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2018年10月25日木曜日

目標を持たないから純粋に幸せを感じられる

目標を持たないから純粋に幸せを感じられる


「目標を持たない幸せ」ということを時々考えます。というのも、僕は現在、自分の人生の目標を非常に低いところに設定していて、このことが、かえって幸せを感じやすくしてくれているのではないか、という気がしているからです。


その目標というのは、とてもシンプルで単に'自由に生きる'ということ。ただそれだけです。




これからの人生はどこかに勤めるとか、誰かの下で働くとか、そういうことだけはやらないことにしようと思っています。それが僕の中での自由の定義。



会社勤めで長期間うつ病を患ってしまったことが根本の原因ではありますが、気が付いてしまったのです。どう生きたら自分が幸せだと感じるかということを。



人は幸せを求めてかなり高い目標を掲げたがる傾向にあるような気がします。一生の労働と引き換えに新築の住居を得ようとしてみることもそうと言えるような気がします。


誰もがすることなので親を見ていれば自分もそうあるべきだと思うはずです。僕も例外ではありませんでした。新築のマンションを手に入れたがために、ただただ自分を酷使してきました。



その姿こそ幸せというのだよ。こう言われる方も勿論多数いるとは思います。目的が明確なのだから、生きがい、やりがい、そういうものを既に得ているじゃないかという意見。


そこで申し訳ないですが、再度繰り返しますと


自分を酷使して一生の労働と引き換えに住居を手に入れる。これこそが人生の目標。こうして人生を終えていく。この姿を心から幸せな姿と感じられるかという疑問符です。


人目を気にしすぎる


マンションにしても戸建にしても、そこにはかなりの見栄が潜んでいると思うのです。良い暮らしをしたいと誰もが思うとは思いますが、3,000万円、4,000万円出さなくても、中古の築30年の家でも良いのではないでしょうか。



恥ずかしい?友達を呼べない?



そんな事はないと思うのです。テレビのコマーシャルに毒されているのですよ。むしろ古い家を手に入れた方が自分で自由に改良出来て楽しいかもしれないのです。



700万円当りを目標にしてみてはどうでしょうか。新車にして2~3台分の値段。
市街地にもこれくらいの値段の家は沢山あります。



なるべく安く家を手に入れる。そして家族みんなでより住みやすいように改良していく。みんながこんな感覚でいたなら日本はもっと生きやすい国になっていくに違いないと、今山奥の家にいながらそう思っています。



5000万円の住宅ローン


僕の後輩に戸建の家を5,000万円以上で購入した人がいました。一人ではこんな高額なローンは組めないので、奥さんが1,500万円、自分が3,500万円、という形でローンを組んでいます。しかも頭金はナシ。


この話を聞いたとき、背筋が凍るような感覚に囚われました。人ごとながら恐ろしいものを感じざるを得なかったのです。案の定、その後子供ができて奥さんは退職。彼一人の労働で5,000万円を払っていくことになりました。




35年のローンで金利を含めいくら返済しなければならないかと言うと1.4%年利で計6,300万円。



収入の4割近くを生涯に渡ってこの返済に充てていくだけの生活。毎年200万円近くが勝手に出ていくことになります。



もし700万円の家を買っていたなら3年半で完済になります。後の32年間は自由にお金を使えば良い。



僕自身も過去を遡ってみればこんなことは考えていませんでした。働いて出世して高額な住居に暮らす。こんな世間一般の目標に右にならえ状態でした。



今、この山奥での暮らしを始めてその快適さに思わずこんな記事を書いているわけです。



目標設定はもっと低く。

実はその分だけ豊かに、そして幸せを沢山見つけやくなる気がするのです。



次の記事
タイ米は安くてたまに食べると結構美味しいという事実


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働かない生活、お金を使わない生活のブログ

2018年10月22日月曜日

パニック障害で床屋が苦手。自分で散髪、セルフカット。

パニック障害で床屋が苦手。自分で散髪、セルフカット。



1週間ほど誰にも会う予定がない時期を見計らって月に一度やっていることがあります。何かというと自分で散髪という行為。バリカンハサミでガンガン刈っていきます。


カッコ良く言うとセルフカット(笑)。



でもこれはお金がもったいないからとかBライフとかそういうことではないのです。5年ほど前になりますが、まだうつ病と病名を付けられる前のことですが、床屋でパニック障害的な症状が出たのです。



