お金を使わないコツ、楽しく節約貧乏ライフ
数年前までは
お金を湯水のごとく使っていた自分ではあるのですが、この一年あまりお金を使わずに生きてこれたこともあって、
お金を使わないコツと節約貧乏ライフついて少し語ってみようかと思います。
引きこもるとか我慢するとか、いろいろと視点ややり方はあるかと思うのですが、
社会生活から外れてみて思うことは、そういうことよりも何よりも
「
何に対して自分が楽しいと感じているのか」ということを
きちんと認識してみること、こんな視点がお金を使わないようになるための第一のコツのような気がしています。
お金って物心付いた子供のころから使っているものなのですよね。だから
使うのが当たり前だし、もしかすると
使うこと自体に快感を覚えたりしているような気もします。
もちろん貯金に生きがいを見出したり、お金を
使わないクセを子供のころから身につけている方もおられるとは思います。
でも僕自身は
あればあるだけ使うという人間でした。ですので、ずっと「
働く=使う」、という感覚で生きてきたような気がします。
そんな感覚そのものが
自分を苦しめている要素のひとつだったのかも、なんて感覚は、うつ病になり、そしてうつ病が解放に向かってくる過程までは全
く持てなかったのかもしれません。
山奥に住み始めてメンタルが快方に向かって
初めて気付きました。しゃにむに働いてデタラメにお金を使う生活は
僕には無意味だったと。
お金を使わなくても
楽しいと感じられることを、そういうものを見つけていくこと。そんな視点に立てることが大切なのだという
気付きみたいな感じです。
それに沢山稼ぐことに視点を置くよりも、沢山使わないことに視点を置く方が
ラクなのです。だから節約貧乏ライフが楽しかったりもします。
山奥のボロ別荘
ど田舎の山奥にあるこの別荘には既に10数名の方が遊びに来てくれていますが、来てくれた方が
最初に思うことは、これって
お金を使わない生活?ということ。
リビングにはど
デカイ55型のテレビが壁に掛かっていて冷蔵庫もエアコンも洗濯機もある。おまけにトイレはセンサー式で便座が自動開閉する、ちょっとかっこいいやつ。
しかし、なのですが、テレビ以外は
前のオーナーからそのままタダで譲り受けたものなのです。この家に来て
買った高額な商品はテレビくらいしかありません。それも
中国製で5万円ちょっとという破格の商品。
これも買うか買わないかを、ものすごく悩んだのですが、お金を使わない生活を考えたとき、
半日をネット経由で
映画かドラマを観ている自分にとっては
多少のお金を掛けてよい分野のようにも思えました。
10年もすれば5万円/365日/10年 = 13円。
一日はずか13円の娯楽。U-NEXTとかNetflexとか一ヶ月無料で視聴できる配信先が沢山あるので、映画、ドラマは裕に1年間は無料で楽しむことが出来ます。すごい時代です。
今の時代、僕のような貧乏な人間であっても、観ることに関しては実に贅沢。全て見尽くせないようなドラマ、映画、コンテンツが世の中にはゴロゴロ転がっています。
ワンコインランチ
この山奥には自身も貧乏、Bライファーと称している方がいるのですが、この方はほぼ毎日、
暇つぶしに沼津駅近辺まで出向いていて(実はクルマで50分もかかります)、そこで
ワンコインランチめぐりなどしているとも聴いています。
良い趣味、良い時間つぶしだとは思います。ただ、ガソリン代も往復300円ほど。駐車上代も200円。
計1,000円もかかってしまう娯楽。
こういうのを毎日というのは、ちょっと、ちょっと、と思ってしまうセコイ自分がおります。
僕も
たまには外食をしますが、月に1回くらいです。でもそういう時はワンコインランチなど食べません。その手のものならば、自分で
もっと美味しいものを作れる自負があったりするのです。こんな
自前の激ウマ90円ランチ(笑)。
外食をする時は、自分では
どうやっても作れないもの。もしくは
どうあがいてもその味を再現できないもの。そういうものに限定しています。だから美味しければ一応ラーメンもこの中に含めています。
それに美味しいラーメンを自分で作るのは
相当ハードルが高いような気もします。でもなのですが、ここ伊豆の国市近辺には残念なことに美味しいラーメン屋はない模様。
にんにく盛り盛りの
家系ラーメンなんかは本当に美味いと思います。近くにあれば食べに行きたいです。こういうところは東京がすごいですよね、やはり。そこらじゅうにありますからね。
東京に住んでいたら800円くらいのラーメンを週に数回食べていたことでしょうね。そういうことを考えると、実は美味しいラーメン屋が近所になくて良かったとも言えるのかもしれません。
基本は100円以下で美味しく自炊。たまにお気に入りの外食。
Bライフとは
何度も取り上げている話ではあるのですが、Bライフとは寝太郎さんの造語。
貧乏ながらも誰にも文句を言われず
ゴロゴロし続けられる
B級ともベーシックとも言える生活のことです。
要は支出を少なく、無理せず暮らしていくこと。
現在一ヶ月の
支出を6万円台に抑えています。というか、それ以上使い続けていけば、今のこと生活は数年ももたなくなります。
で、この6万円生活、そういう貧乏生活って、もしかしたら、
とてつもなく辛いことなのかもしれないと考えていた時期がありました。でも3ヶ月経ち、6ヶ月経ち、ついにはこの
5月で1年になります
時間が経つにつれて、支出はどんどん減っていって、いつしか
節約などといった概念も頭の中から
消えていったようです。コツでもなんでもないのかもしれませんが、
使ってもよいし使わなくてもよい
ただ自分で
出来ることが増えていけばいくほど、
楽しみ自体も増えていくことは確かです。
ですので
お金を使わずとも、
楽しいと思えることを見つけることは、この先もそれほど難しいことでもないような気がしています。お金をかけずに自力で
家を直していくことはその大きな柱になってくれてもいます。
きっと1年、3年、5年と時が経てば経つほどに、この生活の楽しさも
どんどん増していくのではないかと、今、そんな気がしています。
だから今日も
特別な刺激などなくてオッケー。ただ、
優しい一日になって欲しいかな。昨日は
ぽかぽかと暖かくて本当にそんな優しい一日でした。
山奥での自分の話をずらずらと書いてしまったので、お金をお使わないコツの話から逸脱してしまいましたが、結局最後は、上に書いた「使っても良し。使わなくてもまた良し」というような感覚なのかもしれません。
使わなくても毎日を楽しく過ごせる。無理に自分を矯正するのではなく、是非こんな視点に立ってると、生きることもラクになってくのるかもしれません。
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