2019年11月16日土曜日

山奥一軒屋、別荘地生活のすすめ

山奥一軒屋、別荘地生活のすすめ



今から約2年前、この山奥一軒屋の中古別荘を手に入れ貧乏一人くらしを始めてしまったわけなのですが、そこに至った背景には大きく3つ理由がありました。


①うつ病を数年間患っていて都会からはもう離れたかったこと。

②どうせなら、できることなら、仕事もせずにのんびり暮らしたかったこと。

③別荘の視察の途中、偶然、心惹かれる物件に出会ってしまったこと。


山奥一軒屋

元々は逃げ出したかったということなのですが、そんな心的状態の自分の背中を思いっきり押してくれる物件に出会ったということが最大の要因だったと今になってそう感じています。



この住処に出会うまでに5件ほど中古別荘を見てはいるのですが、実のところどこもピンとはこなかったのでした。



「こうでなければだめだ」なんていうよう強い要望はなかったのですが、潜在意識的には何か違うなぁという感覚はあったのかもしれません。



そのことを後から考えてみると、無意識にはいろいろな観点で山奥一軒屋の物件を見ていたのだと感じます。2年前の自分にとっても、現在の自分にとっても、ここは今、パーフェクトです。


山奥一軒家の烏骨鶏


もちろん欲を言えばきりがないのですが、そういう欲にも解決手段は必ずあるもので、クリアしていくことの方がむしろ味わいがあったりするのかもしれません。


山奥一軒家のボロいバルコニー


この周辺の別荘地には何百件という空き物件があります。ですのでどんな要件でも満たしてくれる物件は必ずあると思います。



でも、もし伊豆周辺の山奥別荘で暮らしてみたいと考えている方がいたらキレイとか立派というような観点よりも「ピンとくる」という感覚の方が大事かなぁと思いますので、この点は是非少しだけ参考に。



まぁ住めば都だとは思うので、どうにでもなるかとは思いますが(笑)。



山奥一軒屋、別荘地生活のすすめ


タイトルの話をしたいと思います。僕のここでのダラダラ生活は不定期のこのブログに何度も書いております。



ですので今更でもあるし、魅力的でもなんでもないと思う方の方が多いのではないかとも思ったりしますが、実際ここで生活している人間からすると、今一度、最高であると断言しておこうかと思います。




孤独が好きとか、人付き合いがしたくないとか、そんなちゃっちいことはどうでも良かったりするのです。一言でいうと「自由に何でも出来る」ということ。



家も土地もすべて自由。そして周辺の土地も全て自由。自分のものではないですが、自由、自由。あははははっ。



そしてその逆もまた自由。何もしないでい続けるという自由も手に入れてしまっております。



無職の自分はもちろんお金が尽きれば働かざるを得なくなります。けれど今現在、少ない消費でなるべくその期限を延ばしながら毎日を生きております。かなり楽しい毎日です。



胃が痛いような思いはここへ来てからは皆無だったし、台風で断水10日間というような強制的な修行を受けたばかりではありますが、過ぎてしまえば、あれはあれで良い体験だったと思えます。



台風の豪雨直撃を受けて、家周辺にある土留めがいかに重要かということも認識できたし(土留めが十分でないと土砂が流れ出します)、その認識のもと、腐食した丸太で作られていた部分の大半をブロックと鉄心、コンクリで強固な土留めに作り直したりもしています。この作業には1ヶ月くらいかかったかもしれません。






そんな作業も、業者にやってもらえばとも思いますが、多分、自分自身は面倒くさい気持ち半分、楽しい気持ち半分でやっているようです(お金が無いというのが本当のところですが...えへへへ)。