首にタオルのようなものを巻きつけられた時に、心臓がバクバクしだし、もうこのまま死んでしまうのではないかというかなりの恐怖を感じたのでした。



お店の人にも何も話しかけられず、ただひたすら恐怖と戦うだけ。


たかが床屋

たかが床屋です。でも、行くと必ずこれが起こるのです。顔はピクピクと痙攣して何も話せなくなります。おそらくですが、お店の人は気付いていたと思います。尋常でない状態なので。



ですので怖いというのもありますが、恥ずかしいのです。床屋でこんな状態になってしまうのが。



自分で散髪を始める

そこで自分で髪を切るようになりました。初めのころはハサミで慎重に、少しだけ。こんな感じで数ヶ月。慣れてきたところでいよいよバリカンが欲しくなり、Amazonで980円の激安バリカンを手に入れました。


こちら。980円。一回の床屋代よりも安い....。


現在もそのバリカンを使ってます。980円でしたが5年ももっているという僕の中では当りのグッツです。


これを機に自分で散髪してみようという方はこちら → 激安コスパのセルフバリカン


散髪の仕方

現在は山奥別荘に住んでいるので、もう自由に適当にやっております。上半身裸でバルコニーに出て、小さな三面鏡を見ながらまずは後ろと横をバリカンで刈り上げます。



こんな風にカガミで時々確認しながらガリガリやっちゃいます。



バリカンの長さは12,9,6,3mmとアジャスタで調整できるのですが、常に最も短い3mmにしています。何も考えずにガリガリと刈り上げるだけなので技術も何もないのですが、極まれにハゲが出来てしまうことがあります。



その時は諦めます(笑)。良いのです。小さなハゲくらい。ですので一応一週間。一週間もすれば例えハゲが出来てしまっても復活するのです。



横と後ろだけを刈り上げて、前髪と上の部分はハサミでカットしていますが、ハサミを使う部分は頭に左手をピタッと載せてみて、指と指の間から出た部分の髪の毛をきるようにしています。ですので大体2~3cmが残るような感じです。



時々スマホでも写真を撮って一応確認をいれてます(笑)





もし丸刈りでよければものすごく簡単。バリカンで全部ガガガっといくだけなので。



パニック障害も気にしない

床屋でパニック障害が出る人はあまりいないような気がしますが、僕はこれで恐怖を回避できたのですから最高の方法を見つけたと思っています。どうしてそうなるのかとか、そういうことも考えなくても良い。行かないのですから。



自分で散髪するようになって散髪代は不要になりました。今では楽しんでやるようにもなりました。ちいさなことですが自分で出きるというのは楽しいことです。



歳をとれば自分ひとりで風呂にも入れなくなるかもしれません。あまり想像したくはないですが、そんな時が必ずやって来ます。ですので今、自分で出きることは自分で。



そして今この記事を書いていて自分で散髪を始めて
後頭部にハゲを作ってしまう仲間が増えることを密かに期待しております。


あはははっ。気にしない、気にしない。
気にせずガンガンいっちゃいましょう



次の記事
リビングに入り込む冷気をDIYで遮断する



Bライフ田舎暮らしブログ

2018年9月27日木曜日

未登記建物の売買での問題点、恐ろしい話

未登記建物の売買での問題点、恐ろしい話


別荘地の格安物件を購入してもう既に住んでしまっているわけですが、未だに別荘地の不動産サイトで物件を眺めることがあります。するとたまに、これは安いっとビックリする物件に遭遇します。築15年、坪数80、2LDKで250万円など。





なんでこんなに安いのだろうと詳細をよく読んでみると、最後の方に「建物は未登記建物です」などと普通に書いてあったりします。




普通に書いてあるのでふ~んと読み飛ばしてしまう方も多いと思いますが、この未登記建物、手を出したらとんでもないことになりそう。



ということで今回はこの未登記建物の問題点、恐ろしい話について、物件探しの際に知ったことを紹介しようと思います。



そもそも未登記建物とは

不動産の登記法上、所有者は工事完成後の1カ月以内に建物の表題登記申請を行う義務があります。法律でそう決められています。


しかし登記をしなかったからと言って罰せられることもないため、極まれですが未登記のまま住んでしまう人もいるようなのです。




自宅などはその建物自体を担保にしてローンを組むことが多いため登記が不可欠(登記されないと担保に出来ない)ですが別荘などは現金で建てることも多いようなので稀にこの未登記状態が存在しているとのこと。



