2019年2月26日火曜日

ケトルで入れる山奥の朝のコーヒー

ケトルで入れる山奥の朝のコーヒー


コーヒー屋さんのイメージ


この山奥で田舎暮らしを始める前からコーヒーがかなり好きだったのですが、東京から荷物を運ぶ際に断舎利をしてしまい、コーヒーメーカーも捨ててしまいました。



何となく邪魔臭いと感じ、ポイしてしまったわけですが、そのために、ここでは取手の付いた小さなナベから直接お湯を注いでコーヒーを入れております。おおよそドリップとは言い難い雑な作業




ナベなのでお湯をポタポタと注ぐような芸当はもちろん出来ずに、いつもドバぁ~っと注ぐ感じです。多分、ダメな入れ方なのでしょう。ちょっと損をしているような気持ちになりました。


コーヒー用ケトル

コーヒー用ケトルをAmazonで探してみました。250cc、一人用のケトル。可愛いのを見付けました。値段は500円~1,200円とかなり幅があるのですが、安いのは中国からの直接配送がほとんどのようです。



中国からの商品は何度か買ったことがあるのですが、配送日が10~15日後というパターンが多くて忘れたころに配送。不在通知に気が付かなかったりで、結構面倒なのです。



やはり翌日午前中配送のAmazonPrime商品をどうしても選んでしまいます。



そして速攻で届いたのがこれ。



250ccなのでかなり小さいです。直接火にかけるタイプではなく沸かしたお湯をこのケトルに注ぎます。先がかなり細く出来ているので注ぐのもとても楽そうです。



早速お湯を沸かしてトライしてみました。一滴一滴。藤岡弘風に(笑)。


一滴一滴の写真が撮れませんでした。

こちらがご本尊。藤岡弘。


思いほか時間がかかります。コーヒー一杯入れるのに1~2分。ゆっくりゆっくり。注いでいる最中、コーヒーの良い香りが、ほわ~っと漂います。



美味しいコーヒーを入れるためのケトルですが、この一手間が実はとても良かったりします。こういうのを自己満足というのでしょうか。コーヒーそのものよりも、注ぐ工程で満足感を得てしまうという。



無心に。一滴一滴。わざわざ手動でコーヒーを入れる意味がなんとなく分かった気がします。働かない生活に突入している自分には時間だけはたっぷりとあります。



今まで30秒ほどで入れていたコーヒーを数分かけてゆっくり入れてみる。実に味わい深い時間



肝心の味のほうはどうかというと、ブラシボー効果みたいなものもあるのでしょうが、雑味が取れたような感じがします。とてもうまい



今日はイマイチの天気ですが、いつものようにバルコニーに出てゆっくりコーヒーを味わいました。




ゆっくりとコーヒーを入れて、ゆっくりと流れる時間に浸る。とても良い朝。一杯分のちいさなケルトのおかげ。今回手に入れた1,060円のケトルはこちら→ケトル



調子が良ければ明日から畑の開墾作業を再開しようと思います。今日はまだ休息モード。午後は映画でも観ながらゴロゴロと。



僕の人生は今、こんな小さな自己満足を積み上げることで成立しているのかもしれません。実に怠惰な一日ですが、こんな一日がとても好きなのです。



みなさんも良い一日を。



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気分がモヤモヤする時の解消法



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2019年2月23日土曜日

貧乏生活でも楽しく生きてますよ

貧乏生活でも楽しく生きてますよ


うつ病で休職。そして退職。その結果としていつの間にか今の怠惰な貧乏生活、働かない生き方なんてものに辿り着いてしまったわけなのですが、なんのなんの、毎日楽しく生きております。



そして、今、あらためて考えてみるとこれはただ自然な流れ身をゆだねただけだったのではないかとも感じております。




決してこんな流れをおススメしているわけではないのですが、ブログの内容に興味を持ってくれている方がいることも事実のようでして、先週に引き続いて今週もまたブログを読んでくれている方が山奥別荘をわざわざ訪問してくれました。



埼玉県から電車で片道3時間以上だそうです。そんなに時間をかけてわざわざ来てくれるという事実。これは本当に嬉しいことなのです。



一昨日の昼過ぎ、函南の駅までクルマで迎えに行きました。駅に現れたのは36歳の会社員Sさん。大きなリックを背負ったバックパッカーのようないでたちでした。長旅お疲れさまでした。



ただ何故そんな大きくて重そうな荷物を背負っているのだろうか。山奥へ向かう道中、実はずっと理由を考えていたのでした。家出してきたのか?



