山ふきの群生で食料を確保
先週、この山奥にお宝を発見してしまいました。働かなずに気の向くまま生きている自分にとっては、本当にお宝。それはというと山フキの群生。
これでまた食料をひとつ確保(笑)。働かない生き方の力強い(弱いかな?)味方になるかもです。
家の周りにも結構自生してはいるのですが、煮込んできゃらぶきにしてみるとほんの少しになってしまったりします。昨年一度作っていますが一食分程でした。ちょっと悲しかったのを記憶しております。
今回見つけてしまった群生地帯にはなんと100食分以上の山フキが自生しています。辺りを見渡してみたところ伐採された様子が全くなく、多分誰も知らないのか、興味がないのか、いずれにしろ手付かずの場所です。
自宅からはクルマで5分ほどのところ。これは僕がどれだけ人気(ひとけ)のない場所に住んでいるのかということの証明にもなったりして(笑)。
ハサミとビニール
フキは茎の部分を食べるので採取にはハサミが必要になります。自生している場所を発見してから自宅にハサミとビニール袋を取りに帰りました。
先週ヒザを痛めてしまったため屈んでの作業は辛いのですが、食べたいので10分ほど懸命に切り続けました。ただしあまり大量に持ち帰っても食べられないのでビニール袋に半分くらい。
いつまで食べられるかなのですが、一応、旬な時期は4~5月らしいです。ただここは気温が2~3℃低いので6月もいけると思います。後1ヵ月半、これから毎週、山フキを食卓にあげることにします。
皮向きとアク抜き
取ってきた山フキは30秒ほどさっと茹でてから、一つずつ薄皮をむいていきます。この作業がかなり大変なのですが、無心になれるので結構好きです。全部むくのに10分くらいかかりました。
軽く茹でた後に皮をむいた山フキは冷水に半日ほど漬けてアクを抜きます。
きゃらぶきのレシピ
レシピというほどのものではなくテキトウに作りました。ナベにみりん、酒、醤油、砂糖、かつおダシ、をぶち込んで20分ほど煮込んで完成です。足りない味があれば後で足せばよいので分量はほんとテキトウ(笑)。
途中、味見をしてみましたが調度良さそうなので調味料は追加せずに完成。
冷めた方が美味しいので夕飯にご飯と一緒に頂きました。すんごく美味しいです。フキ独特の苦味がクセになるのですね。本当に美味しい。
この山フキなのですが、美味しいのはもちろん、身体にも良いらしいのです。高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、などがうたわれています。
特有の苦味を感じさせる成分とされる「アルカノイド」は新陳代謝を促進する働きがあるといわれているのと、血圧の上昇を抑える作用があるとされるカリウムが比較的多く含まれているらしいのです。とても嬉しい情報。
美味しくて身体にも良い山フキ。しかも完全無料。もうしばらく楽しむことにします。
おまけ
関係ないですが、今日のピヨ子。成長が早いのでブログの更新時に写真を載せることにします。怒っている顔が撮れたので(笑)。ではでは。
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