ぽつんと一軒屋、山奥のコーヒーショップ
だだっ広い敷地で形成されている山奥の別荘地。しかしこの東京ドーム57個分とも言われる敷地の定住者はわずかに700軒。その為、この山奥には当然のように店などはひとつもありません。
ただぽつんと一軒屋。山の中に一軒だけ喫茶店があります。僕の自宅からはクルマで7分。
店名はコーヒーミシェル。
先月から通い始めたのですが、お店の雰囲気と女将さんの人柄、客層、すっかりこのお店のとりこになってしまいました。女将さんの第一印象は「あたしんちのお母さん」。とても気さくな方でした。
出逢うべき人とは出逢うべきタイミングで出逢える。— shige@うつ病で隠居Bライフ (@TommyLeeJonesA) 2019年3月17日
昨日この山奥唯一の喫茶店に行ってみて、そんな事を思いました。
あたしンちのお母さんのようなキャラ。こんな人柄に心が暖たまる😀。
またコーヒー☕️飲み行こ〜っと。
みなさん良い一日を。
カウンター席4人掛け。テーブル席2卓の計10名ほどで一杯になるこじんまりとしたお店です。カウンターにはいつも先客が1,2名いて、僕はその中に混ぜてもらっています。
始めて行った日のことですが、女将さんからいきなりニワトリを飼うことを強く勧められました。
あまりに唐突だったのでピンと来なかったのですが、女将さんは家の中でチャボを飼っているらしく、その後も自宅で2羽孵化させたとのことでした。
この時の感想は「すごいなぁ」という少し薄いもの。なんとなくニワトリを飼うという実感が沸かなかったのでした。
あれから一ヶ月。この間にもチャボやニワトリの魅力を沢山聞かせてもらっていたのですが、実のところずっとまだピンときていなかったのです。でも昨日、女将さんのチャボ君(名前はマル君)を見せてもらって、一変しました。
かわいい~。腕の中にちょこんと座ってじっとしているマル君に、もう完全に一目ぼれ。チャボってこんなにも可愛い生き物だったのすね。
マル君はクルマで買いものに行くときも助手席でしずかに座っているらしいです。マル君を抱きながら、そんな話を聞いてしまうともう可愛さ倍増~。
オカメインコを飼いたくてペットショップを方々観て回っていた時期もあったのですが、入荷がなくて少し諦め気味になっていた矢先のマル君との対面。
オカメインコさんにもまだ未練はあるのだけど、マル君を観てしまって、もう心は完全にニワトリモードになってしまったのでした。
烏骨鶏(ウコッケイ)の雛
今、タマゴを暖めているそうです。うまくいけば今月の19日前後に孵化するとのことで、生まれたら一羽頂くことになりました。チャボは黒と茶色ですが、烏骨鶏は白色らしいです。
こちら参考の写真。烏骨鶏の赤ちゃん。
超カワイイ~。山奥一人暮らしもここで終止符をうつことになりそうです。こんなカワイイ奴が仲間になってくれたら、それはもう毎日癒されちゃいますね~。
こころが動かされる
動物を飼いたいとはずっと思っていました。オカメインコもその内のひとつです。でもニワトリ系はないなぁ~という感覚は心のどこかにあって、おそらくこの喫茶店に行っていなければ、飼いたいと思うこともなかったと思います。
ということは、僕の心はこの喫茶店に来たことで変わってしまったということなのです。すごいことだと感じました。たいして興味のなかったニワトリが、今では早く生まれないかなぁなんてことを考えるようになっているのですから。
人との出会いというのは本当に凄いものだと思います。出会うことで今まで意識を向けていなかったことにも興味がグングンと沸いてしまう。
人との出会いを大切にしていけば、これからも人生はけっこう楽しいものになるのではないかと感じております。
このことは僕の今の生活スタイルである働かない生き方とかお金を使わない生き方とは関係のないことでもあるように思います。働いていようが働いていまいが、出会いはあるし、大切にしたい。
そして、この喫茶店の女将さんとの出会いも実のところツイッターなのです。そんな小さな出会い。これからも大切にしていきたいと思っています。
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