冒頭、この山奥別荘地へ移住した理由に「逃げる」という表現を用いましたが、今はその感覚は非常に薄く「好んで」やって来たという表現がしっくりくるように感じています。



逃げ出すことをこのブログで推奨していた時期もありましたが、今は「好ましい方向へどうぞ」とお伝えしておきたいと思います。



そしてもし、僕と同じような方向性での選択を取られる方がいるならば、ふたつほどアドバイスしておきたいと思います。



一つ目は縁を大切にということ。これは山奥に限ったことではありませんが、小さな縁を大事にしていくことが本当に良い結果につながるなぁとシミジミと思っていたりします。



もうひとつは、発信。僕自身は大した内容のことは発信できていませんが、存在は少なからず誰かの目に止まってくれているとは感じています。



ブログの更新が続かなければツイートで。僕は今、ゆるくそんな感じです。



周囲に誰もいないような環境に生きているからこそ、真に欲する人間関係が出来てくるのかもしれません。ですので縁と発信は是非心がけてみることをおススメします。



たまには山奥暮らしでのデメリットも書いてみたいと思うのですが、期待を裏切ってすみません。今のところ、ありません。



あ、ひとつだけあります。冬はやっぱり寒いです。でも今年はもう大丈夫。自律神経の不調もここで暮らすようになって劇的に改善しました。



最後になりますが、山奥には意外にも若い方が多く暮らしています。この家から一番近いご近所さんは40代前半。先週初めて山奥喫茶で直接お会いしたツイッターのフォロワーさんは50代前半。ウコッケイつながりのご夫婦も40代前半。



山奥の別荘地は決して姥捨て山ではないのですよ。念のため、念のため。



みんなまだ一般的には十分な余生がある年齢。それでものんびりと。そんな雰囲気もとても良い感じなのです。



今日の午後もまたのんびり過ごそうかと思います。



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駐車場を整備してコンクリ作業をしたよ



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2019年10月23日水曜日

山奥一人暮らしを応援してくれる人の存在

山奥一人暮らしを応援してくれる人の存在



伊豆の山奥のど田舎で一人暮らしを始めてからかれこれ1年半が経ちました。移住後はブログを介して、ツイッターを介して多くの方々遊びにきてくれました。東京や関西の友人達も遊びにきてくれました。




そのことが大きな励みになって、そして誰かが来るというタイムリミットがあったことで、室内のDIYもかなり進めることができたような気がします。孤独感もおそらく払拭できたように思います。



そして新参者の自分と親しくしてくれるこの山奥に住んでいる、勝手に友人と呼ばして頂いている方々の存在も大きな励みとなっています。ウコッケイつながりの方々、喫茶店のママさん。




そんな恵まれた環境に生きてしまっているのですが、この山奥に遊びに来てくれた方の内の一人と特に親しくつき合わせて頂いていて、実はかれこれ半年になります。



ブログやツイッターではこの話題には触れてはいなかったのですが、あえて今回この記事で触れさせて頂こうかと思います。



心の大きな支え


会社を退職し、離婚をし、全てを捨ててこの山奥へ移住してしまった自分にとって、周囲に誰もいない静かな山の中での暮らしはとても新鮮で心地の良いものでもありました。



しかしながら、気楽にのんびりと暮らしてはいても、時折、ふと、うつ的な心的状態へのより戻しがあったことも事実ではあります。



家やバルコニー、広い敷地のDIYを進めていくことは、そんな心的状態を払拭するにはとても良いアイテムではあったのですが、それらが進んでいくことの喜びを誰かと分かち合えたらとも思っていました。