あはははっ。ハズレでした。家に到着しその答えがわかったのですが、それはというと



なんと、お米5Kg。これがその正体。埼玉産。





電車で来たにも関わらず、そんな重たいものを持ってきてくれたのでした。本当にありがたいことです。感謝感謝。お米は確実に消費していくものなので実にありがたいです。Sさん、ありがとうです。


お酒

僕は普段お酒を飲まないのですが、嬉しい来客があれば話は別なのです。少しだけ飲みます。しかし話が盛り上がるにつれてお酒もどんどん進んでしまったりして。いやぁ~実に楽しい昼間からの宴初日となってしまったのでした。実は毎回こうなる(笑)。





この日はもう晩御飯の時間まで終始こんな状態でした。Bライフについて、うつの時の状態について、山奥について、働かないことについて、いろいろん話題で話が尽きることがなく時は過ぎていきました。



そして12時に撃沈。



翌日は畑を耕す


畑を10分ほど耕してダウンした話を数日前に書いたのですが、Sさんが手伝ってくれるということで、この日は傾斜地の開墾作業をやりました。僕が5分、Sさんが30分、この繰り返し。配分が不公平過ぎ(笑)。いやぁ~本当に申し訳なかったのですが、とてもありがたかったです。




10日間ほどかけて耕す予定でしたが、この日だけで2/3ほどが完了してしまいました。残る1/3を開墾したら軽量ブロックで段差を作り3段か4段の段々畑にするつもりです。ブロックは今ある分だけでは足り無そうなので買い足します。




温泉にも行かず

折角来たのだから近場の温泉を誘ったのですが、もっと話をしていたいとのことでした。ですので、この日も外に出かけることなくバルコニーでコーヒーを飲んでまったりと山奥風にダラダラと過ごしていたのですが、やがて日が沈むころには前日に引き続き軽い宴となりました。



僕も普段はあまり人と話す機会がないので、こうした時間はとても楽しく感じます。少しお酒が入れば奥底にストックしてある面白い話が出てきたりもするので訳も無く盛り上がったり。2日間でかなり多くの話が出来き、多くの話を聞くことができました。



今回も実は泊まるのかどうかを事前に尋ねることなく来てもらったわけなのですが、気分に合わせて2泊。慣れない場所での2泊は辛いかも、とは思いましたが自然とそんな流れに。



こういうのって良いなぁと思います。お互い無理をせず、ラクにいられる範囲で、その時々で決めるという感じ



僕のことをかなり知ってくれている

この山奥の住みかにはもう既に8名の方が尋ねて来てくれているのですが、毎回思うことは、初対面ではないような安心感のようなものがあるということです。



その根拠はどこにあるのかというと、僕が乱雑に書いている、この申し分けないブログを、書き始めから現在までに至るまで何度も読み返してくれているということ。



そんなことも知っているのですか!っという感覚は親近感が沸くという面もそうですが、ちょっとした感動すら覚えてしまいます。本当にありがたいなぁと。



このブログはいつまで経っても、作業や活動をバリバリとこなしていくスタイルにはなり得ません。ただ体調の変化に依存したそんな生活の中でも、お伝えしていけることがある限りは続けていくつもりでおります。



そしてこんな形で知り合える人が増えていくことを本当に楽しみにしています。



いつも読んでくれてありがとうございます。



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ケトルで入れる山奥の朝のコーヒー



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2019年2月21日木曜日

時給自足の準備に種まき

時給自足の準備に種まき



まだ2月だというのに昨日は気温が20℃近くまで上昇。あまりの暖かさに、かなりの出不精である自分もさすがに散歩をしたくなりました。



しかしもう、山の中は歩き飽きてしまったので平地まで降りて川沿いを散歩。50代でセミリタイヤですが、ほんと日常は隠居であります。




この風景。のどかでとてもいい感じです。どこまでも続く川沿いの道をただぶらぶらと。歩いていても誰ともすれ違わないという超ど田舎さ加減(笑)。



ただ、この写真をツイートしたところ、川の名称を言い当てた方が2人おりました。おおおおっ。世界はなんと狭い。そしてツイッターの世界はなんとも裾野が広い。びっくりなのです。



