2018年8月25日土曜日

山屋の家の土砂の流れ出しを防ぐ

山屋の家の土砂の流れ出しを防ぐ


ここはバーベキューなんかが出きるこんな庭があって、かなり広い敷地面積なのだけど、土地代はめちゃくちゃ安い(と思う。正確には知らないので)。何故かと言えば、山林であり、傾斜地だから。この庭も前のオーナーがものすごい量の土砂を削りだして広場にしたのだと思う。





切り出した大木で土止めを作っていて、本当よく出来てます。こんな大木、一人じゃ動かせないです。ピクリともしません。どうやって作ったのか謎ですが、人力だけじゃないことは確かです。



傾斜地での問題

家も傾斜地に建てられています。完全に平地にしてから建てたのではなく、基礎部分で水平をとっています。見た感じ2階建ての家のように感じますが、平屋です。一階部分に相当する場所は傾斜を残したままの倉庫。何の施工もされていないので倉庫というよりは床下です。





話を戻しますが、傾斜地の問題。何が問題かというと土砂の流れ出しです。各所に土止めを作ってっはありますが、バルコニーの下の柱部分の土砂がかなり流れ出してしまっています。前回リビングの床を張り替えたのですが、若干傾斜があったのは、これが原因ではないかと思っています。土砂の流れ出しで柱が沈降しているのだと。





40数年で2cm程なので、1年間で0.4ミリくらいかと思いますが、放っておけば毎年0.4ミリ沈降していってしまいます。まあ気にならない量だとは思いますが対策を打っておこうと思います。



ブロックとコンクリで土止めを作る

高さにして調度ブロック2段分。長さにして7,8メートル。この領域にブロックを固定し土を盛った後に砂利を引き詰めようと思います。かなりの量の土が必要ですが、冒頭で紹介した庭からもってこようと思います。庭も完全な水平でなく傾斜が残った状態なので、今回の作業で水平にしてしまおう。たいへんじゃ~。





と、ここまで構想を練りましたが、この作業量、はんっぱないです。10日間くらい掛るのではないかと思い、今ぞっとしてます。でも家が傾いたら嫌なのでちょっとずつ作業していこう。


あ、10日間というのは、僕が一日に3時間ほどしか作業できないぐうたら者だということが前提の見積もりです。



ブロック30個、セメント10袋、鉄棒50本ほど入手してますが、足りるかどうか....。




まだ残暑が...。日中の暑さが、やる気をそがいてくれます。今日は構想だけにしよう。




その内に誰かが助けに来てくれる、かもしれないので。




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山で暮らして海で泳ぐって最高



2018年8月22日水曜日

Bライフ小屋暮らしブログ--まとめ--

Bライフ小屋暮らしブログ--まとめ--


Bライフ?あまり聞きなれない言葉かもしれません。普通の社会生活を送っている方にとっては、なんだそれっ?て感じかもですね。



しかし僕にとっては、このBライフという造語、とてもとても素晴らしい言葉なのです。ここ数年間、物凄く勇気をもらってきた言葉です。



うつ病で休職、退職、離婚までしてしまった人間にとって決して大げさではなく、一筋の光明を与えてくれた強力な言葉。



そして僕自身も山奥での質素な暮らしへのシフトを始めてしまったこともあって、今一度、このブログでBライフについて再考してみようかと思います。





1 Bライフという言葉の出所


Bライフとは寝太郎こと高村友也氏が自身のブログで使い始めて広まった造語です。主に小屋暮らしを始めた方々が自分の生活を表現する形で用いられている言葉。




今の山奥での田舎暮らし自体も、このブログ自体も、Bライフという言葉から多大な影響を受けております。



僕のセカンドライフそのものが、どっぷり、この言葉に依存して成立しているような感じです。故に当然、貧乏ではあるのですが、今、心はとても穏やか。



さて、どんな意味かをもう少し詳しく。高村氏の言葉を引用すると以下になります。

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安い土地を買って、そこにテントを張るなり、ダンボールハウスを作るなり、自分で小屋を建てるなりして住んでしまおうというライフスタイルです


ホームレス以上、一般市民以下、......誰にも文句を言われずにいつまでも寝転がっていられるローコスト生活....


