。文字にするとまったく怖くなさそうですが、心の底から震えあがりました。
この山奥に住むようになってメンタル状態はとても良くなり、自分がうつ病で最も苦しんでいた時のことを思い出せなくもなっていました。苦しい時期があったこと、そしてその理由、勿論鮮明に記憶しています。
しかしそれは記憶という小説を読んでいるかのようで、事実としてそうだったと思っているだけのことです。
今日見た夢は、うつ病で最も苦しんでいた時の心の状態そのものでした。そこで分かったのです。僕が本当に恐れていたものが何かということを。
「プライド」でした。
会社員としてのプライド。うつ状態が続き何も出来なくなったこの時期、プライドはずたずたになりました。休職して復職、そこでまた何も出来ないという現実。もがいていた理由はプライドだったのです。今日、本当に今日、そのことに気が付きました。
今、この山の中で暮らす自分は、おそらくプライドという概念からは遠い存在になりつつあります。うつ状態から回復基調にあるのは自然の中にいるからというよりも、社会的なプライドに縛られなくなったからではないかと思います。
うつ状態で苦しんでいる方。もう一度よく自分自身を考えてみてください。自分を一番苦しめているのは他の誰でもなく、自分自身の小さなプライドなのかもしれないということを。
そしてそこには二つの解があるように思えます。ひとつはプライドを維持できるような結果を出し続けること。もうひとつは、プライドなどあまり意味のあることではないと悟ること。
僕は後者を選んだようです。行動は少し極端でしたが。
人生がもし100年も続く長丁場だとしたら結果を出し続けなければならない状態はあまりに過酷と言えるかもしれません。
しかし自分自身の理解を深められれば、人生は少しだけラクになります。
山奥田舎暮らし、そしてBライフ。
これからより一層楽しめそうな気がしてきました。
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