時折ブログでDIYを記事にしていたのはそんな思いからでもあります。



そんな僕の心情を知ってか知らないでか、働かない生き方を選択してしまっているこんな自分と一緒にDIYを進めてくれるという人が現れてくれました。



そして実はもう彼女には玄関や風呂場、駐車場、その他いろいろと手伝ってもらっています。



今まで自分ひとりでやってきたことを手伝ってもらい、完成を一緒に喜んでくれる人が存在する今、このことは本当に大きな心の支えになっています。



今だ収入面では何の施策も立てていない自分ですが、今のこの質素な生活でも何の問題もないとも言ってくれるような人でもあります。



この先のことを決めるかどうかはまだ全然わかりませんが、こんな良い関係がずっと続いていってくれたらとは思っております。



良い人にめぐり合えたこと。このことには、この山奥の住処を手に入れたことと同じくらいに感謝しています。



怠惰な生活は依然として続いていくとは思うのですが、大切にしたい人がいるという事実は、どんな薬よりもメンタル的にも効いているのではとも感じています。



ブログの内容は今まで通りになりますが、一応、お伝えしておこうと思い記事にさせて頂きました。



余計な内容であしからず...。



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2019年10月14日月曜日

山奥別荘地への台風の直撃

山奥別荘地への台風の直撃


この伊豆の山奥も一昨日、台風19号の直撃をくらいました。家自体はなんともなかったのですが、暴風と滝の様な雨の中、田舎暮らし一人暮らし、山奥でビビッておりました。




上陸直前まではツイッターやLineで友達と話が出来ていたので気もまぎれていたのですが、突然の停電。そして光回線の不通。いきなり超心細くなりますね...。



停電には備えていたのでランタンなど明かりになるものは沢山あるのですが、回線が切れてしまうと怖さが倍増します。



ここは電波が入りにくい場所なので携帯は圏外になったり1本アンテナがたったりという状態で、ほぼ無力。



山奥での一人暮らし(ウコッケイのピヨ子もおりますが)、心細くならないのは回線がつながっているというところが大きいということを改めて感じます。



ただ今回はラッキーなことに1時間も経たずに電気も回線も復活しました。どういう仕組みなのかはわかりませんが、非常にありがたいことです。



以降、暴風、暴雨が強くはなりましたが、ツイッターもLineも出来て、なんだかもう大丈夫、というような気持ちに。



働かない生き方を選択し山の中に一人住んでおりますが、こんな災害の時でも誰かとつながっているということ、そういうことが本当に心の支えになっているのだと実感したのであります。



山の中の暴風


さて、この山奥の暴風の状況ですが、周りの木々はしなるような揺れ方をしていましたが、屋根も飛ぶことなく大丈夫。




15メートル級のスギの大木に囲まれているということと、台風の力が強い東側(台風は左周りだそうです)はここよりも100メートルほど高に山に囲まれているからでしょうか。大丈夫です。



土砂も周囲は樹木がぎっしり植わっているため非常に頑強です。



ただ家の前に小さな小川が流れているのですが、もう原型を留めず濁流と化しておりました。道路も冠水。でもまあ、その程度です。市街地が濁流に埋もれている映像をテレビで見ましたが、山の中はその心配はないように思います。



雨と風は非常に恐ろしいものではありますが、山の中は多分、暴風、暴風には強い、と思われます。と、勝手にそう思っていたのですが....。



断水の連絡


台風の翌日、別荘地に給水している水源が壊れたという連絡を受けました。どんな感じなのかは分かりませんが、復旧まで10日間もかかるそうです。



10日間も水道から水がでません!



不幸中の幸いですが、連絡を受けてから完全に水がでなくなるまでに半日ほどありました。ですので可能な限り水は溜めてあります。



バスタブも満タンです。何とかなるかもしれません。



最大の問題はトイレ



男性なので小の方は全く問題ないのですが、大の方は非常に難解です。今朝は、裏庭で用を足しましたが、雨が降っていたり風が吹いていたりしたら非常に厳しいと思われます。小屋暮らしの方はこんなこと楽勝なのでしょうが...。



これから10日間、こんなことをしていかなければならないのですが、期間が限られていることもあってあまり重く捉えず、キャンプ的なノリでなんとか乗り切ってしまおうとは思っております。



水道の代わり


キャンプなどで使う9リットル入るタンクにお風呂の水を入れて食器洗いや手洗いに使ってます。タライに水を入れて使うよりも100倍ラク。非常に便利です。飲みませんが。




水道から水が出ないという不便さは続きますが、家が無事なこと。そして自分自身も無事なこと。天にでしょうか。感謝しなければいけませんね。



街への道路

この住処から街へはわりと太い立派な道路が通っているのですが...陥落しております。ちなみに写真内の軽自動車に乗られていた方は無事とのことです。テレビで流れておりました。