....ベーシックライフ....B級ライフ....ビギニングライフ....
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ここで重要となるキーの部分がこれ。「誰にも文句を言われずに寝転がっていられる」というところ。惹かれませんか?質素とかローコストとかいう点も重要ですが、第一目的ではないのです。それらは実現手段。



もう一度繰り返すと、目的は「誰にも文句を言われずに寝転がっていられる環境を構築すること。



だからこの怠惰な生活をどうやって実現していこうかというのが、Bライフの醍醐味なのだと勝手に解釈しています。




2 Bライフ的に生きるとは


生きていくためにはお金が必要になります。しかし生きていくためだけに必要なお金は、Bライフ的な視点、つまり「誰にも文句を言われずに寝転がっていられる生活の確立」という視点に立てればたいしたことはないということに気が付くことが出来るように思えます。



月に20万、30万も必要ないのです。



東京のアパートに住んでいた時は家賃と駐車場だけで毎月勝手に7万円弱が出ていきました。そこに光熱費と通信費、交通費、食費、娯楽費などを加えるとやはり15万円くらいは必要だったかもしれません。



15万円必要ならば働く以外選択の余地がないのかもしれませんが、もし6万円くらいで済むのなら無理して働かなくても良いのかもと、僕自身は思い始めるようになりました。



うつ病で休職していた時にこのことをよく考えていました。出来るなら、これからは無理して働くよりも、より消費の少ない生活を選びたいと。



Bライフをブログで再考




3 Bライフの形態


Bライフの形態は自作の小屋暮らしに限られることはありません。ここでその数パターンの形態について触れておきたいと思います。



要は土地と建屋をローコストで手に入れられれば良いわけです。ランニングコストという視点もありますが、ここに関しては後述したいと思います。



パターンはざっと以下の5つの形態。費用は100万円~250万円。中には10万円で土地を買って20万円で小屋を建ててしまうというツワ者もおりますが、平均的には100~250万円とみておいた方が良いかと思います。


①自作小屋
②コンテナハウス
③トレーラーハウス
④中古別荘
⑤田舎の古民家


僕自身は④中古別荘でBライフを実践中です。中古別荘でのBライフ生活を考えている方は別荘を選ぶ上での注意事項をこちらにまとめていますので参照してみてください。→別荘生活、別荘ライフでの注意点


3-1①自作小屋


土地を手に入れて自分で小屋を作るため最も初期投資が安くすみます。土地50万円、建屋30万円、計80万円程度で完結。しかし電柱、井戸、などのライフラインも最低限必要になるのでプラス20万円。やはり最低ラインは100万円程度かと思います。



ただ、そんなライフラインも不要。すべて自力で!という方々もおられます。おそらくはこの姿が究極のBライフかと思います。



Bライフの名づけ親である寝太郎さんは自作の小屋暮らしです。10万円かそこらで建ててしまったというツワモノ。だからそれだけ人気があるのでしょうね。


そんな寝太郎さんの名著はこちら↓

      



その後に続け!と多くの方々がBライフを目指して小屋を建ててきたことは数多くのブログが証明してくれています。



ただ続いているのは数件ということも事実ではあります。


3-2②コンテナハウス



中古のコンテナ自体は20万円程度から手に入ります。搬送料が多少かかりますが、トータルは①の小屋と同程度、計100円程度になります。



自作小屋と比較した場合のメリットは小屋は製作期間に3~6ヶ月程要するのに対して、コンテナは始めから完成している箱ということでしょうか。この製作工程がないの点がメリットかと思います。



ただ格安の中古コンテナは腐食が激しいことは当たり前なので、購入以降腐食がどんどん進んでいくことを前提にいろいろと策は練っておく必要はあるかと思います。



枠組みだと割り切ってDIY前提で購入される方が良いのではないでしょうか。



3-3③トレーラーハウス



トレーラーハウスの場合、ある程度居住空間が出来ていますので直ぐに住めるのがメリットです。ただし写真のようなかなり古いものでも70~100万円くらいはしますので、①②に比べて50万円以上は掛ってしまいます。