野菜を育てる

散歩をしていてあまりに暖かいので野菜のタネを買ってしまいました。タネ蒔きにはまだ少し早いとも思ったのですが、その前に畑を開墾しなくてはならないので、その動機付けに。半自給自足はここでの生活のひとつの目標でもあるのです。




ついでにアスパラの苗も手にいれました。アスパラは育てたことがあるのですが、多年性の野菜です。根が少しずつ大きくなっていって、年を重ねるごとに大きく太いアスパラが収穫できるようになります。二株購入したので、一人暮らしには十分な量。




たぶんですが、春から秋にかけて、毎日2,3本収穫できるようになるはずです。一度植えれば10年間収穫できる野菜って他にあまり無いように思います。すごく楽しみなのです。



さて畑ですが、山なので斜面です。斜面なのでついつい草むしりが面倒になり、昨年は雑草ジャングルと化してしまいました。今年はそんなことのないように、きちんと段々畑の姿に整地しようと思ってます。


昨年、畑を荒れ放題に放置してしまった話はこちら→

失敗事例:畑での自給自足





そして昨日、クワを入れてみました。が、あえなく10分でダウン。ちょこっと土が見えている部分が格闘の印です(笑)。



しかし、やり始めたという事実が重要なのです。昨日は10分でも今日は20分。明日は30分。たぶん30分が限界だと思いますが、毎日ちょっとずつ耕して3月上旬までには完成させます。頑張らねば。



訪問者再び

このブログ経由で先週この山奥まで来てくれた方がいましたが(Kさん、その後、お元気でしょうか?楽しかったですよ)、本日もまた、訪ねて来てくれる人がおります。



電車で来られるということなので、函南の駅まで迎えに行ってきます。まだ冬なのに、夜は寒いって書いたのに、来てくれちゃうのだから嬉しいことですね。




50代でセミリタイア、働かない生き方を貫いておりますが、今日も楽しい一日になりそうです。


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貧乏生活でも楽しく生きてますよ


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2019年2月20日水曜日

田舎で一緒に暮らす仲間を募集中

田舎で一緒に暮らす仲間を募集中



田舎で一緒に暮らす仲間を募集中です。といっても鳥さnのことですが(笑)。


実は山奥田舎暮らしの自分の生活パターンがはっきりしなかったこともあって、ずっと踏ん切りがつかなかったのです。でももう直ぐ一年。生活パターンもかなり明確に分かってきました。




そこでそろそろ迎えようかと思っております。Bライフの仲間を。



それは~オカメインコ~



人間だと思いました?まあ、それも良いのですが、鳥さんです。ここには野鳥が沢山いて朝、昼はバルコニーにエサを食べにやってくるのですが、やはり野生は野生なのです。愛らしいのですが、ペットにはなってくれそうにありません。




ツイッターに流れてくるオカメインコの画像や動画にいつも癒されておりました。半日くらい見続けてしまったこともあります。これはもうオカメインコに恋をしているのではないか。そんな感じなのです。



セキセイインコよりも一回り大きなインコ(正しくはオウムの仲間)。ほっぺたがほんのり赤くて、口笛や歌マネをするその仕草はなんともいえないのです。



そこで先日、周辺のペットショップを何箇所か回ってみることにしたのですが、残念なことにオカメインコは見つかりませんでした。入荷のタイミングもあるだろうし、真冬ということもあるのかもしれません。



それによく考えたらヒーターで保温しながら育てるわけではあるのですが、外気温が低過ぎるのは少々危険な気もします。3月、4月になれば気温も上がってくるので焦らずに探しても良いかもしれません。




土地が少しあるので、そこで鶏でも飼ってみようかとも思ったのですが、飼ったらいつか食べてみようという衝動にかられることもあるのかな、なんてことも考えてしまったりして、小心者の自分としてはちょっと、いや、かなり怖いです。



で、辞めました。食料になる可能性のある動物は飼わない。う~ん、いいんだろうか、こんな軟弱なことで。



Bライフ系のブログでは、野生の小動物を捕まえて調理する記述にたまに遭遇することがあります。たぶんこれは、出きる、出来ない、で明確な線引きのある領域なのだろうと思います。すごいなぁと思うのですが、自分には不可能ということで深入りはしません。