未登記建物を買った場合に起こりうる問題点

そもそも未登記ですので売買の対象にしたとしても、第三者が所有権を主張した場合に対抗する手段がないのです。


登記がない以上、第三者から見れば誰が所有しているかわからない建物。売主が二重売買をするおそれが無いとは言えません。


売買後、売主が建物を売主名義で登記し他の誰かに再度売られてしまったら、いくら権利を主張し裁判を起しても勝てないそう、です。借地権が発生し賃貸料を払うはめになるかもしれません。



建物は別の人のもの。土地だけ自分のもの。未登記物件にはそんなことも起こりえるのです。



まあこんな詐欺まがいなことは稀でしょうが、こういうことも起こりうるため、未登記建物を買う人は少ないのです。ということなので買ってしまったとしたら同じように売ることも難しくなる、売れなくなる、のです。実に恐ろしい話。



では買った後に直ぐ登記すれば良いのでは?

登記にはいくつかの必要な資料がありますが、それは売主側しか持っていないため、売主の協力なくして登記はできません。「建築確認書」「建築図面」「工事人からの引渡し証」「支払いの完了証明となる領収証」...。



そもそもこういう書類をもし売主が持っているとするならば、売りに出す前に登記するはずなのです。ですので、持っていないのか、または何か悪いことを考えているのか、のどちらかなの可能性が濃厚。



いずれにしろ買った後に買主が登記するのは相当難しそうです。



不動産屋の役割

不動産業務というのは売主、買主の仲介に立って安全な売買を成立させることがその役目のひとつにあるはずです。



しかし未登記物件を安心に安全に売買できる気はしません。この未登記物件の取り扱いに関しては一度、不動産屋にその立ち居地的な話を聞いてみたいとも思っています。



今ここに僕が書いたことが当っているのか、それとも何かこんな不安を払拭できる策を持っているのかという点について。



ただ、今の時点ではやはり未登記物件には手を出さない方が良さそうという結論になります。



自作小屋暮らしのBライファーの方達も自分で作り上げた後にきちんと登記していますからね。



以上、未登記の物件は怪しい、という話でした。



次の記事
トイレのDIY、壁紙リメイクの続編


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登記簿謄本を取って別荘を個人売買する



Bライフ田舎暮らしブログ

2018年9月16日日曜日

悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド

悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド



今日久々に悪夢を見ました。ものすごい恐怖と共に目覚めたのですが、この夢で自分というものが少し分かったような気がします。



悪夢の原因は社会生活でのストレスとプライド。いまだにそういうものが心のどこかに残っているのかもしれません。


会社で何も出来ず毎日毎日途方にくれているという夢。文字にするとまったく怖くなさそうですが、心の底から震えあがりました。




この山奥に住むようになってメンタル状態はとても良くなり、自分がうつ病で最も苦しんでいた時のことを思い出せなくもなっていました。苦しい時期があったこと、そしてその理由、勿論鮮明に記憶しています。


しかしそれは記憶という小説を読んでいるかのようで、事実としてそうだったと思っているだけのことです。



今日見た夢は、うつ病で最も苦しんでいた時の心の状態そのものでした。そこで分かったのです。僕が本当に恐れていたものが何かということを。



「プライド」でした。



会社員としてのプライド。うつ状態が続き何も出来なくなったこの時期、プライドはずたずたになりました。休職して復職、そこでまた何も出来ないという現実。もがいていた理由はプライドだったのです。今日、本当に今日、そのことに気が付きました。







今、この山の中で暮らす自分は、おそらくプライドという概念からは遠い存在になりつつあります。うつ状態から回復基調にあるのは自然の中にいるからというよりも、社会的なプライドに縛られなくなったからではないかと思います。



うつ状態で苦しんでいる方。もう一度よく自分自身を考えてみてください。自分を一番苦しめているのは他の誰でもなく、自分自身の小さなプライドなのかもしれないということを。



そしてそこには二つの解があるように思えます。ひとつはプライドを維持できるような結果を出し続けること。もうひとつは、プライドなどあまり意味のあることではないと悟ること。