また車両扱いにすれば固定資産税も不用というメリットもありますが、実のところ小屋の固定資産も微々たるもの(5000円/年)ですのでメリットとは言えない感じもします。



僕は中古の別荘に住んでいますが、固定資産税は6,000円/年間です。別荘でもそんなものですので気にする額ではありません。



3-4④中古別荘




土地、建屋こみで100万円程度から手に入ります。①~③と大きく違うのは、極々普通の住宅と同じ生活が送れるという点です。



トイレもあるし風呂もあります。ライフラインは全て揃っています。ただその分ランニングコストは掛ります。電気、ガス、水道で計9,000円/月くらいが最低ラインかと思います。また管理費として4,000円/月程度が必要にもなります。



少し余談になりますが、東京のアパートに住んでいる知人がガスをあまり使わないのに基本料金が取られるのはイヤだと言って昨年、ガスを解約しました。



料理が必要な時はボンベのコンロ。風呂に入るときは近場のスパに通っていたようなのですが、それで月にいくら浮くようになったのかと尋ねたところ、チャラだと言っていました。



プロパンガスは料金が高めではあるのですが、代替手段にきりかえたところで、不便になるだけで、お金はまったく浮かないということだと思います。



それに、例えBライフであっても風呂ぐらい自宅でゆっくりはるべきだとも思います。今日、明日のキャンプではないという認識も重要かもしれません。



3-5⑤田舎の古民家



こちらも土地、建屋込みで100万円程度、もしくはもう少し安く手に入ります。しかし④の別荘地と違って、その地域の情報を手にいれることはほぼ不可能です。ですので、住んでみないと何が起こるかわからないという不安は残ります。



田舎というのは現代社会でも完全なムラ社会のようです。そこには長がいてその言いつけに従わないとムラ八分という...。



僕の知人にも古民家を手に入れた後、村八分にあって苦しんだ方がいます。そちらの話はこちらを参照ください→ 田舎暮らし、移住での村八分の現実



以上の5つのパターンがBライフを実現するために実現可能な形態かと思います。




4 小屋暮らしBライフの意外な盲点


小屋暮らしで有名なブロガーさんが千葉に小屋を建てて住んでいます。Bライフに詳しいかたなら知っているかもしれませんが、この方の生活は一見たくましく、メデイアへの露出も派手で感化された方も多いのではないでしょうか。



小屋暮らしを開始してもう4~5年になると思います。多くの小屋暮らしの方が2年ほどで消息を経ってしまう(ブログの更新が突然止まってしまう)中で、この点、本当にたくましいと思います。




彼のブログを読んでいると長く続く秘訣がなんとなくわかります。



それは、無理をしないこと



夏場の暑い時期は実家の盛岡の実家に帰省する。冬場の寒い時期も帰省。



要は春と秋の数ヶ月しか小屋では暮らしていないのです。この点はこれからBライフや小屋暮らしを始めようと考えている方は深く考えておくべき点かと思います。



小屋暮らしが長く続いている人は、二重拠点や旅に出るなど、夏冬の辛さを回避する手段を持っているのです。こうなると実は非常に狭き門だとも言えるかと思います。



ローコストで暮らしたいから小屋暮らしを始めるのに別の拠点が必要になってしまうのですから、結局ものすごくお金が掛るような気がします。




5 結果として僕が選んだBライフのパターン


小屋暮らしには憧れていた時期がありました。しかし作りきれるかという点と、やはり上述した点、生活の持続という点で断念しました。



ボロくても土台ができている中古の物件、それも思いっきり値段の安い別荘地物件を僕は自分のBライフ実践の場として選びました。



現在は山奥に移住してまだ3ヶ月なので、家の改修や改造に多少のお金を使っています。でも、これもあと数ヶ月で収束する予定です。その後は月に6万円程度の支出で暮らしていけるという感触も持っています。