そんなことを言いながらもお肉はよく食べます。動物は殺せないけれどお肉は食べる。動物の殺傷をかわいそうだと思うけどお肉は食べる。おそらくたいていの人の思考ってこんなところをウロチョロしているんでしょうかね。



夏ごろにはオカメインコが何か曲を歌ってくれるようになっているかもしれません。
イッツ・ア・スモールワールド♪



今、頭の中にデズニーランドのこの曲が響いています(笑)。




気長に探すとします。


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時給自足の準備に種まき




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2019年2月18日月曜日

ブログの広告収入だけで山奥で生活する

ブログの広告収入だけで山奥で生活する


ブログの広告収入だけで生活する。そんな数年後の目標的なことを何度か書いてしまっているのですが、その割にはブログの更新頻度が上がりません。相変わらず2日か3日に一度の更新という低ペース。





ブログを毎日更新されている方は、多分、才能あり、なのでしょう。僕は自分の体調とか気分とか、そういうものに左右されてしまうことの方が多いので、相変わらず書けたり書けなかったりです。



しかしこんなブログではあるのですが、Bライフの提唱者である寝太郎(高村友也)さんのブログにRSSしてもらってからは、かなり多くの方に読んで頂けるようになりました。



寝太郎さんとは、この本を書かれた方です。



寝太郎さんがRSSで取り上げているブログは主に小屋暮らしのブログです。ですので、僕のような隠居ブログは若干趣向が異なっていて迫力には欠けてしまうようにも思います。



なんというか、僕には継続的な開拓心というか、そんなものがかなり弱いのではないかと(自分で言うなって)....。でも働かない生き方、お金を使わない生活は貫いております。



寝太郎さんのブログはこちら→寝太郎ブログ
(ただ最近はあまり更新されていないようです。)



僕は自分でも、もう冬季うつについて吐露してしまっていますし、冬場に活動できないのは理解してもらえているかなぁと少々甘えてもおります。故に相変わらずダラダラしております。



ブログの広告収入


このブログにはGoogle AdSenseによる広告が表示されているのですが、ご存知ない方のためにどんなものかを少し紹介しておきます。



一応Google AdSenseには審査があります。ブログの記事内容等をGoogle側で審査し、その審査に合格すると広告が表示されるようになります。



広告内容は、記事の内容や読んでくれている方の興味にあわせGoogle側が勝手に表示するものなので僕自身はなんら関わっていません。



ただ、ブログを読んでくれた方が表示されている広告に興味を持ってくれて広告を見てくれることがあれば報酬として数円のフィードバックが発生します。



これは何かを買ってもらわないとダメというような、俗に言うアフィリエイトとは仕組みが異なります。





目標としているのはBライフで出て行く毎月の支出、6万円




今のペースだとまだまだ先のようにも思えますが、記事を書いていけばGoogleの検索順位も徐所に上がっていきます。



もちろん継続して読んで頂けるような記事を書いていくことが大前提ではあるのですが、検索流入が増えていけば、読んで頂ける層も少しずつではあるのですが、着実に広がっていきます。



何が言いたいかというと、例えスローペースであっても続けていけば、なんか良いことがありそう、という気がしているということなのです。



現在、何らかのキーワード検索でこのブログにたどり付いてくれる方は、一日に100人ちょっとおります。山奥のブログなので流石に「山奥」というキーワードは強いようです。



山奥」と入力すると、検索候補に「山奥で暮らす」という候補が出てきますが、それで検索に来てくれると上から2番目に表示されています。



ブログの場合、検索結果を上位に上げるような手段はあまりないのですが(僕が知らないだけで、あるかもしれません)、書いていれば、ちょっとずつですが上がっていくことだけは確かなようです。



日記的な記事


今日、どこへ行った。何を食べた。そういう記事が書ければ多分ですが、一番ラクなんだろうと思います。でもとても苦手なのです。



そもそも山奥からほとんど出て行かないし、ローカルなお店でチャレンジしてみることもほとんどありません。


移住してきたてのころは、方々を回って美味いもの探しに出ていましたが、2ヶ月ほどで諦めてしまいました。



まず、ローカル飲食店の値段設定がイマイチ。800円くらいが相場のようなのです。そして決して不味くはないのですが、もう一度食べに行きたい!と思わせてくれたことが一度もなかったのです。なんか悲しい。