僕は後者を選んだようです。行動は少し極端でしたが。



人生がもし100年も続く長丁場だとしたら結果を出し続けなければならない状態はあまりに過酷と言えるかもしれません。




しかし自分自身の理解を深められれば、人生は少しだけラクになります。



山奥田舎暮らし、そしてBライフ。
これからより一層楽しめそうな気がしてきました。


次の記事
Bライフの失敗事例ー畑での自給自足



Bライフ田舎暮らしブログ

2018年6月29日金曜日

不安が減ると活動も減るという心の平和

不安が減ると活動も減るという心の平和



伊豆の山奥へ移住したらBライフ的なブログを毎日書こうと思ってました。しかし毎日どころか、何も書かずにあっという間に9日も経ってしまいました.....。



この9日間、何もしてません。





市役所へ行ったりハロワへ行ったりと、ちょこちょこと動いてますが、積極的な行動は一切してません。庭や家の修復作業は山のようにありますが、やってないです。



なんでだろうか?と考えてみました。毎日ダラダラしている理由を。



不安がなくなった


行動の原動力にはいくつかあると思いますが、そのひとつには「不安」があるような気がします。何かに怯えているから、その不安を払拭する為に何かをする。余計なことを考えないで済むように忙しくしていたいという感覚。



実のところ、そういう感覚が物凄く薄れてきました。ダラダラしていても特に不安を感じない。これはヤバイ状態かもしれません。生産的な活動を一切しなくても不安が襲ってこない。もうこのままで良いという感じ、です。



この数年間、常に何かに怯えながら生きてきたような気がします。いや数年間ではないかもしれない。数十年かも。漠然とした不安感をずっと抱えながら生きてきたのだと思います。



その状態のピークで付けられた病名が「うつ病」。おそらくそんな感じなのではないかと。


やりたくなったらやれば良い


不安に駆られて何かをすることは辞めたい。というかやってません。やりたくなったらやれば良い。やらなくても別に良い。こんな感覚を持つようになってきました。



もちろん、こんな心的態度では社会生活はおくれないと思います。しかしこの山奥では許されます。めちゃくちゃ怠惰な生活ですが誰に許しを請うこともありません。



倉庫を改造してサウナを作りたいとか、耐火煉瓦でコンロを作りたいとか、やりたいことは実は結構あります。でも義務感に駆られてやる必要はない。





人は平穏な状態になると何もやらなくなるようです。



そしてそれで良いと気付いてしまうようです。



でも、もしかすると、単にうつ病で動けないのかもしれません。



よく分からないけど、今日もゆっくり過ごします。



次の記事
余った鶏肉を燻製にして食す


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Bライフ田舎暮らしブログ

2017年7月13日木曜日

ブログを書くことにうつ病を治す効果があるか

ブログを書くことにうつ病を治す効果があるか



はじめまして

訪問ありがとうございます。うつ病で長いこと休職復職を繰り返しているshigeです。現在3回目のうつ病休職中です。



そしてブログに関しては全くの初心者。


ブログでうつ病を直す

ブログでうつ病を治す

今回、カウンセラーからブログを書くことを強く勧められました。うつ病特有のネガティブな思考、こころの状態、こんなものを感じたままに素直に書いていくと良いとのことです。



日記でも良いとのことですが、せっかくなら今までやったことのないブログを。誰の目にとまることもないとは思いますが、少しでもモチベーションを維持させるために。



思ったこと、感じたことを文章にしいていく。その過程が思考の再確認になり、徐々に良い方向へと変化が現れてくる可能性があるそうです。



確かに頭の中は真っ暗ではありません。ぼやっとですが、この先の良い姿も少しは浮かんではいます。



ですので、なるべく正直に、そして折角浮かんだ良いイメージは文字にして言葉にして、行動に移していけるようになりたいと思っています。



現在の体調は

と、言っても実際にはあまりやる気が出ません身体が重くて動かなかったり、常に不安だったり、眠れなかったり.......症状はいろいろとあります。悪いときは、このまま消えてなくなりたいと思うことも、しばしばです。




でも少しだけ前向きに

身体や心の状態は、なかなか思うようにはいきません。結局これらと上手く付き合っていくしかないということも理解しています。



ですので自分のこころと向き合い正直に書いていくつもりです。そこでもし、少しでも前向きに、ポジティブ考えることができれば、是非そちらを優先していきたいと思っています。



ブログでうつ病を治す。



こんな感じのスタートでずが、たまにお付き合い願えればと思います。



1週間に1回くらい書けたら良しとしたいと思っています。体調の様子を見ながら、気負わず、なるべく自由に。ただ、継続だけはしていきたい。



このスタートが自分にどんな影響を与えるのか。今はやはりポジティブに、良い方向へ向かってくれることを信じて。



では初日はこの辺で。



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うつ病で休職している時にもらえる給与