6万円の支出では一般的なBライフではないかもしれません。でも都会での15~20万円の暮らしに比べたら十分にBライフなのだとも思っています。それに「誰にも気兼ねなく一日中寝転んでいられる」という点は完璧にクリアしてますから。




6 Bライファーと地域住民とのいざこざ


市街地に小屋を作っても、田舎に古民家を手に入れても、絶対に避けるべきは地域住民とのいざこざではないでしょうか。



寝転んで暮らすためのBライフが、毎日ビクビクしながら不安と共に暮らすことになるかもしれません。



小屋を住宅街に建てて住民に総スカンを食ったり、結束の固いど田舎に越して村八分にされたり、こういう問題で悩んでいる方は本当に多いのです。



折角の移住先が試練の場、苦行の場となってしまいます。



そこでやはり強くおススメしたいのが中古の格安別荘。別荘地では地域住民との付き合いなど一切ありません。ただ例外として、住宅が密集している例外的な場所はありますので、その点はご自身の判断。



また毎月の管理費もゴミ収集や草刈、道路整備などに使われますので、寄り合いのように集まって何かしないといけない、ということも一切ありません。実に快適なのです。




7 持続可能な生活とは


話が重複しますが、Bライフは、2泊3日のキャンプではないということを再度念をおしておきたいと思います。



つまりは「持続可能な生活」という視点。エアコンも必要だし風呂も必要。携帯もネットも必要。水道もガスも電気もクルマも。そういった現代のライフラインを備えながら、いかに節約していくか。ここがカギなのではないかと感じています。



全て排除してしまえば、月2万円の生活も可能だとは思います。そういった苦行をあえて好む方がいても不思議ではありませんが、思い付きや刹那的な憧れだけで踏み出すべきものではないと僕自身はそう思っています。







8 先輩Bライファさん達の小屋での生活


ここに越してきて良くわかりましたが、急な冷え込みや、猛烈な暑さへの対処方法の存在は、かなり重要です。温暖な伊豆ではあるのですが、標高400メートルともなると、冬は氷点下まで気温が落ちます。




もし氷点下0℃の場所に自作小屋を建てたなら小屋の中に薪ストーブでもない限り寒くて眠りにつくこともできません。実際、薪ストーブを導入されている方もいますが、1万円程度の安価なものでは耐久年数が1,2年とも聞きます。



常に高熱にさらされていると薄い鉄板にはいとも簡単に穴が開いてしまうそうです。



ですのでキャンプ的なノリであれば1万円程度の安価な薪ストーブでも良いと思いますが、住み続けるならば数年間は持つものを手に入れる必要もあります。自分自身もかなり調べていますが耐久性が数年以上あるものは20万円以上します。




9 暑さへの対処


寒さに対しては応急処置的に安価な薪ストーブを導入することでしのげるかもしれません。しかし夏場の暑さへの対応は自作小屋であっても、多少お金をかける必要があるのではないかと思います。



エアコンを設置するには20Aほどの電力契約は必要となりますが、多くの小屋くらしの方は5A~10A。またはソーラーパネルでの自家発電という形態。



自作小屋という自負が20Aを引きたくないという気持ちにさせるのかとは思いますが、小屋であっても十分な電力とエアコン。夢を壊すようで申し訳ないですが、必須だと思います。




10 どこに土地を見つけるか


別荘、古民家以外を選択した場合、土地を購入して住む場所を自前で確保していくことになるのですが、土地をどの地域にするかという点も非常に重要なファクターになります。



ツイッターのフォロワーさんに某地域に土地を購入して昨年小屋を建てた方がいました。技術も根性もあって動画の配信も素晴らしい内容だったので毎回全て観させてもらっています。



ところが、その土地はというと、標高1,500mに位置する場所なのです。この標高だと0mの地域に比べて10℃近く気温がマイナスになります。



11月の秋ごろ。東京では最低気温が9度ほど。でもここでは既にマイナス1℃になっていたのです。あまりの寒さに12月には作業を中断し半年間放置となっているようです。



1年の内、11月~4月までの半年間は作業も出来ないし、もちろんそんな環境なので住み始めても辛くて仕方がない状況になるであろうことは容易に想像できます。



Bライフということで安い土地を求めがちですが、気温は重要なファクターです。冬場でも自分が耐えられる、いや、快適に暮らせる場所であって始めてBライフが開始できると思った方が良いと思います。