多分貧乏性ということもあるとは思うのですが、自分で作るカレーの方が断然美味しい。とうことで食べ歩き的な内容は今後もおそらく一切出てきません(笑)。




さて、話を戻してブログの広告収入について。100円ってどう思いますか?一日に100円の広告収入が入る。子供のお小遣いよりも少ないかもしれません。



でも、100円が発生すれば、それが200円に伸びる可能性は物凄くあるのです。同じ様に200円になれば400円になる可能性があります。



これをちょっとずつ伸ばしていき2,000円まで伸ばすことが出来れば、目標は達成です。



この目標を達成することは自分の為であることはもちろんなのですが、しゃにむに頑張らなくても、のんびりとBライフに浸かりながらでも生きていける、その可能性を示すという意味でも是非達成したいと思っているのです。




働けないという身体的な問題を抱えている方も多くいると思います。こころの病でギリギリのところにいる人もいると思います。



社会から逃げ出した自分ではあるのですが、そんな逃げ道の先にも小さな可能性があるのだということは是非、明確に示していきたいと思っています。



広告収入だけでBライフを生きる。働かない生活。1年後に報告させて頂ければと思います。



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大原扁理 さんの本は面白いです。



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田舎で一緒に暮らす仲間を募集中




2019年2月16日土曜日

別荘生活、別荘ライフでの注意点

別荘生活、別荘ライフでの注意点


少ない支出で暮らす、いわゆるBライフ的な生き方の場として別荘生活を選んでしまったわけなのですが、住んでみて事後に気付いたことも含めて、これから格安中古別荘を探そうと思っている方へ、別荘ライフの注意点、チェックポイントなどをお伝えしておこうかと思います。




以下、別荘の購入前の注意重要度の高い順に列挙しています。



ただあくまで私見でして個人の趣向も当然入っていますので、そんなのどうでもいいという方もいるとは思います。その辺はご容赦ください。



①家への採光

別荘は山の中、森の中に立っていることが多いため、樹木に囲まれているケースは極普通のことなのですが、360度方向を10メートル以上の樹木に囲まれていたりすると流石に気がめいるように思います。



以前180万円の別荘を視察に行った時に遭遇したのがまさにこんな感じ--360度の全方向が樹木に覆われている--だったのですが、別荘地に住んでみて改めて思います。




採光の問題は自力では全面的には改善できません



業者に頼めば一本の倒木で3~5万円かかることもあります。つまりたった20本で100万円。100万円で所望の採光が取れればまだましかもしれません。40年も50年も経ってる別荘地の樹木は非常に手強いことをまず念頭に置くことをおススメします。



そのために、まずは光がある程度入る立地を選ぶこと。これはかなり重要だと思います。とは言いながら、僕の住処も半面は樹木に覆われています。完璧な彩光の立地はかなり高額になると思いますので、自分が住める程度で。



特に留意すべきは季節での差。夏場に陽が入っても冬に近づくにつれて、陽の昇る高さは下がってきます。高い樹木の上に顔を出していた太陽も冬には樹木の高さを超えないかもしれません。



ですので、夏場の彩光よりも冬場の彩光。季節によって太陽の昇る高さが大きく異なることにも留意することが大切。



②管理費(共益費)の月額

土地にも家屋にも管理費がかかります。法的な徴収の根拠は存在しませんが、これは一応払うべきとされているものですので普通は払います。が、管理費の発生は別荘生活のデメリットと考える方もいるかとは思います。



僕の住んでいるところは月額にすると4,600円(土地=1,800円、家屋=2,800円)。土地は二区画分(160平米)の為、他のところの2倍になっています。家屋は2LDKですが床面積としては少し小さめなのでこちらは若干安くなっています。




この別荘地での80坪程の平均的な2LDKであれば月額3,800円程度くらい。



平均的な坪数(80坪程度)の場合に各別荘地の管理費にどれくらいの開きがあるのかを(伊豆方面の別荘地限定の話)紹介しておきますと、


最安値:3,500円
最高値:8,000円


あまり大きな差はないように感じるかもしれませんが、これは月額ですので年間で54,000円の開きになります。20年住むとすれば100万円以上の差額になります。



この管理費は住んでいる別荘地内で何らかの用途として使われるお金ですが、実のところそれは、はっきりとはしていません。道路整備だったり、樹木の伐採だったり、落ち葉の清掃だったり。もしかすると大きなプールの維持費だったり。