この道を通らずに迂回して街へ出る手段もまだ残されております。いろいろありますが、大丈夫。このブログも続けていきます。



最後になりますが、今回の台風で被害にあわれた方々に心からお悔やみ申し上げます。


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2019年10月8日火曜日

バルコニーのウッドデッキをSPF材で修復する

バルコニーのウッドデッキをSPF材で修復する


こんにちは。山奥で一人暮らし貧乏生活を送っているshigeです。今回は貧乏ながらも広いバルコニーの話。


この家のバルコニーは元々は横長の8畳ほどだったものに前のオーナーさんが12畳ほどの領域を拡張しているとのことで全部で20畳ほどあります。


バルコニーを下からみたところです。右側が増設部分。


巨大なウッドデッキです。家の中とバルコニーが同じ面積くらいだったりするので笑えたりしますが...。




さて広くて快適なバルコニーなのですが、ウッドデッキが組まれてから恐らくもう10数年。痛みの激しい箇所が各所にあります。



移住してきてから10箇所ほど家の軒下に余っていた木材で張替えをしたのですが、もう余分な木材もない状況です。まだ痛んでいる箇所が各所に。



痛んでいる箇所を思いっきり踏み込んで割ってみたらこんな感じです。キケンキケン。



木材のサイズ

とりあえず傷んでいるヶ所だけを交換しようと思っていました。そこで木材を数本買うために現在のウッドデッキに使われている木材のサイズを測ってみるたのですが、なんと一般的な2x4(ツーバイフォー)の木材よりも幅が1mmほど小さいという事実に遭遇したのでした。



2x4材がはまらない...という悲劇。



1mmくらい隙間を空けて組んでくれていればなんとかなったのですが、木材と木材の隙間ゼロ。2x4材は嵌まらない..のです。特殊なサイズの木材のようです。


解決方法


2x4材が嵌まらないことを回避する解決方法は3つ。

①張り替える2x4材の側面を1mmカンナで削る。(体力的にムリです。)

②幅が1mm狭い板材を探す。(探しました。ありませんでした。)

③一度全てのウッドデッキの板を外して貼り直す。



結果、僕のとりうる策は③しかありません。でも全て外すくらいなら新しい板で全面を打ち直してしまった方が良いという気持ちにもなってきてきたり。



しかしながら体力的にも資金的にも全面の張替えはキツイのです。ほんと。



ウッドデッキの材料


ウッドデッキは雨ざらしになる場所なので、通常はウエスタンレッドシダーのような腐りにくく丈夫な木材が使われます。でもですね、えらく高いのですよ。



1.8メートルの2x4材で1本1,100円~1,400円もします。20畳のウッドデッキで考えると、恐らくこのサイズで100本は必要になります。ざっくりですが、14万円!どひゃ~!



それに近所で手に入るものではないので、送料を考えると細かく何度も注文できません。一発注文なんていうのは、かなりの決意が必要です。どうしようか...となります。



14万円は高額過ぎるし、作業途中で気持ちが萎えて、全面張替えは辞めてしまうかもという不安もあります。安い木材でちっとずつ。数枚剥がして数枚貼る。こんな感じでいきたい。



SPF材(スプルース、パイン、ファー(もみの木))


ホームセンターなどで売られているSPF材ってご存知でしょうか。1本390円くらいで売っているDIY用の木材。でもSPF材は耐久性がないので雨ざらしになる場所には向いていないのです。



しかしです。しかし。



このSPF材でウッドデッキを作っている人がいないか、ネットで調べてみたところ、結構いました。防腐剤を半年毎に塗布してメンテし続けたところ、なんと15年間ももったという話も出てきました。朗報!朗報!



やるしかないです。390円のSPF材を10本単位で買って防腐剤を塗布して貼りかえる。これを10回繰り返せば全面張り替えられるし、やる気が萎えたら桐の良いところで一時中断してもよし、です。



15年持たない箇所が出てきても近所で買えるSPF材ならその都度張り替えれば良いというメリットもあります。



ということで、弱っている周辺5,6枚を剥がしてそこにSPF材を載せかえる作業に着手することにしました。手始めにSFP材を25本。



買っちゃったのでボロイ部分の板を剥がしちゃいます。






7本剥がして6本張ります。何故なら、1mm大きいので7本はまらないからです(笑)。




長さは1.8メートルしかないので、端の部分は30cmくらい継ぎ足してネジを打ち込んで防腐剤を念のためにもう一度塗って(貼り付ける前に3回塗布してます)、こんな感じに完成。