11 小屋自体の耐久年数


小屋を製作される方は、その材料に高価な木材は使わないのが普通なのですが、ホームセンターで手に入るような一般の安価な木材は防腐剤を毎年塗りこんだとしても直接雨に当る外壁部に関しては5年が耐久年数と言われています。



外壁部分が腐食してくれば中にも侵食してくるでしょうし、何の補強もしなければ6,7年で倒壊する恐れもあります。



こういった点を考慮して耐久性のある高額な木材を使用していれば良いのですが、小屋の製作過程ではとにかく安く済ませるという点に視点がおかれがちでしょうから後々大きな課題になります。



以上、雑多な内容になってしまいましたが、Bライフに生活をシフトしていくために考慮すべき点を、実際に山奥に住み始めた上で、感じている点のまとめとして紹介させて頂きました。




12 最後に


最後になりますが別荘地にはこんな感じの古い家が100万円程度から売り出されています。土地と家をあわせて100万円。いろいろと直したとしてもプラス50万円。少ない消費で暮らしていきたい方には本当におすすめですので是非一考を。




そしてこれからもこのブログでは中古別荘でのBライフ+α的な生活を紹介していきますので、是非是非、参考に。



伊豆の山奥別荘地への移住もお待ちしておりますよぉ。


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山奥で暮らす田舎への移住1ヶ月目の感想


2018年8月19日日曜日

カラーボックスで自作DIYキッチンカウンターを作る

カラーボックスで自作DIYキッチンカウンターを作る


床の製作完了後、板材の端材が結構あまりました。取って置いてもよいのですが、勢いに乗って何か作ってしまおうと思い考察を重ねた結果、キッチンカウンターを作ろうということに。


山奥田舎くらしのキッチンは結構広いのですが、調理した後に皿を載せる領域が少ししかありません。かなり不便です。何か台が欲しいと思っていたところ。


カラーBOXをベースに

市販のカラーボックスを2個購入。1個1,180円。やはりカラーボックスは安い。材料はベニヤみたいなものですが、自分で材料を仕入れたら倍くらいかかります。なんでこんなに安いのだろう。




さて組み立て。カラーボックスは電動ドライバーひとつで簡単に組み立てられます。総時間10分。本当にお手軽でうれしいです。




2個並べるとこんな感じ。右側にあるラックとL字型に組み合わせてカウンターにしようと思います。





ちょうど合いそうな大きさの端材を目分量で断裁して、こんな感じに組み立て。






キッチン側から見るとこんな感じ。食材や食器を沢山置けそうです。





このままではみっともないので、ホワイトのリメークシートを全体に貼っていきます。このステンレスの板で伸ばしながら貼っていくと気泡が出来なくて綺麗に貼れます。




あっと言う間に、Bライフとは間逆に見えそうな真っ白の豪華なキッチンカウンターの出来上がり~。





でも真っ白は味気ないと思っていたところで良いことを思いつきました。捨ててしまおうと思ってバルコニーに放り出してある食器棚。この食器棚の板が天板に使えそう。



と、いうことで、天板と側面だけ、食器棚の板を使いまわして、これで本当に完成!





調理後の食材を天板に置けるし、食料も大量にストック出来ます。それになにより、適当に作ったのに、ちょっとカッコ良い。うつうつとした気分も少し晴れて一石二鳥。




大工仕事は大変ですがメンタル、特にうつ病にとても良いです。


工程が長過ぎてたまに気がめいることもありますが....。


うつ病は大工仕事で治る!
どうでしょうか。説得力ないですかね。



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2018年8月16日木曜日

ボロい家のリビングをDIYで快適に

ボロい家のリビングをDIYで快適に


こんにちは。中古のボロい家に住み着いているShigeです。


リビングの床の水平出し作業を7月末にやったのですが、どうせならリビングの床全面をDIY改修してしまおうと思いたちまして、またコンパネを16枚買ってしまいました。



前回同様に12mmの板厚のコンパネを2枚重ねで敷き詰めていきました。


床板コンパネ貼り作業

床板が柔らかくなっている箇所もあって、やるなら今、という気合で地味な作業を開始。リビング中央からキッチン方向には傾斜はほとんどないのですが、この際、きちんとやろうと、数ミリの板をはさみながら、きちんと水平をだすようにしました。