どこでも同じかと思いますが、管理組合なる場所で働いている人や役員などへの報酬が大きいのでは、と思っております。本当のところは知りませんが。



ということで、これは別荘地別に用途は異なっていて、結局のところよく分からないものなので安いにこしたことはないと思います。



8,000円/月払う別荘地だからといって特別良いことが起こるわけでもないのです。


別荘地の管理費がどんな用途に使われているかはこちらの記事を参照してください。→別荘地の管理費の使い道


③駐車場の有無

敷地内に駐車場が無い場合でも、市街地と違い、その辺にクルマを駐車してしまうことは可能です。ただ敷地内に駐車場を設置できなかった理由はそれなりにあると思いますので注意は必要です。




駐車場の無い別荘の多くは、道路から細い歩道に入って何十段もある階段を登ったり降りたりする位置に家があったりします。



クルマを使う主な理由は買い物ですので、毎回重い荷物を持って運ばなければなりません。住むとなればかなり辛いと思います。別荘にこもりっきりというライフスタイルの方でも灯油など重量で必須な買い物もあります。特に大変な思いをすると思います。



敷地内に駐車スペースが確保されていることは重要。




④光回線の有無

まだ④番目なのですが、この位置にもう光回線がきてしまいます。中古の別荘には物理的な問題はろいろあるとは思うのですが、お金と労力を割けばどれも何とかなってしまうものです。ただ光回線だけは個人の力ではどうにもなりません。



電気、水道、ガス。例えばの話ですが、もしこれらのインフラが無かったとしても、業者に依頼すれば何とかなってしまいます。しかし、光回線は個人の力、個人のお金、あと何でしょうか、個人の熱意?、例えどんなに要望しようが、無理なものは無理なのです。




ここを手に入れた時点では光回線の開通予定を聞いてはいたものの確定ではありませんでした。もし回線が通らなくてもADSLやWiMaxなどで何とかなると当時は思っていたので、それほど重要視もしていなかったのです。



しかし、暮らしてみて感じることは、物凄く重要ということ。



山奥でのBライフ暮らし、お金を掛けない生活と言えば、畑やDIY、山菜取り、海に出て釣り...そんなことばかりをやって暮らすイメージが強いと思います。



確かにやっていますが、それらは平均にしてみると一日数時間程度なのです。ですので一日の内の残り10時間以上、お金をかけずに楽しいと思える何か別のものは必要になってきます。



光回線は月額5,000円程度。一日にすれば160円。たったこれだけで、山奥にいながらほぼ無料に近い膨大な数の映画、ドラマ、一般の方の投稿動画、その他もろもろ、ストレスなく観続けることが出来ます。





都会の方には普通のことなので、ちょっとピンと来ないかもしれません。しかし山奥でお金を使わないBライフ的生活基盤を構築する上では、かなり重要なアイテム。遠方の友達とSkypeでテレビ電話的な会話を楽しむことも出来ます。




重要度を④番目にしましたが、もしかすると①番目のような気もしています。後々、どうにもならないことなので、ここは是非重要視することをおススメしておきます。



ちなみに、今住んでいる別荘地は2つの市にまたがっているのですが、先に僕の住んでいる市側に光回線が開通しました。反対側の市は来年の4月に開通が予定されています(おめでとう!!)。



別荘地のホームページからこんな情報を収集しておくことも大切なことかと思います。


⑤道路事情


家から街へ出るための道路の状況もかなり重要だと思います。山奥の別荘地。どこでもぐにゃぐにゃ道だとは思うのですが、未舗装(アスファルトで舗装されていない)の道が主要の通路の場合は、候補から下げた方が良いと思います。




僕自身は働かない生活を実践中ではあるのですが、それでも週に何度かは街にでます。長く住むのであれば、キケンなところは避けるにこしたことはないのです。



⑥両隣の有無


広い別荘地。膨大な敷地面積にも関わらず、たまに数件の別荘が密集して建っている場所があります。現在は別荘として使われている場合であっても将来的には移住し、定住者となる可能性もあります。密集している場所は避けた方が良いと思います。