古い板を外したり、新しい板に防腐剤を塗って、長さを加工して打ちつけて、この作業で3時間ほどでした。



かなり良い感じにもなるので、このまま全面をオニューにしてしまおうと思います。と書いておきながら、いつものことですが完成は年内中、くらいの感じかもしれません。



SPF材のウッドデッキでどれくらいの期間維持できるかに関しては、1年後2年後の劣化を含めてこのブログでまた紹介しようと思います。


以上、貧乏一人暮らしでの格安SPF材料を使ってのデッキ改修作業についてでした。



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2019年10月3日木曜日

配慮に欠ける記事を書いてしまったお詫び

配慮に欠ける記事を書いてしまったお詫び



この近辺に越されてきた方について、本日あまり深く考えず記事にしてしまい、その内容に関してコメント欄にてご指摘を受けました。ご指摘をして下さった方、本当にありがとうございす。



記事は即刻、削除させて頂きました。



ここには自分のことを書くべきであって、他の方についてそのプライバシーが露見する可能性のあることについては書くべきでない。書いてはいけない。当たり前のことではありますが、ご指摘を受け気が付いた次第です。



こんな弱小ブログではありますが、ここもネットであり、知らないところで誰かにつながってしまう世界です。書かれた方に何らかの影響がある可能性は否めません。



記事の内容は誹謗中傷の類とは全く異なりますが、そういった視点ではなくても迷惑をかける可能性がある、この点はご指摘を受けなくても気が付くべきでした。



このブログは自身の病気、考え、山での暮らし、そんなものをダラダラと綴っているだけのものです。これからも多分そうです。



気まぐれで書き続けていくとは思いますが、他の方に影響を与えてしまうような内容にはならないよう気を付けていくつもりでおります。



乱文になり申し訳ありませんが、記事の削除とお詫びに関して書かせて頂きました。


以上です。


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2019年9月15日日曜日

山に自生する野菜、植物を食す

山に自生する野菜、植物を食す


昨年の春にこの山奥に移住してきて今月で約1年半を迎えるshigeです。


働かない生き方を貫いているためでしょうか、相変わらずの貧乏生活。ですが、想像していた以上に快適に楽しく生きております。ただ失敗も間々あります。その内の最大の失敗はというと、畑を雑草で森のようにしてしまったこと。


何だか分からないと思いますが、ここは一応畑の領域です。


上記は昨年の話なのですが、今年もまたやらかしてしまいました。



6月まではアスパラやジャガイモ、小松菜などを収穫できていて順調だったのですが、家族に不幸があったり、自分の首の骨を痛めてしまったりで、畑は放置モード。そして再び森化。あはははっ。わずか1ヶ月でリカバリー不能(笑)。




多分、毎日コツコツ雑草を抜くような小まめな作業には向いていないのかもしれません。気が向くと1,2週間作業に没頭できるのですが、何かあると平気で放置したりします。ほんと、しょーもないヤツです。


自生する野菜、植物

そこでなのですが、一応4段の段々畑は作ってあるものの、自生する野菜を食べるということで良いのではないかという結論に早くも至っております。



雑草に負けない植物。そういうのがいいなぁ。日当たりも良くて土も良いので野菜は育つのだけど、それ以上に雑草が...。



春にはワラビが大量に取れます。そこらじゅうに自生しているので、3月後半から4月中旬までは山菜祭り的に食べております。少しずれてフキ。キャラブキにしてます。



6月ごろ、クワの実。びわの果実。7月ごろは三つ葉と大葉。クワとびわは遠い過去に誰かが植えたものだと思いますが、僕以外は食べる人がいないようなので、おもいっきり食べてます。




9月の今頃はミョウガ。昨年は気が付かずに大量発生してしまって大変なことになりました。その鉄を踏まないように今年は1日置き位に2,3個づつ取ってはいろいろな料理に使ってます。