見た目、地味ですが、板が重たいのと、ところどころカットしながらの作業なので非常に重労働です。全面張り終わるまでに今回も2日間掛ってしまいました。まあ一日に3時間程度しか作業が出来ないので。



こちらが全面貼り付けおわった図。



フロアマットをひき詰める

フラットで、なんとも気持ちよいです。このままこの板を床にしてしまうのも良いとは思ったのですが、今回はこの上にフロアマットをひき詰めます。ケーヨーデーツーで手に入れた1メートル780円の安いマットです。全部で19メートル分。




床にあわせてカットしながら全面を引き詰めます。簡単な作業ですが、初めてなので悪戦苦闘しました。この作業も2日も掛ってます....。なかなか一揆にできないのがもどかしいです。



全面にひき詰めたあと、両面テープをこれまた全面に貼り付けて、端を合わせながら貼り付け。いい感じです。



家具を全部どかして床を張り替えてみたら、リビングがものすごく広くなりました。もうこのリビングにはモノを置きたくない。この家を前のオーナーから譲り受けた時、茶だんすやテーブル、テレビ、など一通り揃っていて、とてもありがたいと思っていたのですが、全てじゃまに感じてきました。



全部捨ててしまえ~!



馬鹿でかい茶だんすや、馬鹿でかいテレビ台.....。新品を買ったらかなり高額な品のような気がしますが、僕は使わない。じゃまだぁ~じゃまっ!全て捨ててしまうことにしました。



ここでふとあることに気が付きました。寝室に置いてある32型のテレビ。3年前に八王子で買ったのを持ってきていたのですが、背面を見てみるとネジ穴が4箇所あります。もしや、これは壁掛けに出きる仕様なのでは。



ネットで調べてみましたが、VESA規格という統一規格らしい。壁掛けに出きる!



テレビ壁掛け金具

2,680円でこんな素晴らしい金具が売られてました。テレビを壁掛けにすれば、馬鹿でかいテレビ台のスペースが不要になります。これは是が非でもチャレンジしたいところです。早速Amazonで注文。



この壁に取り付けるのですが、テレビの重量は7,8キロあってかなり重い。柱の位置を確認して、まずは柱に土台となる2x4の木材を打ち付けます。柱まで距離があるので120mmの長いネジで打ち付けました。



でもこのままじゃカッコ悪いので壁と同じ壁紙を貼り付けてカモフラージュ。カメレオン。コンクリの支柱みたいで良い感じです。



そこに壁掛け金具の土台を固定します。太いネジ6本。




そしてテレビを設置。




完了~!
すごくスッキリ~。



この壁掛け金具ですが、非常に頑丈です。組み立ても簡単。2,680円でものすごいスッキリ感。多少の手間はかかりますが、大きなテレビ台に場所をとられている方には超おすすめの一品ですよ。テレビの背面にネジ穴が4個開いているかチェック!65インチの大型テレビまで壁掛け可能。

これでまた一歩前進。


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2018年8月7日火曜日

会社を辞めると本当の友達がわかる

会社を辞めると本当の友達がわかる


土曜日の夕方、27年の付き合いになる旧友が、神戸からこの山奥の住みかまでわざわざ遊びに来てくれました。そんなに遠くから来てくれる友達がいるということ、これは本当にありがたいことです。



彼は元々同じ会社に勤めていた同僚でしたが、10年以上前に別の会社に転職しました。以降は、関西と東京という位置関係にはなりましたが、毎年東京まで遊びに来てくれていて、おそらく最も親しい友人。僕はそう思ってます。