都会のアパート暮らしのように、物音を立てずに暮らしていかなければならないとしたら、この暮らしの価値は半減してしまうかもしれません。



⑦気温


これこそ個人の主観になってしまいますが、なるべくなら暖かいところが良いと思います。つまり標高が高過ぎないところ。1,000メートルクラスの山奥になると冬場はかなり寒いと思います。ここは400メートル。今年の冬は最低気温がマイナスになった日は数日だけでした。



伊豆を選んだのも寒さに弱いことを認識しているからです。



⑦電波状況

携帯電話の電波、テレビの電波が入るかどうかは気になるとは思いますが、これは③に上げた光回線が通っていれば解決してしまいます。山間部は10メートル移動しただけで突然電波の入らない場所になったりもします。天候にも影響されます。


けれどネットが通っていれば携帯の電波塔を無料で家の中に設置(auフェムトセル)することも出来ます。僕はテレビはほとんど観ませんがネット経由で観ることも出来ます。ですのであまりこだわる必要はないと思います。



⑧市街地までの距離

これは⑤の道路状況が普通であれば、特に問題視する必要もないと思います。ここはたまたま街まで20分程度で出られる位置にありますが、多分30分でも問題だとは感じないと思います。



欲しいものはネットで注文できる時代です。それに好んで山奥に住み始めたのですから頻繁に街を徘徊する必要もないのです。



以上、雑多になりましたがBライフ用の別荘探しでのチェックポイントを並べてみました。個人的な趣向も含まれていますが参考にして頂ければと思います。



別荘そのものは築年数や見た目、立地、そして値段、いろいろと探す条件が異なると思いますが、上述した内容は落とし穴であったりしますので、少しだけ気にかけてみてください。



また未登記物件の購入はとても危険ですのでくれぐれも気を付けてください。
こちらの記事も参考に→

未登記の別荘地物件の恐ろしい話





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広告収入だけでBライフを成立させる



関連記事→
山奥で暮らす田舎への移住1ヶ月目の感想


関連記事
Bライフ小屋暮らしブログ--まとめ--
働かないで生きる、お金を使わない生き方


2019年2月14日木曜日

貧乏ひとり暮らしブログ読者の訪問

貧乏ひとり暮らしブログ読者の訪問


こんにちは。山奥で貧乏ひとり暮らし中のshigeです。


一昨日、この的ブログを経由して一通のメールを頂きました。「最近ブログを読み始めて、山奥のこんな暮らしに興味を持った」とのことです。そこで出来れば遊びに行きたいという感じ。



もちろん、大歓迎です。ただ、今まで遊びに来てくれた方々とは少し違っていて、全くメールのやり取りをしたことのない方でした。頂いたメールが初メール。どんな方で何歳くらいなのかも知りません。



でも何となくピンときたのです。この人とは波長が合いそうだと。



特に予定もないので大丈夫ですよっと速攻で返事を返したのですが、これまた速攻で返事が返ってきました。翌日も仕事が休みだということで来るのは翌日の昼。あっと言う間に決定!おおおっ。なんか凄い。



千葉からクルマで来るということだったので多分3時間以上はかかると思います。出不精の自分からしてみればかなりの距離です。なんだか申し訳ないなぁという感じなのでした。



翌日の昼


さて翌日。11:30に電話がありました。今、十国峠に着いたので後30分ほどでこちらに到着するとの連絡。12:00ごろという約束でしたが、時間ぴったり。全てにおいてルーズな自分ではありますが、こういう時間の感覚だけはとても好きなのです。



いよいよ12:00。家から3分ほどの距離にある管理事務所の駐車スペースに千葉県ナンバーが到着していました。そしてそのクルマから現れたのは見るからに物腰の柔らかそうな僕よりも少し年齢の若い44歳のKさん。



始めまして!!