特に美味しいのがミョウガミソ。そおれと甘酢漬け






ということで、少し作戦を変更して、自生できる(手をかけなくても勝手に生えてくる)野菜を自宅周辺に育てることにします。といっても種をばらまいておくだけなのですが。




手抜きモード全開ですが、これからも気のむくままに、その時の気分でいこうと思います。


最近のピヨ子

ピヨ子(ウコッケイ)の姿をあまりブログに載せていないので、一枚だけ載せておきます。この家に来てくれて5ヶ月経ちました。


このブログをノートPCで書いている、まさに今この瞬間、しっかりとジャマしてくれています。構ってちゃんモード。とても可愛いヤツです。



季節の変わり目ですので、みなさん体調にお気をつけください。
今日はこの辺で。


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2019年9月8日日曜日

伊豆の別荘100万円ポッキリ

伊豆の別荘100万円ポッキリを見てきたぞ


伊豆の別荘地へ移住した後も100万円前後の別荘を興味本位ではあるのですが不動産屋さんのホームページにてたまにチェックしております。



自分が住めそうかという観点で見てしまうと、やはり相場は2~300万円以上にはなってしまいますが、近場に100万円以下の激安物件があったりすると、ちょこっと見に行ったりもしています。



そこで今回は伊豆の別荘ジャスト100万円の物件を実際に見てきましたので簡単にですが紹介致します。



築年度はなんと平成2年。まだ30年も経っていない新しめな物件。実際の概観はこちら。





固定資産税は2.25万円/年になってます。固定資産税がこれほどの金額なので市の評価価格は300~500万円なのかもしれません。ちなみに僕が今住んでいる家の固定資産税は6,500円/年です(笑)。市から見た試算価値はほとんどなし。



伊豆の別荘で何故100万円か


住んでみないと中々ピンとこないことなのかもしれませんが、中古の別荘に関しては、家そのものよりも重視すべき点がいくつかあります。それはというと、①採光、②駐車場、③道路への隣接。この3点。



その辺は以前にこちらの記事にも書いています。→ 別荘生活、別荘ライフでの注意点



実際この100万円の別荘の建屋はとても素晴らしいです。えええ!これ本当に100万円!ってなると思います。しかし自分が暮らせるかという視点で見てみると厳しいと感じるかもしれません。



まず一つ目の採光ですが、別荘地では年中陽が当っている家の方が珍しい方ですので、ある程度樹木で覆われていることは仕方のないことでもあります。



しかし一日中全く陽が当らないとなると体内時計も上手く働かなくなってしまうかもしれません。メンタルにはとても悪いはずなのです。



ボロい家でも陽の当る家。暮らすなら、こちらの方が正解です。



二つ目、三つ目の駐車場とその位置に関して。別荘地では道路沿いにクルマを置いても駐車禁止をとられるようなことはありません。ですので、そこ辺に置いても大丈夫です。ただ、自分の家の横に駐車場が無いのは非常に、非常に不便です。



今回視察したこの100万円の別荘の場合、交通量はほとんどない場所なので道路に置くのも可能です。しかしその道路から家の玄関までは歩数にして70歩ほど。その内、40歩はキツイ階段の登り下りという位置関係にあります。



1分程の短いビデオを撮ってきましたので、こちらをどうぞ。

  


買い物をして5キロのお米を持って帰るだけでヘトヘト。冬になって18リットルの灯油を運んだりしたら倒れるかもしれません。これは冗談ではなく真剣に。


結論として


家の状態からすれば100万円は激安ですが、住めそうにない...。という結論。ただ、年に何回か別荘として使う程度ならアリかもしれません。


別荘としての使用


別荘としての使用でも骨休めにくるのですから、陽の光は必要だとは思います。ただ秘密基地的に、もしくは地下室的な感覚で使うのであれば、人によっては大丈夫なのかもしれません。



ただし、固定資産費、管理費、水道料、電気ガス基本料、これらは必ず必要になります。この別荘の場合、合計月額で1.5万円、年額で18万円はかかります。安いからといって安直に手を出すのは要注意かもしれません。



18万円あれば、年に4,5回は旅行に行けますから。4,5回はホテルに泊まって美味しい食事が出来る金額であるということもお忘れなく。



今後も安い物件が近くに出れば視察してこようと思います。



以上、100万円の別荘の視察でした。



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