さて、夕刻、早速庭でバーベキューとなりました。ここは煙をモクモク立てても、ギャーギャー騒いでも文句を言ってくる人がいません。周囲に3軒ほど住宅がありますが、結構な距離です。ですので夜も窓をあけたままガンガン音楽をかけたりしています。




寂しくないか?と聞いてくる人がたまにいますが、この隔絶されている環境がここで一番気に入っています。田舎への移住でよく問題になる近所付き合い、そういうゴタゴタが一切ないのがうれしい。まだ若干うつ病気味の身には本当に開放的でありがたいことなのです。



今回のようにたまに誰かが訪ねてきてくれる、こんなパターンが無理がなくて心地良い。民泊をやるのも良いなぁと思ったこともあるのだけど、やはり今の自分には少し難しく感じます。月に一回。この程度がうれしいです。



夜のバルコニー

夜はルーフバルコニーで語り合いました。あたり一面、完全な闇の世界になるのですが、この写真でもわかる通り、家の前にだけ偶然にも電柱が立っています。その街頭が調度良い明るさを提供してくれてます。




夜の山は心地良い気温。もうこのままここで寝てしまいたくなるような感じです。蚊帳でもあればルーフバルコニーで寝るのもよいかもしれません。



翌朝は早起きをしてビーチへ

山奥に住んでいますが、海までは熱海方面、沼津方面、共に30分程度の距離です。日曜日なので熱海側は激混みだろうと思い沼津側の「らららサンビーチ」へ行ってみることにしました。





こっちも激混みでした...。朝8:30、駐車場のスペースは残り数台。ギリギリセーフ。このビーチは人口海岸で砂浜は珊瑚入りの綺麗な白砂です。海も防波堤に囲まれているので波は全くありません。のんびりするには最高のビーチです。水質も良好。西伊豆まで行かなくてもこんなに綺麗な海がここにありました。





バタバタせずにただ水面にプカプカと浮かんでいるととても心地良いです。メンタルにも凄く良いのではないかと感じます。夏が終わるまでは、週一でこのビーチに来ることにしようと思います。



あっと言う間に土日が終わり、友人は帰路につきました。



来年は僕がそちらに遊びに行きます。
来てくれて本当にありがとう。


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Bライフ田舎暮らしブログ

2018年8月3日金曜日

だらだら毎日、それがまた楽しい

だらだら毎日、それがまた楽しい


前回リビングの床を直してから、また数日間何もせずに、だらだら毎日。ちなみリビングは絨毯をひいてこんな感じになりました。




しかし、だらだらとした山奥Bライフの田舎暮らし。このだらだら毎日とはいったいどのような感じなのかというと


①朝、アレクサに適当な音楽を流してもらう。

②バルコニーでコーヒーを飲む。

③飲み終えるとベッドに横になり本を読む。

④昼ごろに適当に食事を取る。 

⑤Amazonプライムで映画を見る 

⑥食材の買い出しにいく(気分転換にほぼ毎日ちょこちょこ) 

⑦夕食をとる 

⑧ネット、ツイッターなど 

⑨風呂 

⑩再び映画を見る 

..... 寝る





こんなパターンで一日が終わってしまいます。山奥に住んでいながら山奥らしいことは何もしていない。まあ特に山奥らしいイベントなど無いのではありますが。



とにかくダラダラのパターン(多分うつ病の症状)になるとブログも書かないし家の修理や掃除、そういうこともしなくなってしまうようです。本当にダメなヤツなのです。



しかし明日、関西から旧友がわざわざ訪ねてきてくれる。そこでビビッているのが、いろいろと整理や掃除をしなければ、ということ。



家の前は先日の台風で木の枝が散乱してます。どう考えても汚いので片付けなければならない。草刈も2週間前にしているけど、もう既にボーボー状態。これもやらねば....。