お互いに初対面の緊張はありましたが、握手をして数分。なんだか直ぐに打解けてしまったのです。不思議ぃ~。山奥での貧乏ひとり暮らしにはこういうのが結構刺激的で楽しいイベント。



家に着いてあらためて挨拶をした後、Kさん自身に関して少し話を聞かせてもらいました。ブログに書いている働かない生き方や、お金を使わない貧乏生活、まずはそんなことに最近興味を持ち始めたとのこと。



そして現在の仕事がシフト制でちょつと辛い、もう働きたくないというような話。それでも新たな仕事を別の地に見つけて暮らすようなぼんやりとイメージは持っている様子でした。



そんな話からスタートして、明日の予定を確認したところ、明日も休みだということでした。



明日も休み~!それでじゃぁ!
乾杯タイムにしてしまいましょう。ということで急遽、日中の宴タイムに突入したのでした。楽しい~。




本当に物腰の柔らかい方ですが、話しも尽きません。物音ひとつしない山奥に時々大笑いを響かせながら、楽しい時間が過ぎていったのでした。



このブログを知ったのは今月に入ってからとのことでしたが、驚いたことに全ての記事を読んでくれていたのです。僕がもう忘れかけてしまっていた、うつ病の絶頂期のころのこともよく知っていて、たまに赤面でした。でもありがたいことです。感謝感謝。



そして感謝と言えばこれ。ブログ内にAmazonの欲しいものリストを載せているのですが、そこも見ていてくれて、おみあげということで、お米ケチャップソースを持参してくれたのでした。




これには本当に感激してしまいました。なんの気なしに載せていたものを見てくれて、それをプレゼントしてくれるなんて。お米、超うれしいです!ケチャップソースも超うれしいです!本当にありがとうございます。



夜の温泉へGO


Kさんはたまに温泉を目指して旅に出ることもあるとのことでした。僕は温泉街に囲まれた伊豆に地に住んでいるのに、ほとんど地元の温泉には行ってません。



ここがいいよぉ~という情報は結構頂いているのですが、やはり出不精なのです。行くのはサウナのあるスパ系統ばかりです。



いつも誰かが来てくれた時に初めて行くというパターン。透明度の高いらららサンビーチ、若者で賑わう沼津港の食堂街、ジャグジーのある市営温水プール、僕が好きになった場所のほとんどが、誰かが来てくれて重い腰を持ち上げられたから行けた場所でもあったりするわけなのです。



本当にありがたいことです。夜に行った温泉も自宅から25分程のところにある富士見館。うわさに聞いていた温泉です。でも行った事がない。




入浴料500円で2時間。冷たい、ぬるい、熱い、の3つの浴槽があって、冷水とサウナを繰り返すサウナ好きの自分にはとても相性の良い風呂でした。



50分ほど浴槽を変えながら温まり、ホカホカの状態で帰ってきたのですが、その御蔭か、物凄い睡魔に襲われて、僕もKさんも1時間ほど寝てしまいました。極楽極楽。



真冬のお泊り


ただ真冬に人を泊めたことがないので、普段開かずの間にしている和室の温度はとても心配でした。自分が寝ている部屋は壁全面を断熱材で処置していて窓も二重窓にしてあります。ですので割りと室温は保持されるのですが、何もしていない和室は極寒の部屋



その夜はリビングとの間のふすまを開けっ放しにしリビングのエアコンでなんとか室温を保ちながら、ホカホカマット電気毛布の上下ダブル攻撃。これらを布団に潜り込ませて寝てもらうことにしました。寝てもらった感じはかなり暖かいとことだったのでひとまず安心。



翌朝、Kさんは9時ころまで寝ておりました。よく眠る人だ。でもなんか嬉しい。



この日の昼、Kさんは千葉への帰路につきました。本当に楽しい時間をありがとうございました。



ブログやツイッターを介して


ネットを介して人と知り合えるということは本当にありがたいことです。僕の交友関係は会社関係と学生時代のつながりしかありません。しかも僕の今の状況はみんなとはかなり違っていてのんびり暮らしの隠居の身です。



暇な時間も楽しく過ごせるようにはなってきていますが、この広い日本。まだ話したことにない誰かと話ができる可能性、そして会って話せる可能性、これは本当にすごいことだと感じています。




もちろん、勇気を振り絞って連絡を頂けたからなのだとは思います。僕自身はなかなか重い腰があがらない、そんな受け身な体制ではあるのですが、コメントやメールを頂けるのは本当に嬉しく思います。



ツイッターからの軽いメッセージでも本人はかなり喜びます。



是非、絡んでください。働かない生き方も、お金を使わない生活も、のんびり暮らしも、バリバリと働く社会的な生活とはかけ離れっていて、魅力的ではないとは思いますが、これからも僕は、そんな生活を続けていくつもりでおります。



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