人がほとんど来ないと、いろいろな事を放棄してしまいます。今回の旧友の訪問はそういう意味で実にありがたい。今日は一日中掃除。整理。



こちら裏通通路。掃除しなくては。



こちらは家の前の道路。やらねば。



と、掃除だけでもやってない箇所だらけなのですが、本当にやらなくてはならない状況になると、やれてしまうようです。不思議です。要はだらしないとうことなのでしょう。かなり生活にムラがあります。うつ病とも違うような感じ。



明日は夕方に来るので、調度涼しい時間帯。庭でバーベキューをやろうと思ってます。その準備もします。



人が頻繁に来るのはまだメンタル的にも厳しい感じなのだけど、月に1回くらいだったら家の周りもきれいにするし、良いトリガーになります。



来月は予定がありますが、再来月は無いです。再来月、誰か来てくれるとこの家の周囲はきれいに保たれます。誰か来て~!なぁ~んて完全に他力本願。



いつか働けるようになるのだろうか...こんな感じで。今年一杯は...ムリ。来年は...よく分からない...。なので、またその時になったら考えることにします。



うつ状態が酷くて動けないというわけではないのですが、何もしなくなる期間が周期的にある、というのは事実。例えばブログだけでも毎日書く、という目標を掲げれば毎日書くのだろうか...。非常に微妙なところです。



しかしこれからも、しばらくダラダラと
でもちょっとずつテキパキと



こんな感じでいきたいと思います。


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2018年7月28日土曜日

傾いている床の水平だしDIY

傾いている床の水平だしDIY


山奥の田舎にこの古~い別荘を手に入れてから、いろいろな問題に直面してきました。捨てるべき膨大な量の家具であったり、かび臭さであったり、部屋の中の寒さであったり、腐りかけた外階段であったり....。



築40数年の家。仕方のない、仕方ない。しかしそれらの問題に対処していくたびに体調が徐々に良くなってきたような気がします。東京のアパートにいたころは毎日何も出来ず悶々とした時間を過ごしてきたのですが、ここではやるべきことがあります。



いや、本当は何もせずそのまま暮らしても良いのですが「直したい、改善したい」という気持ちを折角なら動機付けに使いたい。僕にとって理由は大切です。そんなもので上手く自分をごまかせたりもします。



床の傾斜き



さて、今回ですが、リビングの床に手を入れました。若干傾斜しているのです。間取りはこんな感じの小さな家ですが、リビングの中央からウッドデッキ側に向かって傾斜があります。計測したところ2メートルの長さで2.4cmの高低差。




角度に直すとこんな計算で0.68度になります。



0.6度だと気が付かない人も多いようですが、中には体調に不調をきたす人もあるとのこと。僕は特に三半規管が発達しているので水平とか傾きには非常に敏感な方です。やはり直しておいたほうが良さそう。



フローリング全面をはがして張り替えるのが良さそうですが、かなりの金額になります。委託しても自分でやっても...。いろいろ考えたのですが、リビングの中央からウッドデッキ側までの半分(ここに傾斜がある)にコンパネを重ね貼りすることにしました。



受け木の高さを調整しながら水平が出るように加工していきました。その上に12mmのコンパネを2枚重ねで敷き詰めていきます。24mmの厚さになるので強度も十分。









このコンパネはコメリでネット注文しました。送料込みで1枚1,570円。少し高いですが、これくらいは仕方ない。



リビングの中央部分で継ぎ目となる箇所は段差が出てしまうので、カンナで斜めに削りサンダーで仕上げました。歩いた感じ、つまづくようなことはなさそうです。




水平だしをしながら全面仕上げるまでに2日間。時間は掛りましたが、とても良い具合に仕上がって満足してます。この後、この上に6畳用の絨毯を引き詰めて完成になります。これもネット注文中。




コンパネそのものを床にしてしまうのはどうなのか?と思っていましたが、全く問題ないように感じます。この後、どこかの床が痛んできたら今回の手順で安く直すことができます。



作業を始めるまでは面倒で仕方なくうつ病的な気分になるですが、やってしまえば気分がパーッと爽快になります。畑仕事でも同じ。


この家にはまだまだやるべき事がありそうですが、リハビリと考えこれからもちょっとづつ進めていくことにします。


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